5月8日に二の足林道・上弁天・大沢分岐・梅ノ木尾根・大沢林道を歩いた。歩いた距離はGPS上では12.3キロだった。見つけた糞はタヌキ糞は上弁天の手前の尾根と、大沢分岐から間もなくの梅ノ木尾根の2個であり、テン糞は大沢分岐から間もなく2個であった(図5)。
タヌキ糞1とテン糞1は二つとも柔らかく、水洗いすると黄色の汚水が流れ、茶漉しに残ったものは黄色の2~5mmの植物繊維が目についた。机の上で鉢受けの中の黄色の植物繊維を見て、始めは花弁かな?っと思ったが、黄色なので雄蕊であって、流れた黄色の汚水は花粉が溶けたものであろうと気が付いた。ツバキの花軸食いをしたものと思われる。タヌキは林床に落ちた花も食べたのかもしれない。
タヌキ糞2は古いものであったが、糞塊全てがサワガニの殻であった。この糞を除いて他の3個にはムカデが入っていた。但し、タヌキ糞1のムカデは小さかった。ムカデが活発に動き回っていると云うことだろうか?
しかし、テン糞2に関しては見つけた時にムカデを食べたものだと思ったが、その通りだったので嬉しい。これから、キイチゴの果実の種子やクワの種子、サクラ、ミズキ、ヤマボウシの種子がたくさん出てくることになるだろう。
図1. 9:36 タヌキ糞1
植物繊維(雄蕊?)、ムカデ2cm、砂泥(大半)
図2. 12:24 テン糞1
植物繊維(雄蕊?)、ムカデ頭部、甲虫外翅、羽毛、砂泥
図3. 12:34 タヌキ糞2
サワガニの外皮・肢
図4. 12:40 テン糞2
ムカデ2匹5cm+大8cm、砂泥
図8. 歩いたGPSの軌跡とタヌキ糞①・②とテン糞①・②の位置
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