アカネズミの環椎と軸椎をアップしたので、他のネズミの仲間のラットやマウスのよりもリスを調べていたら、ムササビの骨が目に留まった。この標本には頭骨は無いし、つい昨年日大の資源学部の骨博物館で手持ちの骨がムササビのものかどうか館の展示のムササビの骨の大きさと手持ちのモノと対比してムササビの同定したばかりの骨だ。頭骨は拾えなかったので環椎や軸椎などは無いだろうと思っていたが、一応見たら、頸椎が7個あったのだ。バンザーイと叫びたい程嬉しい。この標本は伊勢沢左岸尾根の杉林で見つけたものだ。
図1.ムササビPetaurista leucogenysの前から見た軸椎(左腹側が上)と環椎(右腹側が下)
図2.ムササビの後ろから見た環椎(右下が背側)
環椎には横突孔があり、外側椎孔もあり、翼突孔もある。軸椎には横突孔がある。アカネズミとはくらべものにならない程大きな環椎と軸椎だ。10ミリを超えるので扱いやすい。とくに横突孔が爪楊枝が入りそうなくらい大きい。図3.ムササビの斜め前からの背側軸椎
図4.ムササビの斜め左前からの側面からの軸椎
図5.ムササビの左側面からの軸椎
ムササビの軸椎はこれまでの軸椎の歯突起とちょっと違う。この軸椎は袈裟を着た人が胡坐を組んで両手を合わせているように見える。その頭に見える部分が歯突起であり、合わせた手の部分は棘突起である。このムササビの歯突起は長い顎髭を生やし、髪の毛を後ろに流しているように見える。選挙で参政党を含む複数の党が外国人労働者を問題にし、排外主義の様相を呈している。夕方の散歩ではべトナムorインドネシア系の若い工場労働者たちが集団で帰路を急いでいる。チェーン店のレストランや居酒屋でも外国人労働者を目にする。あるいは道路工事や大工仕事の中にも海外からの人を目にする。さらには羽田空港のお土産店や手荷物検査の人たちにもインド系の人がいる。介護現場で働いている人はTVで目にする。現在250万人を超える外国人が日本で働いているようだ。つまり、現在の日本の経済や我々の生活を支えてくれている。排外主義に陥らず、外国人労働者が日本で暮らしやすいようにすべきであろう。海外のサル調査で向こうの人たちに親切されると嬉しくその国・土地・人々が好きになるものだ。





0 件のコメント:
コメントを投稿