「特定秘密保護法反対」
「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!
自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。
原発不要・核廃絶
2016年3月18日金曜日
2016年3月16日水曜日
コブシだ! It's the flowers of cucumber tree!
昨日、GPSを持って、散歩した。
境川沿いの土手に日大の生物資源学部の演習場がある。そこの端にコブシの木が一本ある。
そろそろ咲いているだろうと向かうと、この木の樹高は高いので、遠方からでも白い花がたくさんついているのが判った。
40年くらい前にこちらに引っ越してきたときは、近くの地元の農家の庭の周辺には必ずコブシの大木があり、この時季には白い花が楽しめたものだ。が、今は、ぼくと同じように移り住んできた人々の庭に刈り込まれた小さな背丈のコブシを見るくらいになった。
コブシやモクレンは大きな屋敷の大きな庭に高々と咲いているのがコブシらしい。
キンシコウ調査でお世話になった秦嶺山脈の麓の楊さん宅に小学校低学年の女の子がいた。
名前を暁風といった。Xiaofeng(シャオフン)という音が耳に心地良かった。
毎朝、暗いうちから起きて大きな声をあげて本を読んでいた。学校の成績が良くて飛び級で進級し家族とは離れたところで寄宿生活をしながら学校に通っていた。
夏休みは家族の元に帰ってきた。2012年8月に行ったときも戻ってきていた。
その時はもうお姉さんになっていて、西安の外国語大学で英語を学び、日本語も勉強していた。
そのシャオフンからe-maleがきた。
2年前に大学を卒業して、今はDHLエクスプレスの北京支店に勤めているが、夜勤で身体を壊したので、4月になったら会社を辞めるようだ。
1、2年したら日本を訪れたいようなので、家族で歓迎すると返信した。
彼女はぼくのことをGrandfather Fumio と呼ぶ。
彼女の家の前庭にも大きなコブシの木があったのを思い出した。
2016年3月14日月曜日
樹皮に残された歯型 The toothmarks which remained on the bark.
先日の3月8日の湖岸林道から宮ケ瀬尾根まで登る途中に折れた枝が斜面に落ちていた。
その樹皮を剥ぎ取って食べた動物がいた。なお、この木は樹皮の色と冬芽からウリハダカエデかなと思う。
下は、全体を撮ったものだ。
上の方は斜めに剥ぎ取られてor齧り取られている。
しかし、すぐ下は幹に沿って縦に齧り取られている。
さらにその下では、何故か幹に沿って横に齧っている。
一頭の動物がこの枝の樹皮を齧り取って食べたのだが、幹に対して①斜め、②縦、③横の各方向から歯を当ててている。もちろん、歯型は下顎の歯の痕だ。
150センチくらいの長さの枝をこのようにさまざまな方向から齧ったということは、
この動物は一か所にいてあまり位置や体勢を変えずに首だけ動かして食べたということだろうか?
ぼくらなら、食べやすい方向があるから、食物をそのように両手動かして食べやすいように持つ。
しかし、この動物はどうも首だけ動かして食べたんだ!
この動物は10円玉の10の大きさと比較すると判断できますね。
2016年3月13日日曜日
ショカツサイ(オオアラセイトウ)の花が咲きだした。 The flowers of Orychophragmus violaceus has begun to bloom.
