昨日は5時半に家を出、水沢橋のゲート前に車を置き、奥野林道を歩いて姫次まで行こうと思った。が、大平キャンプ場跡から登山道を登っている内に12時を過ぎたのでそこでお昼を食べて戻ってきた。
帰宅は帰りの渋滞に合い18時を過ぎてしまった。帰宅後すぐ風呂に入って缶ビールを飲んだが、すぐウィスキーに切り替えた。夕食はすすまず、8時過ぎには寝た。が、右足の太腿が攣り痛くて目覚め、階下へ下りてアクエリアスでCa剤を一錠飲み寝た。が、3時頃今度は左足の脹脛が攣り目が醒めた。枕元のアクエリアスを飲むと攣りが治まり、ベットでスヌーピーの漫画本を見て寝入った。何と目覚めたのはカーテンから日差しが射しこむ8時を回っていた。
昨日歩いた距離は18キロを超えていた。奥野林道を往復したからだ。
7時半頃に車から離れ、奥野林道のゲート脇をすり抜ける。肌寒い、指無しの手袋をしているが、指が冷たい。ヤマユリが種子を包んだ大きな実になっている(図1)。
図1.7:58 ヤマユリの実
一台の車が追い抜いて行った。工事の人の車だろう。松茸山口の駐車場に工事用の車が置いてある(図2)。森林伐採の仕事の人たちだ。図2.8:15 松茸山口の駐車場
赤い車が追い越していく。馬ノ背を過ぎたカーブの所でキャタピラが付いた作業車と先ほどの赤い車がある。互いに何か話し合っている。赤い車の人がぼくにどこまで行くのか訊いてきた。ぼくは姫次です。あ!蛭ヶ岳の手前までです。っと応えると気を付けてと声がかかる。ありがとう!っと応えてぼくは黙々と歩みを進める。おー、リュウノウギクが朝の陽を受けている(図3)。こいつは可愛い!図3.8:21 リュウノウギク
左に本間ノ頭から蛭ヶ岳の稜線が見える平坦な道を歩く。ん?木の枝から雪のような白っぽい物が見える。雪が積もっているのか?双眼鏡で見ると雪だ!蛭ヶ岳の冠雪が見える木の枝が無いところで撮る(図4)。これだも風が冷たい訳だ。後から人の気配がするので振り返ると短パンに黒のスパッツを履きWストックの4、50代の登山者が、近づいてくる。すぐ追い越していく。すごいスピードだ。しかも軽やかだ。ぼくはフーフーと荒い息を吐きながら歩きながら歩いている。早く歩ける年齢が羨ましい。
図4.右奥の冠雪している山が蛭ヶ岳 クリックして拡大すると山荘が見える
犬を自由に歩かせ、手には大きなリュウノウギクの株をもったオジサンと擦れ違う。エー?リュウノウギクを引っこ抜いてきたんだ。駐車場に1台あった軽トラの荷台に犬用檻があったが、あの犬は猟犬なんだ。それにしても、、、、、。あ!先ほどのイヌの足跡だ(図5)。これはキツネの足跡の違いと区別するのに判り易い。
図5.9:32 イヌの足跡
林道歩きを終えて、登山道に入る道標がある大平キャンプ場跡に着く(図6)。コケ生した坂道を登って広場となり、そこから歩きづらい小石がごろごろした道を進むといよいよ大平分岐2.3キロへの道標だ(図7)。図6.9:36 ここのコンクリート坂道を登る
図7.9:43 大平分岐2.3キロの道標
薄暗い杉林の道を歩く。陽が当たる尾根に早く出たい。分岐まで1.8キロの道標だ(図8)。夏場はテンニンソウで覆われている湿った場所も、テンニンソウが枯れている。が、やはり湿っぽい。この寒さならヒルはいないだろう。だからぼくは今日この道を選んだのだ。休みたい。しかし、この辺りは冬でも休むような気持の良い場がない。が、休み台があるので、そこまで頑張ろう。情けなくなるほど足が膝が上がらない。あの短パン・スパッツの登山者はもう大平分岐を過ぎ、姫次辺りかな?
図8.10:14 分岐1.8キロの道標
ん?これはスギヒラタケだ(図9)!しかも一ヶ所だけでない。一杯ある!ザックを下ろし、座りながら採るためにアルミマットを切って作った座布団?を敷く。ナイフで切り取る。なるべく木屑を落としてビニール袋にいれる。アカモミタケ用にブランデーの空箱をザックに容れてきたので、袋ごと箱に容れ、潰れないようにする。余り採ると重くなるので、箱半分くらいにする。お昼が楽しみだ。このヒラタケを採るのに10分以上費やす。図9.10:28 スギヒラタケだ
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