小弁天の小ピークの辺りは見晴らしが良く(図1)、広く平でここで早めのお昼にしようかな?っと思った気持ちの良いところだ。このピークの手前でタヌキのタメ糞の中に凄く新しい糞の塊りを見つけて(図1)、授業用の動画まで撮ったのだ。
ピークから鞍部に下りて行く途中に、ヤマツツジが咲き(図3)、急なガレ場のような登りに片側にはヒメウツギが咲き(図4)、ツクバネウツギが咲いている(図5)。それらを両膝を着いて撮ったりしながら、木の根と掴んだり、岩の出っ張りに靴を乗せたりしながら右足を一歩上げては左手で木の根を探って掴んで、左足を木の根元に掛ける。伸ばした右手でロープを手繰り寄せて引っ張る。大丈夫そうだ。でも、ロープに体重の半分くらいでも掛かるのが怖い。そうやって、ようやくピークの弁天広場に辿り着いた(図6)。
東屋の近くの鞍部にやってきた。広場の低地に水溜まりがあるので、オタマでもいるかな?あるいは誰かのヌタ場になっているかな?っと思ったがただ水が少し溜まっているだけだった。白いムラサキサギゴケが幾つか咲いていた。
図1. 小ピークからの眺め
図2. タヌキのタメ糞
図3.ヤマツツジ
図4. ヒメウツギ
図5. ツクバネウツギ
図6. 10:43 弁天広場着
ここでようやくスポーツドリンクを飲む。この場で昼寝でもしていきたいような良い天気だ。ザックを置いて辺りをうろつく。ん?虫こぶだ(図7)。これは、コナラの木かな?そうするとこれはナラメリンゴタマバチが作ったコナラメリンゴフシと云うことになる。ここにもツクバネウツギが咲いている(図8)。
図7. コナラメリンゴフシ
図8. ツクバネウツギがここにも!
11時4分、見晴らし広場に辿り着く(図9)。この手前の道もロープがあるが、頼るのは怖いので、ロープを掴まずに木の間を登ってきた。
図9. 見晴らし広場
ここからは、大沢分岐手前の東屋でお昼を食べることだけを考えて歩く。正面に大山山頂がちらほら木の間から見える(図10)。以前はこの辺りでもガスストーブでお湯を沸かしてインスタントラーメンを食べたことがある。でも今は東屋へ向けてあるく。おー、この辺りはマルバダケブキが多いのだ(図11)!このキク科の植物は黄色い大きなタンポポのような花を夏につける。葉が柔らかそうなのでラーメンの中に容れよう。リスの巣材となったものが落ちている(図12)。
大きなサルノコシカケ(図13)があったので、手で押したがビクともしないので座ってみる。おー、座れる。本当に座れるんだ!サルが座っていたので名付けられたのは本当だろう。
図10.大山山頂が正面に
図11. マルバダケブキの葉
図12. リスがスギの樹皮を巣材にしたものだ
図13.11:27 座れる大きなサルノコシカケ
図14.メギの花が咲いている
図15. ムラサキサギゴケ
11時52分、東屋がない!取り払われている。どうしてだ?2,3年前に唐沢峠のところの東屋も取り払われてしまったし、まだまだ使えそうだったのに残念だ!降雨の時は東屋に座ってお昼も食べられるし、ありがたかった。
図16. 東屋が取り払われた
図17. 県の自然保護センターが解体したのだ
もう、がっかりでお昼の時間だが、素通りだ!大沢分岐に至るロープが架かる急な登りにやってきた。何だ?幼蛇だ!ジムグリだ!頭や背の模様が鮮やかだ(図18)!この幼蛇を撮っていると、上から誰か下りてくる。向こうもこちらの存在に気が付く。ぼくは立ち止まって彼が難なく下りれるように場を空ける。彼は、スイスイと降りて来て、ぼくと顔を見合わせてニッコリし、少し離れてから「弁天広場に向かう」と云う。ぼくは大声で、「ぼくはそこを登ってきました。気をつけて!」
図18.12:02 ジムグリのコドモ
12時17分、大沢分岐に着く。今日は、昼抜きだ!このまま梅ノ木尾根を下ろう!歩きだして間もなくテン糞だ(図20)。この続きは次回にします。これから動画編集だ!今朝、KingsoftのPresentationに動画を挿入するには、動画の拡張子を*.mp4から*.wmvに変換したらOKだった。嬉しい。もう、やったーという感じ!
図19. 大沢分岐で自動シャターで
図20.テン糞1 まだ、柔らかい
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