昨日、「野生生物探検隊」の突然の新年会があった。
湯河原の林道周辺を歩きながらの自然探索である。
下の写真はノウサギの典型的な食痕である。
この食痕、地面から50センチくらいのところにある。
辺りには、ノウサギの食痕が新旧含めていくつもある。
一見するとナイフかナタで切ったような痕だ。
しかし、この痕をしっかりみると、横に齧ったような二筋の歯の跡がついている。
他の切り痕も横に齧った痕がついている。
ウサギは首を横に曲げて噛み切ったのだ。
考えてみれば長い枝を縦に切り落とすことは不可能だ。
野生生物探検隊のこの新発見、新知見で大いにもりあがった。
もちろん、ノウサギの他のフィールドサインの糞もある。
キツネ糞も見つけ、骨をもちかえる。
アナグマの穴は奥がどのような迷路になっているのか?
リスのエビフライの食痕 だ!
イヌツゲの葉が綺麗に噛みとられている。
リスではなく、ムササビのしわざということになった。
空を見上げると飛行機雲と月、5時ちかくになっていた。
あとは、真鶴駅前のお店で恒例の呑み会。
take隊員の奥様の湯河原文学賞を祝う会ともなった。
おめでとう!
2 件のコメント:
ウサギの食痕、私には新知見でたいへん驚きました。
あんな太い枝や松の葉までも食べちゃうのですね〜。
ムササビの食痕としたものもいまだ不思議です。
これは全部を一度か二度ぐらいで食べたもののようで、まずリスでは考えられないこと。
山グワの小さな実を両手で持ち、ガジガジと1分もかけて食べるのだから、ちょっと想像できないですね。
やっぱ、ムササビがいるのかな〜?
キツネ、タヌキ、アナグマ、テン、サル、イタチ?ウサギ、イノシシ、アカネズミ、ハタネズミ、ヒミズ、さらにムササビ、モグラがいて、シカの骨は説明つかないし、、、。
太い、サンショウの木や、アセビの大木、ヒメシャラ?ナツツバキ?リョウブ、そしてあの渓流釣りの竿に良いササの群落。
いっぱい、ネズミの仲間がいそう。
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