16日(水)の専門学校の今年最後の授業で、日本生息の食肉目の頭骨による分類・検索を行った。頭骨は、我家の廊下の棚にあったものをザックに容れて持って行った。
並べた頭骨は、イヌ亜目のイヌ科3属、クマ科1属、アライグマ科1属、イタチ科3属の8種と、ネコ亜目のネコ科1属、ジャコウネコ科1属、マングース科1属の3種であった。イヌ科はイヌ、キツネ、タヌキの3属である。イタチ科はイタチ、テン、アナグマ属の3種であり、もちろんカワウソやラッコの属は無い。
この日は、頭骨上面からの分類・検索だ。これまで、トガリネズミ目、齧歯目、翼手目、兎形目、鯨偶蹄目の科の分類・検索と属の分類・検索をやってきた。齧歯目や翌手目はほんの僅かしか手持ちの標本がないので、ネットや図鑑から拝借した写真を使った。
さて、机の上に並べている頭骨は誰なのか判るだろうか?
余りにも小さいので拡大しても無理かな? 先ずは、やってみて!
図1. 机の上に11種12個の頭骨を並べた
図2. 先ず、NSさんが、、
図3. そして皆集まった
この日は、図3の写真を撮った後、研修に行ってる女子1人を除いて9人が出席した。朝、10時40分からの2時限目の授業だが、朝起きられないようで来るのが遅い!
イヌ科の中でイヌ属の頭骨が一番がっしりしている。また、イタチ科は3属ともがっしりした頭骨だ。クマ科、アライグマ科、ジャコウネコ科もがっしりした頭骨だが、ネコ科やマングース科はキツネやタヌキと同じくらい華奢で骨が薄い。
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