庭のショカツサイの花が咲き始めている。
この花を見ると、春休みが始まった2月にキンシコウ(金絲猴)調査で、秦嶺山脈の山麓に行ったことが思い出される。雪がまだ降る谷間を歩き回ってキンシコウを遠方から観察し、帰りには「これが桃源郷か!」と思われるように山々が桃や桜の花々で雪洞の明かりが灯ったようになる。
そして、牛や山羊の糞が転がる山道沿いには、このショカツサイの花が咲いている。
そのショカツサイの薄紫色の花が咲き始めている。
このところ寒く、冬に戻ったように思ったりするが、地球はちゃんと公転をしているんだ。
これからあのうだるような夏が間もなくやってくるんだ。
昨日は、終電車で24時半頃自宅に辿りついた。
飲みたいのに飲むのを控えた。今年、23、4歳になる卒業生たちだった。
西表島でカヌーガイドをやっていたK君が南アへ語学留学するので集まったのだ。
英語をしっかり身に着けて外国人にも西表島や日本の自然のガイドをしたいようだ。
このクラスには昨年、青年協力隊員としてモザンビークに行ったY君がいる。
名刺を交換し合い、互いに刺激を受け合っている。
こちらももう少し頑張ろうという気持ちなった。
2016年3月12日土曜日
フィールドサイン 糞 Field signs:Dropping (Scats)
3月8日の土山峠・宮ケ瀬尾根で見つけた哺乳動物の糞についてアップする。
2、3日前と思われるサル糞が仏果山登山口から土山峠までのバス道路や土山峠からの湖岸道路沿いにいくつもあった。
①10:03、サル糞
冬芽と樹皮を食べたものだ。
②10:11、テン糞
湖岸道路のサル糞の近くにあったので、サル糞かと思った。
クマヤナギの種子が浮き出ている。洗うとたくさんのクマヤナギの種子の他にクマノミズキの種子が2個出てきた。さらに、エビヅルの種子が12個あった。
テンが落下して枯れ葉に埋まっている果実を探し出して食べたのだ。
それともまだ枝に残っている果実を見つけて食べたのだろうか?
③10:14、テン糞
明らかに、マメガキを食べた糞だ!
④10:59、タヌキ糞
沢から宮ケ瀬尾根につづく尾根を登っていると、タヌキ糞だ。どれを持ち帰ろうか迷ったが、一番上に乗っている糞塊を拾った。
キブシの種子の固まり(果実の中身)、オオウラジロノキの果皮、15ミリ四方暑さ4ミリの骨片、哺乳類の3-6センチの毛、5-10ミリ四方の軟骨2個。
骨片の大きさと、毛から考えてカモシカの死骸を骨まで食べたようだ。
⑤11:05、カモシカ糞
東丹沢ではシカの個体数調整のための射殺が行われているせいか、シカに遭遇しなくなったばかりか、シカ糞も見なくなった。さらには、カモシカ糞はよく見るのにこのところカモシカにも遭わなくなった。射殺の影響で人を警戒するようになったのだろう。
⑥11:37、タヌキ糞
キブシ種子、ケンポナシ種子5個、多数の土壌動物の外皮、外骨格、脚、翅
⑦11:59、タヌキ糞
マメガキ種子8個、サルナシ種子、昆虫脚、腐葉砕片、土砂
それにしても野生動物たちの食物は貧弱だ。
テンが落下した果実食いを本当にしているのかな?でも、そうとしか考えられない。
テンが林床の枯れ葉をかき分けながら、まるでアナグマかタヌキのように食物を探すこともあるんだ。
下の地図は、今回歩いたGPSの軌跡図。①~⑦は上記のそれぞれの糞の位置だ。
大棚沢駐車場から土山峠まで歩き、そこから湖岸道路に沿って清川トンネルに通じる山道に入って、ストックをヤマアカガエルの卵塊があった場所に忘れきたことに気が付き戻る。
で、今度は気が変わり岩のピークに通じる尾根を登ったのだ。
また、今夜も卒業生たちとの呑み会に誘われている。一昨日は飲み過ぎた。
下の地図は、今回歩いたGPSの軌跡図。①~⑦は上記のそれぞれの糞の位置だ。
大棚沢駐車場から土山峠まで歩き、そこから湖岸道路に沿って清川トンネルに通じる山道に入って、ストックをヤマアカガエルの卵塊があった場所に忘れきたことに気が付き戻る。
で、今度は気が変わり岩のピークに通じる尾根を登ったのだ。
また、今夜も卒業生たちとの呑み会に誘われている。一昨日は飲み過ぎた。
どれだけ、吞まないようにできるかだ!飲む量を抑えなければダメだ!
