今朝は晴れたので、窓を開けた。ん?
キンモクセイOsmanthus aurantiacusの香りだ!
ウーン、良い匂い!
部屋の中はキンモクセイの香りで満たされる。居間の庭に面する窓も開ける。
早速、カメラをもって庭に出る。
ジョロウグモの巣にひっかからないように頭を下げて、庭の南西の角にあるキンモクセイの木に近づく。
おー、どの枝にもたくさん花が付いている。
ジョウロウグモNephila clavataの♀の巣に小さな♂が30センチくらい離れたところに停まっている。
2、3日前までは別々に巣を張っていたのだ。
どうやって、♂は♀の巣に留まれるのかな?♀に食べられないような行動があるのだろう。
じっと、かれらの動きを見ていたい。小学校の時ならできただろう、今はそのような根気がない。
これから交尾するんだ。交尾した後は♂は用無しなので、どうなる?
面白そうだ。見ていたい。
なんと、カサブランカの葉が食べられている。上から5対全部、葉の根元付近まで食べられている。
地面から15センチくらい上の葉を食べている大きな毛虫がいた。
誰だ?コヤツは?前にも調べたことがあったチョウの幼虫だ!
「チョウの幼虫 トゲトゲ ユリの葉」でネット検索したらピッタリ、
ルリタテハKaniska canaceの幼虫だった。
それにしても食欲旺盛なヤツだ。
ホトトギスもユリ科なのでそれも食べられるようだ。
この棘は見かけだけかな?触ると針のように硬くて痛い。
これは終齢幼虫かな?すると蛹を見られるかな?
それにしても一匹で凄い食欲だ!
今、我が家の狭い庭でも生き物たちの秋の行動が行われている。
キンモクセイは花を咲かせ、ジョロウグモは交尾の準備、ルリタテハは蛹になって冬を越す準備だ。キンモクセイだけがちょっと気の毒だ!
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