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2023年11月20日月曜日

ニホンザルとスローロリスの肩甲骨の形状比較     Comparison of scapula shape between Japanese monkey and Slow Loris

前回アップしたニホンザルの肩甲骨では上棘窩は下棘窩よりも幅狭かった。しかし、4歳くらいの個体の上棘窩が1,2歳とオトナのものと少し異なっていた。で、手持ちのニホンザルの肩甲骨を探していて、同じ霊長目のスローロリスの肩甲骨をを見た。するとニホンザルの肩甲骨の形状と類似している(図1)。もちろん、ぼくらヒトの肩甲骨ともそっくりだ(参照:https://en.wikipedia.org/wiki/Scapula)。
図1.スローロリスNycticebus coucang♂(左)とニホンザルMacaca fuscata♂(右)の左肩甲骨
図1のaが棘上窩、bが棘下窩と名付けられているのはヒトの解剖学用語からきている。四つ足動物は図1のように肩甲骨が肩峰を下にして肩甲棘が立ち、aの棘上窩の方が前方(頭の方)である。ヒトでは肩甲棘が横になり棘上窩が上になる。

ニホンザルは直鼻亜目であり、スローロリスは曲鼻亜目である。食肉目のイヌとネコの違いに近い。にも関わらず肩甲骨の形状が似ていることに感激している。

イスラエルはハマスにかこつけてガザ地区の人々を皆殺ししたいかのようだ。イスラエルはナチスによるユダヤ人のジェノサイドを経験した被害者意識を持っているだろう。それがどうしてメタニエフは自分たちがナチスと同じような行為をしているという意識がないのだろうか?

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