先日のShirokaze君との仏果山の帰路
前を歩いていた彼は立ち止まって、ぼくの方を見ている。
「これ!あ!糞ではなかった!」と手に取ったものを捨てようとした。
「これ!あ!糞ではなかった!」と手に取ったものを捨てようとした。
「見せて!」と手渡してもらう。
ほとんど、短い毛の塊だ。
彼にこれは鳥たちが消化できないものを吐き出したペリットだと説明する。
「ほら、これは爪だ!」
このまま、ウンチを容れる小袋に入れて持ち帰る。
昨日、慶應の2限目の授業から戻り、毛の塊を大きな鉢受けに置いて、
二つのピンセントを使って、塊をほぐし、毛を取り除いていった。
彼にこれは鳥たちが消化できないものを吐き出したペリットだと説明する。
「ほら、これは爪だ!」
このまま、ウンチを容れる小袋に入れて持ち帰る。
昨日、慶應の2限目の授業から戻り、毛の塊を大きな鉢受けに置いて、
二つのピンセントを使って、塊をほぐし、毛を取り除いていった。
ネズミのような小型哺乳類を食べて、消化できない物を吐き出したのか?
毛を除くと、下のものが残った。
左は小動物の下顎骨と臼歯だ。右の〇で記したものは爪だ。
モグラの下顎骨と臼歯であり、〇の爪はモグラの前脚の爪である。
フクロウ(多分)は一匹分のモグラを食べ、毛と骨などをペリットとして吐き出したのだ。
哺乳類の糞からはまだモグラと判断できるものが出てきたことがない。
やぁー、しかし嬉しい。歯を見てモグラとすぐ分かったのが嬉しい。
もちろん、手持ち標本のモグラと見比べている。
骨や歯の研究を専門にやっている者なら見ただけですぐ判るのだろう。
その域に達するようになるのはいつのことか?
6 件のコメント:
風が強く部屋にこもってます。
モグラの臼歯、やはり肉食のものですね。新鮮な驚きです。
しかしモグラ、小さくないのに頭や手までバリバリと骨ごと飲み込んでますね。
フクロウの可能性が高いですが、ノスリ、クマタカもあるかも。
ノスリ、フクロウあたりで体重が1,5キロぐらい。モグラが300〜400gとして体重の1/5〜。
一匹丸々はありですね。
間違いでした。
アズマモグラあたりで50〜150gぐらいらしいです。
過去に見たのがとても大きく感じ、300g以上だと思ったのですが、勘違いみたい。
今日は、朝、雨が降っていたので、ぐずぐずしていて、とうとう6時を過ぎてしまい丹沢へ行けず。
7時頃連れ合いが起きてきて、奥湯河原に行こうという。
西湘バイバスを走った。
強風で、車体が揺れる。
真鶴駅前を通り、連れ合いにあそこの店でtake隊員たちと呑むんだと大松を指す。
海を見ながら走っている時は、こんな強風の日にも、take隊員は海に出ているんだろうか?と話していたんですよ。
連れ合いが奥湯河原と云ったのは、紅葉であった。でも、この強風で大方散ってしまっていて、ダメ。
フクロウは巣の近くにペリットを吐き出すようですが、本当だろうか?
フクロウのペリット! 最近、なんとか近所で発見できないだろうかと思案しておりました(探してません)。うーん、見てみたいですね。そういえば、NHKでノスリが地中のモグラをハントする映像を流していましたね(テレビがないのに知っている)。明らかにヤラセというか、セットでしたが。
エ?近所で?
と云うことはフクロウの鳴き声を時々聞くことがあるんですね。
そんな環境の良い所にお住まいなんですね!
羨ましい!
ええ、多摩丘陵は住宅地に囲まれた雑木林にけっこう生息しているようです。夏に、若鳥が住宅のアンテナからアンテナにふらふら飛んでいるのを見ることがあります。
コメントを投稿