昨夕6時頃、台所にいる連れ合いがたくさんのスズメが啼いていると、外に出ていった。戻ってきてスズメより大きな鳥が小田急線の架線の上に停まっていると云う。この鳴き声が聞こえない?っとぼくに云うが、ぼくにはまったく鳥の声は聞こえない。外に出ると、40メートルくらい離れた小田急線の架線の上の電線の上にたくさんの鳥が鈴なりになっている(図1)。高音部の音域が聞こえないぼくでも外にでると騒がしい鳴き声が耳に入ってくる。双眼鏡でみるとムクドリだ!電車が来ると一斉に飛び立ち(図2)、しばらくして舞い戻ってくる。
ムクドリが駅前広場の木に群れてとまっていたのを見たことがあるが、電線の上は初めてだ。この群れは1時間ばかりここにいたが、どこかのネグラを求めて飛んで行った。まー、ここでは電車が通る度に驚いて飛び立つのだから当然のごとく他の落ち着いた場所に行ったのだ。ムクドリという鳥は繁殖期は各ペアーは夕方に戻る巣なりの場所が決まっているが、ヒナが巣立ちして親たちと一緒になるともう特定の決まった場所には戻らずに集団で飛び回る。こんなに群れていると猛禽も近づけないだろう。
図1.電車の架線の上の電線にとまるムクドリ
図2.電車がくると一斉に飛び立つ
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