5個体のニホンザルで下顎骨の角突起の形状が他個体と異なるものがあった。キツネVulpes vulpesの下顎骨をみた(図1)。
図1.キツネの左側面からみた下顎骨の角突起
左から茨城産、山梨産a、山梨産b、丹沢産a、丹沢産b
図1.キツネの右側面から見た下顎骨の角突起
左から丹沢産b、丹沢産a、山梨産b、山梨産a、茨城産
茨城産、山梨産a、丹沢産aの角突起は三角状にやや尖っている。が、山梨産bと丹沢産bは角突起の部分が少し平である。この角突起の形状の違いはどういうことなのだろうか?但し、丹沢産bは親から分散した直後の個体だ。単なる個体差なのかな?
タヌキの頭骨の方が多く持っているし、チビのタヌキの頭骨もあるので見てみよう!
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