このところ寒い日が続いているので、先ほど外のデンドロビュームを取り入れた。茎の間に挟まった木の葉を取り、枯れた茎を切り取る作業に1時間以上も費やした。昨年の茎には花芽が膨らんでいる。
革籠石山を過ぎて、杉林の階段のある登りを20分くらい行くと壊れたシカ柵の扉を潜って下の道標と看板と休み台があるところにくる。
革籠石山を過ぎて、杉林の階段のある登りを20分くらい行くと壊れたシカ柵の扉を潜って下の道標と看板と休み台があるところにくる。
9:27 仏果山まで0.8キロまできた
休み台の上の水が氷っていた。ここはまだ0℃前後なんだ。冷える筈!
休み台の上の水が氷っていた。ここはまだ0℃前後なんだ。冷える筈!
上の道標の前の看板 サワラ・ヒノキ・スギの葉の絵が書かれている。
9:34 上の場所から歩いて間もなく、もう全てがマメガキの種子と果肉・果皮と思われるテン糞を見つける。もちろん拾う。
9:34 テン糞3
9:38 以前、もう20年くらい前?イヤもっともっと前にこの看板「丹沢山塊東辺のみち」の裏側(県道64号線側)の崖を巻くと修験者が加持祈祷したと思われる少し窪んだ場所が神棚になっていて、小さな三方があったり、お神酒?が置かれていたが、それはどこだったかな?
少し、探したが若い時のように身軽ではないので、諦めた。
9:38 謂れの看板
9:42 馬渡バス停まデ3.2キロの道標がでてきた。正面には仏果山の展望台が見える。細尾根なので慎重に歩く。
9:42 仏果山まで0.5キロ
今日は、尾根に出てからずーっと下の採石場からのトラックの音が聞こえていた。が、素晴らしく見晴らしの良い所にきた。
大山や蛭ヶ岳が見える。西に沈むお月様が見える。
大山や蛭ヶ岳が見える。西に沈むお月様が見える。
大山山頂には鉄塔が突き出ているので目印になる
9:52 東から遠望する蛭ヶ岳の山頂付近は禿山のようで、双眼鏡で覗くと山頂の山荘が目印になる。
半原側の崖にリュウノウギクが朝日を浴びていた。この辺りの尾根は狭いし、オーバハングしている箇所もある。ここを歩いて初めて足元が怖いと思った。で、ストックを短くして仕舞おうと思ったが、左手に二本のストックを持ち、右手で岩の端をしっかり抑えて3点は確保して登った。
9:54 リュウノウギク
細い岩場には太いロープが張ってあるが、ぼくはどうもこのような人工物を頼りにすることが出来ない。もっとも安心なのは生きている木の幹や根だ。これらを片手でもしっかり握れると安心だ。
岩場を登りきって少し歩くと仏果山登山口バス停・仏果山・土山峠の三叉路となる道標が出てくる。
10:06 宮ケ瀬越への道標 ぼくの姿が影となっている。
仏果山山頂で、コンロを出してお湯を沸かしているいると、70代の男性登山者がザックも担がない身軽ななりでやってきた。展望台に5分くらい上がっていて帰っていった。
10:23 ブランチのインスタントラーメンとサンドイッチ
生卵をラーメンに割入れようとして、割ったら何と手に残ったのは卵の殻だけで、白身と黄身はそのまま下の枯葉に吸い込まれてしまった。無念この上ない。でも、醤油ラーメンは旨かった。
10:39 展望台への階段のところで
写真を撮り終えてザックに荷物を詰めていると、女子一人、男子二人が登ってきた。3人とも単独行の人たちだ。女子が「こんにちは!」っと声を掛けてくれる。「こんにちは!」と応えるが、定年退職したと思われる男たちは無言!
10:54 山頂をでて間もなく新しいテン糞を見つける。マメガキの種子?っと思ったが違う。う?何だ、ケンポナシでもないし、、、。調べるのが楽しみだ!
この糞を拾ったので何だか嬉しくなる。
10:54 テン糞4
おー、また、あった!っと写真を撮っていたら、先ほど山頂であった男性が降りてきた。道を譲ると「何か面白いモノでもありましたか?」と話してくる。「テンの糞です」と応えると「ん?逃げたテン?飼われていたテンが逃げたんですか?」、「????、イヤ、野生のテンです」、「エ?野生のテンが仏果山にいるんですか?」「自分は山を歩いてシカの食害状況を見て自然保護センターに報告している」と云う。そして、丹沢は如何にシカが多く、シカの食害が酷いかと云うことを話してくれる。
10:59 テン糞5
仏果山登山道口に降りるまでに、登ってくる単独行の男性二人、男女ペア一組と出合う。仏果山は人気がある山なんだ!風が冷たいが久しぶりの晴天なので気持ち良い探索行だった。
土山峠(7:17)からの革籠石山・仏果山・大棚沢駐車場(12:04)まではGPS上で約7キロで、約3時間かかった。もっともお昼に山頂で40分近く費やした。お昼にゆっくり時間を使って休んだせいか翌朝になっても太腿が全く痛くならない。
2 件のコメント:
福田さま
修験者が加持祈祷したと思われる少し窪んだ場所が神棚になっていて、小さな三方があったり、お神酒?が置かれていた、、、、その場所は経ヶ岳から10m位半原越えに下った登山道の左手の大きな岩の崖側では??
それとも他にあるのでしょうか??
何か面白そうです!
やまぼうしさんへ
え!そうでしたか?
経ヶ岳の近くでしたか?
ぼくの思い違いだったのかな?
1970年代の初頭、宮ヶ瀬ダムが作られると云うので、霊長類研の川村俊蔵教授共に札掛けから仏果山・経ヶ岳を含む東丹沢のサル調査を2年間くらいしたことがあります。その頃はまだ、採石場はあれ程山を崩してはいなく、仏果山と革籠石山間の尾根をサルも半原側から採石場側へ降りたので、サルについて岩場の斜面を立ち木につかまりながら降りたことがあります。その時に、見かけたと思ったのですが、、、、。
実は、その後、仏果山に登った時、いつも気になって「どこだったかな?」っと思っておりました。
経ヶ岳に行って確かめたいです。見るとぼくが見た気になっている場所と同じ場所かどうか分ると思います。
ぼくの長年の思い込みかもしれません。
教えてくれて、感謝です。
今日は、丹沢実習で土山峠・辺室山・煤ケ谷と歩いてきました。
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