このクサボケはここに引っ越して来た時からあったが、蕾を見たのは初めてだ。すぐ側を走る小田急線の線路沿いの土手にも毎年真っ赤な花が見られるので、もともとこの土地に根付いていたものだろう。
この土地に根付いていたものにジエビネやヤマユリもあるが、ヤマユリはまだ線路沿いの土手に見られるがジエビネはもう見られない。
宅地開発によって我々が移り住んできたが、もともとあった植物は消えていく。以前は真夏の夜はクサキリのジーっと鳴く声が聴かれたものだが、そのような線路沿いのヤブはもうない。
人は生きているだけで自然を破壊している。
クサボケChaenomeles japonicaの蕾
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