ウィスキーをちびりちびりやろう。
ウィスキーをちびりちびりやろう。
2016年3月11日金曜日
2016年3月10日木曜日
キハダの樹皮を齧ったのは誰か? Who did debark follen branches of Amur corktree?
8日に土山峠から宮ケ瀬を歩いた時の続きです。
土山峠から湖岸道路、宮ケ瀬尾根、堤川林道ではカモシカの糞や樹皮を齧った食痕が多くの場所にあった。宮ケ瀬尾根から堤川林道の終点に下りてきたら、時々見かけるカモシカ撮りの人が椅子に座って三脚に望遠レンズをセットして辺室山の斜面を見ていた。
今回は、いくつかあった樹皮食い痕の一つをアップしたい。
沢に入って間もなくだった。キハダ独特の強い臭気が辺りに淀んでいた。
今回は、いくつかあった樹皮食い痕の一つをアップしたい。
沢に入って間もなくだった。キハダ独特の強い臭気が辺りに淀んでいた。
始めは「ン?何の臭いだ?」っと思った。
が、すぐ樹皮が剥かれたキハダの黄色の枝が目に飛び込んできた。
が、すぐ樹皮が剥かれたキハダの黄色の枝が目に飛び込んできた。
それにしても、すごい刺激臭だ!
これは、誰が樹皮を齧ったのだろう?誰だとおもいますか?
倒木の樹皮を齧って食べる動物は、ハタネズミの仲間、ノウサギ、シカ、カモシカが思いつく。
下の10円玉の左側に枝に対して横に並んでいる歯型を見てください。
歯型の痕の長さはコインの直径くらいあります。この歯型の長さは一噛みでついた痕です。10円玉の直径くらいの長さの一噛みができる動物はネズミやウサギたちではありません。
大きな口を持った動物であることが分かります。哺乳類が物を齧る時は、上顎で抑えて下顎を上顎にスライドすることになります。これは下顎の切歯をスライドさせた痕だとわかります。
どれも10円玉の数字10の0の横幅と同じ位ですね。
もう、お分かりですね。
そう、これは、、、
カモシカの下顎の第一切歯の幅です。もし、このキハダがシカに食べられていたらなら歯型の幅は10円玉の数字10の横幅と同じかさらに広くなります。つまり、シカが食べたら歯型の幅が倍ちかくになります。
でも、ここはこういう横に齧った痕がついているが、枝の縦方向に樹皮を引き裂いたような痕も多くあります。カモシカは先ず、上の10円玉が写っている写真では、左から下顎の切歯を当てて枝の縦方向に齧って樹皮を噛んだままぐぃーっと樹皮を右の方向に引き剥がして食べたのだと思います。
10円玉の横(写真では縦)に残っている歯型は、後で残った形成層の部分をコソゲ取ったものだと思います。どうでしょうか?
2016年3月9日水曜日
タマキクラゲをスクランブルエッグで食べたよ! Have eaten the Jew's-ear fungus with scrambled eggs in the morning!
湖岸道路から沢に入り、途中から斜面を登って尾根に出て宮ケ瀬尾根を目指していた。
お!タマキクラゲだ!
これは土で汚れているし、写真だけ!
