ウサギ形目動物も齧歯目の動物も、下顎骨はちょっと目には似ている(図1&2)。切歯が一対で、犬歯が無く、(前臼歯)・臼歯が並び、V字形の下顎骨だ。が、ウサギの臼歯は立ち上がる下顎枝の前で終わる(図1)。一方、ネズミ類は臼歯が下顎枝の内側に入り込む(図2)。
図1.左アナウサギOrictolagus cuniculusと右ノウサギLepus brachyurusの下顎骨と臼歯列
図2.スミスEothenomys smithiiネズミの下顎骨と臼歯列
下顎骨を斜め横から見ると、ウサギとネズミの側頭筋が着く筋突起aが形状が異なる(図3)。図3.左ノウサギと右スミスネズミの下顎骨とその名称
a:筋突起 b:下顎関節突起(頭)c:角突起 〇:下顎枝
ちなみにウサギ形目では原始的だと考えられているナキウサギOchotona - an overview | ScienceDirect Topicsでは(図4)、アナウサギやノウサギと大差がない。
図4.ナキウサギOchotona sp.の下顎骨(右)
暑いのでエア子の入れている。が、窓は開け放している。外からの風とエアコンの風が相まって柔らかな冷風となる。マクロン大統領がパレスチナを国として承認すべきと述べた。日本もすぐ賛成すべきだ!
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