アンコールワットの遺跡を観光してきた丹沢サル観察し隊のT.Yさんから面白い写真が送られてきた。
サル(これはニホンザルと近縁なカニクイザルのオトナオスですね)が進入禁止の遺跡の門前で一心に何かを祈っているようだったと言うのです。で、彼の心を乱さないように近寄って撮ったのが上の写真です。
辺りに人影はなく静かな森の中の寺院の遺跡のようです。
サルだから遺跡の寺院の前でこのような姿勢でいるとT.Yさんでなくても祈っているように思いますね。
では、このサルは何をしているのかとというと、その格好から休息して目を閉じているところだと思います。ニホンザルでもチンパンジーでも樹の又に腰を下ろし、両手、両足を会わすようにして休息することがあります。周りに他のサルたちがいたらなら、群れ内でも順位の高いサルでしょう。周りにサルの気配がなかったらなら、ソリタリー(ハナレザル:群れから離脱して、他の群れに移籍する途中か、群れとは一見関係なく生活しているサル)で、気温30度で静かな森の中で眠くなったものと思います。
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