3,4メートルくらい尾根を登ると、再びタマキクラゲが枯れ枝に着いて落ちている。
近く寄って撮る。この時に、持ち帰って食べようと思う。
ここに写っているタマを全部採って、ビニール袋に容れる。
昨夜寝る前、思い出してザックから取り出し洗う。洗いながらどうすると美味いかなと考える。
このタマキクラゲそのものはただプニュプニュするだけで味も香りもない。
今朝、冷蔵庫に容れていたタマキクラゲを卵と刻みネギと塩、コショウでスクランブルエッグにしてみた。タマキクラゲがプチプチとフライパンで熱せられて弾く音がおもしろい。
食べてみると、卵とタマキクラゲの区別ができない。ただ、スクランブルエッグでタマキクラゲを食べた感じがしない。半分は残してあるので、今夜は三杯酢で食べてみよう。
今朝、冷蔵庫に容れていたタマキクラゲを卵と刻みネギと塩、コショウでスクランブルエッグにしてみた。タマキクラゲがプチプチとフライパンで熱せられて弾く音がおもしろい。
食べてみると、卵とタマキクラゲの区別ができない。ただ、スクランブルエッグでタマキクラゲを食べた感じがしない。半分は残してあるので、今夜は三杯酢で食べてみよう。
もちろん、連れ合いは食べないだろう。
明日は、上野の居酒屋で卒業生たちとの呑み会がある。次いでに国立科学博物館で恐竜の腸骨・座骨・恥骨のあたりを見てこよう。
明日は、上野の居酒屋で卒業生たちとの呑み会がある。次いでに国立科学博物館で恐竜の腸骨・座骨・恥骨のあたりを見てこよう。
フサザクラが咲き始めていた! The flower of Euptelea polyandra has started to bloom!
この赤い花がこれから伸びて垂れ下がるのだが、今日は恐らく赤い花弁がもっと垂れ下がって花が咲いたことになっているだろう。
この花が咲くと、熱湯を通して三杯酢で食べたら美味そうなのだが、まだ一度も試していない。
この辺りの山麓は先週の「本間の頭」辺りとは違ってすっかり春めいた感じがする。
湖岸道路から沢に入ったら、ムカゴネコノメが咲いていた。
ハコネシダも周りのコケも水を含んでいきいきしている。
標高が高い方はまだまだ春が遠いが、標高300m前後ではアカガエルが卵を産み、フサザクラが咲き始めて、春がすでにやってきている。
2016年3月8日火曜日
ヤマアカガエルの卵 The eggs of montane brown flog.
今日は大棚沢の駐車場に車を置いて、土山峠に向かい、宮ケ瀬尾根を歩いてきた。
林道の水溜まりにヤマアカガエルRana ornativentrisの卵がいくつかあった。
どうして、ヤマアカガエルは水がすぐ干上がってしまうような、このような不安定な水場に卵を産むのだろう。干上がらない条件の良い場所は10メートルも下れば宮ケ瀬湖があるのだ。
林道を走る車にも轢かれてしまう。
ぼくは、卵を20個くらい塊から引きはがしてペットボトルに容れた。
16時に帰宅し、すぐ庭の水鉢に移した。この鉢は昨年、知人よりもらったものだが、
庭の地面に埋めて池のようにしたいが、それだけの穴を掘るのが意外に大変なことが分かり、今はそのまま庭に置いたままにしているので、雨水が溜まっている。
2016年3月3日木曜日
塩見橋から円山木ノ頭(中峰)・本間ノ頭 The Enzanginokashira peak and the Honmanokasira peak from the Shiomizu bridge.
