昨日、専門学校で体験授業があり、学校へ行った。そこで、キリンの脚の骨標本を見ることができた(図1)。こんなに近くでキリンの骨を見たことが無かったので、自分の足と比べてみた。中足骨が長いが、大腿骨や脛骨は短い。つまり、大腿骨や脛骨が伸びるのと同じ程度に中足骨が伸びたのではなく、中足骨は他の脚の骨よりもより長く伸びるように進化した動物がキリンなんだ。
動物たちの中足骨は①踵を地面につけて歩くサル、②踵を浮かして歩くイヌ、③爪先(蹄)で歩くウシやウマなどの有蹄類は中足骨が他の脚の長さに比べて最も長くなっている。つまり、①→②→③の順に中足骨が他の脚の骨の長さに比べて長くなる。
③有蹄類の中でもキリンの中足骨が最も他の脚の長さよりも伸びている。
キリンのように中足骨が長いヒトがいたとすれば、巨大な足となり、靴は50センチをかるく超えるだろう。
図1.キリンの右後足の踵骨、距骨、中足骨、末節骨と指骨
図2.右靴の先はキリンの左大腿骨と脛骨
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