「特定秘密保護法反対」

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原発不要・核廃絶


2018年12月20日木曜日

今年最後の丹沢実習 The Last Tanzawa Outdoor Practice of This Year

昨日は専門学校の今年最後の丹沢実習だった。
土山峠・辺室山・物見峠・煤ケ谷と歩いてきた。
土山峠でバスを降りて、8時38分に歩き始めてから煤ケ谷・道の駅前のバス停に着いたのは13時41分であった。殆んど5時間で歩いたことになる。ちょっとこんなに早く歩けるとは思っていなかった。
実は、昨日は急いで歩いたのだ。帰りに我家に寄り頭骨を見てもらうことを実習に組み入れたからだ。
何と日没前に我家に辿り着いた。Mさんの膝が心配されたが、彼女は問題なかったが、帰路C君の膝が痛くなってしまった。

土山峠からの階段を登り始めてC君がサル糞を見つける。ぼくは見落としていた。サル糞はここばかりでなく、登山道にいくつか散在していた。群れが歩いたのだ。
ぼくはこの糞が今の時季の冬芽食いのオニギリを重ねて並べたようなサル糞の特徴だ!っと写真を撮りながら説明。
8:43 サル糞
階段を登り終えて尾根に辿り着くとタヌキ糞だ!
8:50 タヌキのタメ糞1
 今日は登山道沿いにある常緑広葉樹を全て覚えようと、ぼくが先頭に歩きながらストックで木を指し示し、ミヤマシキミ、シキミ、アセビ、シロダモ、そしてオニシバリと何度も、何度も繰り返す。
 9:21 503ピーク付近のミヤマシキミ
9:37 Mさんが弱ったナナフシを見つけてくる。
先週、仏果山に登った時も死にかけたナナフシを見つけたが、ナナフシは何故こうやって霜が降りているような時季にも越冬しないでいるのかな?ネット検索したらナナフシの仲間は十数種類もいるんだ。
ナナフシは「鳥に捕食されても生き残る?!」https://www.eurekalert.org/pub_releases_ml/2018-05/ku-4052318.php
という報告を見つけた。果実の種子のようにナナフシそのものが捕食されることによって卵が鳥によって遠方に分散されそこで孵化して幼虫になるというものだ。貧弱な移動能力のナナフシが子孫を分散させる戦略のようである。凄いねぇー!もっとも食べられることに拠って寄生主を代える寄生虫もいるわけだから、、、、、、。
10:01 全員が辺室山山頂に到着
予定よりも早く、辺室山山頂に到着し、物見峠でお昼を食べる予定が実現しそうです。山頂からはカモシカに遭うチャンスがあるので、静かに歩くように伝える。
10:23 タヌキ糞2
10:33 これはイノシシ糞だろう。拾う。
10:37 テン糞2
何と、祠の峠には10時50分に辿り着いて、ここは陽が当たり温かいので、ここで早めのお昼にする。お昼時間は11時40分までとする。
50分のお昼タイムだ。H担任はガスストーブでお湯を沸かし、皆に熱々のウィンナーソーセージを1本づつ御馳走してくれる。ぼくもストーブを持って来ようかなと迷ったが時間がないだろうとオニギリと茹でタマゴを持ってきただけであった。熱いウィナーソーセージは実に旨い。
オニギリ二個を食べたので、鍋嵐方面への鞍部に降りる。そこにはタヌキのトイレがあるからだ。やはり、あった。
11:26 タヌキ糞3
タヌキ糞を拾ったので、そこから高畑山方面の遠景を取る。晩秋の景色そのものだ。
11:28 遠景
 皆のところに戻ると、Hさんは今度はガスでお湯を沸かしコーヒー、紅茶、ココアを振舞ってくれる。熱いものは旨い!ぼくは甘いコーヒーを飲んで生き返る思いだ。やはりこれからはガスストーブを持って来よう。さぁー、出発だ!
11:40 お昼を食べた祠の峠で
11:52 タヌキ糞4

11:54 タヌキ糞5
物見峠は写真を撮っただけで素通りだ。もう、15時4分の煤ケ谷発のバスには絶対間に合うと確信する。
11:56 物見峠で
物見峠からの道で、C君の左膝が痛くなる。Mさんは大丈夫のようだ。ぼくは幸い、登りを少し抑えたのでまったく大丈夫。いつも下りは膝が痛くなるがどうして痛くならないのかっと思うほど大丈夫だった。下りは、膝の痛いC君が先頭に歩いてくれたので、ゆっくり降れたせいかもしれない。
三峰からの登山道との合流地点で小休憩をとる。上から男性の単独行者が降りてくる。こちらが「こんにちは!」っと声を掛けたのに返事をしてくれないで降りていく。
この事で、山では人に会ったら必ず挨拶しよう。挨拶によって互いの警戒していた気持ちが無くなるからだ!特に男でも他の男に会うと怖いものだと話す。ましてや女子では知らない男に会うのは怖いだろう。だから、挨拶が互いの警戒感を失くしてくれる。
しばらく下っていくと、間伐をしている山の仕事をしている3名に出合う。互いに、こんにちは!っと声を掛け合う。
12:31 テン糞3
12:33 テン糞4 またまたC君が見つける
 テン糞を拾っているとMさんからこの白い樹皮の木は何ですか?っと訊かれる。鈴木庸夫、高橋冬、安延尚文著「樹皮と冬芽」誠文堂新光社の図鑑を捲って、エノキかなっと絵合わせをしたが、どうかな?
12:37 この白い樹皮の木は何?
2012年1月にやまぼうしさんとk-taさんとで坂尻から登ってきた時に出た道標の前を通過する。
12:45 この道標の後ろを尾根道そって昔の登山道がある。
13:00 テン糞5 マメガキの種子のみなので拾わず
13:05 テン糞6
13:15 前を行くC君とM.T君
13:24 12:45の道標のところから旧道はこの道標のところに出る。
もう、煤ケ谷に着いたも同然だ!ここからすぐ沢を渡ってシカ柵の扉を開けて煤ケ谷の集落だ。
最初に住宅の人からどちらから?っと訊かれる。土山峠・辺室山・物見峠と来ましたと答える。
煤ケ谷バス停には13:37分に到着だ!14:04分のバスなので「道の駅清川」がある次のバス停まで歩く。
煤ケ谷バス停前の4人
予定よりも1時間以上も早く、このバス停に辿り着いたので一安心だ!連れ合いに16時には学生たちとともに帰宅するとメールだ!
今年最後の丹沢実習が晴天であり、無事終わって一安心だ。ただ、H.Y君が体調を崩して来れなかったのが残念だ。

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