16日の午後、釧路空港の屋上展望台から見た煙を吐く雌阿寒岳。
7月28日に雌阿寒岳の噴火警戒レベルが2となり、火口周辺規制がされていた。
ぼくが釧路に行った13日の午後2時に、噴火警戒レベル1となり、火口周辺規制が解除された。
火口周辺規制が解除されたとはいえ、写真のように煙が舞い上がっている。
ぼくが数年前登った時の様子の煙とは違う。
雌阿寒岳ばかりでなく、今、日本列島は火山活動が盛んになっている。
ぼくらは先祖代々火山列島に住んでいる。
火山爆発、地震、津波、台風、さらに集中豪雨や竜巻などによる自然災害といつも背中合わせの生活をしている。それらの災害があるからこそ、ぼくらの日本人の自然観や人生観などの思想の一部が形づくられている。
火山爆発、地震、大津波などの自然災害を工学的に防ぐのは不可能に近い。
でも、これらの災害を防ぐことはできなくても、可能な限り最小限に食い止めることができる。
どんなに酷い自然災害でも、ぼくらの祖先は、すぐ立ち上がりやり直してきた。
しかし、原発の被害は、土壌や海が汚染されているのですぐに立ち上れない。
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