食肉の偽装が再びおこった。
この社長も部下に責任を押し付けた。
日本の多くの会社は規制緩和、自由化の波に乗って
経営者たちの資質が非常に悪化しているように感じられる。
会社で働く者たちの大半を派遣やパートなどの不正規労働者にして、
会社の儲けだけをはかる。
会社は労働者と資本家とが一緒になって良いものをつくり出していくシステムだ。
良い人材がなければ良いものを消費者に提供できない。
それが、会社は経営者だけのもの、あるいは株主だけのものになってしまっている。
働いている人材は、補充が効く。日本では人件費がかかるからと途上国へ出ていく。
国際化、グローバルな社会という掛け声の下に、
経営者、株主は良いものを消費者に提供しようなどとは少しも考えていない。
安いものを沢山提供するだけで良いと考えているようだ。
会社の担い手の労働者が不当に安く使われ、すぐ首を切られる状況からは
素晴らしい、技術を後輩に伝え、会社の財産にしていくということができない。
アメリカが日本に対して多くの制度における規制緩和を求めて、日本政府がアメリカの言いなりになってからもう、かなりの年月が過ぎた。
国鉄の民営化による地方路線の廃止による、地方の衰退が生じるのは火を見るより明らかで国民は目を醒ますべきだったのに、、、、。
多くの面で、日本の会社のトップと言わず、日本の劣化が進行している。
早く、目を醒まして欲しい。
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