8時半に塩見橋に着いた時には、どの場所も車でいっぱいだった。13、4台の車があった。
ぼくは、置かれている車の後ろにギリギリとめた。
車から離れてゲートを潜り塩水林道を歩いていて、GPSのスイッチをオンにする。
①9:15、弁天杉が見え始めた。あの尾根を登って円山木ノ頭まで登るんだ。この時は、丹沢山へ行こうと思っていた。
②9:38、ワサビ沢の出会いとマジックで書かれたコーナーまでくる。ここから古びた木の橋を渡る。ワサビ沢の方への道を進むと一部舗装された箇所が出てくる。ここから堂平に行く登山道もある。そこを過ぎて、間もなくワサビ沢の堰堤の上流側からワサビ沢を渡る。ここではいつも靴も脱がず石を伝ってホイホイと渡ることができる。賑やかに赤黄のテープがあるところから登る。
③10:52、イノシシの派手な掘り返し3か所にある。何を掘り起こして食べたのだろうか?丁度一一人がここにグランドシートを敷いて寝ることできるように、斜面が削られて平らになっている。
④11:41、丹沢山や蛭ヶ岳が一望できる。風が冷たい。こちらから見える北斜面は残雪が見える。この尾根は南に面しているので残雪がないが、落ち葉の下は5センチほどの霜柱が埋まっている。この時までまだ丹沢山まで行こうと思っていた。
もうすぐ円山木ノ頭(中峰)の手前の広々としたなだらかな斜面で登山道に出た方が楽だと思い、そちらへ向かう。これで体力を消耗させた。疲れた。GPSの軌跡でも出ているが、なかなか登山道に出ないので、諦めて尾根を目指す。
12:06、円山木ノ頭に立つ。先ず、写真を撮る。
もうすぐピークだと思ったのに所④から20分以上も使い消耗する。水を飲み、コンビニで買った冷たくなった赤飯オニギリを一個、サーモスに容れてきた熱いウーロン茶で胃の中に押し込む。さらに、内科医に処方された筋肉痛止めを一錠飲む。夕食時にもう一錠飲むことになっている。地図を見て、方針を変える。丹沢はやめて本間ノ頭へ向かうことにする。指先が出ている軍手からしっかり指先まで温めてくれる冬用の毛糸の手袋に変える。食事をしたのに凍えるようだ。
12:21、出発だ!アセビの蕾が大きくなっている。東峰の方から今朝登山者が一人登ってきた踏み跡がある。下りは霜柱や残雪の上を歩くので、滑らないように慎重になる。アイゼンを持ってきたが着ける必要はなさそうだ。枯葉の上を選んで歩く。
12:45、中峰と東峰の途中にあるピークだ。ここは写真だけで素通りだ。一度、このピークから南に走る尾根を下って、大変な目にあったことを思い出した。下るとすぐに断崖に囲まれた沢にぶち当たる。沢登りを楽しむ人たちはいるが、沢下りは、、、、。
⑤12:56、キノコだ!この寒いのにこのキノコは何だ?冬はエノキダケだが、黒っぽいし調べたが判らず。
13:04、本間ノ頭(東峰)着。ここは様々な思いでがある場所だ。早戸川沿いの本間橋方面から学生たちと何度か登って来たことや、丹沢山からの帰路の長い宮ケ瀬までの途中の休み場であったり、宮ケ瀬湖の金沢橋からの栂立尾根ルートや塩水橋からのルートがあり、丹沢山から続く稜線では一番多く来ているピークである。どうしてもここへ来ると、この道標の向かいの北側への道を覗きこむ。
ここは強い日差しで霜柱が融けてヌカルンデいる。で、足元を見ると登山靴がスギ花粉で塗れている。それだもの、もう、車を出てからずーと鼻水のかみっぱなしである。目も痒い。
14:14、保護区の青いの看板がある所で登山道から塩水橋までの南東に走る尾根を下る。手袋を指だし軍手に取り替える。少し下って、コンパスのベースの矢印を下る方向に合わせて、次にリングの矢印を北に合わせる。この尾根道も知ってはいるが一応地図と下る方向の尾根の方向をコンパスで確かめて、コンパスは首から下げて、いつでも見られるようにし、地図はショルダーバックに仕舞う。
⑥13:36、カモシカ糞だ!これほどこじんまりとまとまっているのも面白いと思ったが、このようにまとまった新しいカモシカ糞に何度もぶつかる。しかし、一度もカモシカには遭遇しなかった。
⑦13:40、コフキサルノコシカケだ!これが、食べられるキノコだと良いのに!
⑧13:46、ここで身体を擦ったモノがいる。この木の幹の1メートくらいまで擦られているので、シカか、カモシカだ。毛が付着していないか見たが、見つけられなかった。上の方は軽く1メートルを超えている。ということはカモシカが角砥をして身体も擦ったのかな?
⑨20メートルほど下った所に、巨大なツルアジサイ?イワガラミ?こういう幹だけの時は鈴木庸夫、他著「樹皮と冬芽」だ。ツルアジサイだ!
⑩13:53、青い保護区の看板を通り過ぎる。
⑪14:07、太い枝が折れ落ちている。周りの枝も落ちている。落雷によるものだろう。
この頃から膝が痛くてストックを長くしてそれに頼るようにゆっくりゆっくり下る。先日の大山へ行った時の梅の木尾根から日向キャンプ場への下りでも膝が痛くなった。体重が自己最高の75キロだし、ザックには雨具やアイゼン、防寒着で重いことが膝痛になっているのかな?
⑫14:07、登山道からこの尾根に入ったところから、50メートル置きくらいにこの白い荷造りテープが木に結び付けられている。とうとう、塩見橋までいくルートの尾根上にも点々とある。この場所は下ってきた尾根が二股に分かれるとことであり、一度、Yabeさんと北側の方に下って、最後は金山沢の沢に降りたことがあった。もう、ここではそちらの方の尾根には行けない。シカ柵が張られているからだ。このシカ柵のところで少し南寄りの尾根を下ることになる。
14:15、この辺りに生えている3年目くらいのオオバアサガラの幼木の上部が高さ1メートルちょっとのところでどれも食べられている。
辺りにカモシカ糞ばかりなので、カモシカが食べたのだ。
⑬14:32、これはシカの角砥の痕だ!新しい。しかし、こんな細い木でシカの角砥を見つけたのは初めてだ。シカがするかな?しかも、ぼくの目の高さ以上のところまである。こんな上の方にまで角を砥ぎができる大きなオスジカがいるだろうか?しかもどれも一直線で同じ筋に2本の筋がついている中央の痕もある。今冬は積雪量は少ないし、1メートル5,60センチのところまで角を擦れるオオジカを見たいものだ。
膝が痛いので、できる限り直接尾根を下らないで、仕事道があったらそれを使うようにする。仕事道はこの尾根の左右に振り分けるようにジグザグについている。
⑭15:13、シカ柵のところにやってきた。
このシカ柵のところからもうすぐだ。なだらかな仕事道を下りていく。最後はシカ柵内に入り、そこから出るのはもう渡ると崩れてしまいそうな木の橋を渡らなければならない。ザックやショルダーバック、ストックを柵の向こう側へ落とし、全体重をシカ柵の太い上のワイヤーに乗せるような気持で持ち、慎重には慎重を重ねて無事渡り終える。次回は柵を越える違うルートを作らなければならない。写真は2008年7月10日もの、橋を渡っているのはYabeさん。写真はボケにボケている。この時から既に危なかしいものだった。
以上のGPSの軌跡が下図である。全行程は11.8キロだった。
塩見橋の付近にあんなに駐車していた車がぼくの車を含めて2台だけだった。
15:36、車到着だ。やれやれと膝をこすりたくなった。
夕食時に筋肉攣り防止用の錠剤を飲まなかった。が、ベットに入ってすぐ左の脹脛が攣る。階下にそろりそろりと降りて錠剤を一錠飲む。で、解決だ。朝まで足の攣りなど起こらず。ただ、薬を飲んだ後、何故か眠られず。ぼくが寝床に入ればすぐ寝入ってしまうので、不眠症の辛さを2時間ばかり味わう。きっと、飲んだ薬には神経を興奮させるような副作用があるんだ。でも眠気がでることが書かれているが、不眠になるような副作用については一言も触れられていない。
ツムラの「芍薬甘草湯」は高血圧のものには良くないと医者から言われ、エペリゾン塩酸塩「ツルハラ」を10回分20錠処方してもらったのだ。山行きでの昼食時と夕食時に飲む。
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