昨日、下のルート図の中の唐沢峠・三峰の稜線で、
不思議な溜め糞を見つけた。
タヌキ糞ではなくテン糞なのだが、テン糞の溜め糞が4ヶ所にもあったのだ。でもその間は5メートルも離れていない。GPSのウエイポイントでは同じ場所になる。
11:35溜め糞①
溜め糞①と②の距離は1メートルである。
11:38溜め糞②
11:40溜め糞③
溜め糞③と④との距離は樹の上と下であり、直線距離で40センチくらいだ。
11:41溜め糞④
これら4つの溜め糞はタヌキのものではない。スケールとなるコイン(10円玉)のサイズの糞槐の長径や短径の長さでも判るように
タヌキ糞の糞槐よりも一回りも二回りも小さい。もちろん、ハクビシンの糞よりも小さい。
テン糞が3、4個回同じ場をトイレとして使ったような事がこれまでに何回か観察している。
しかし、溜め糞と名付けた方が適切だと思うくらい これほど大量のテン糞が同じ場で見つけたのは初めてである。
さらに興味深いことにこの稜線上約1000メートルの距離では全部で13+α(αは見つけても写真を撮ったり拾わなかったのが4、5個以上ある)。どうしてこんなにもテン糞が多いのか不思議だ!
複数のテンたちがこの稜線上を主要な行動域としていることは間違いない。
この溜め糞は一匹のテンのものとは思えない。複数のテンがここでウンチをしているのだろう。
テンもタヌキと同じように糞による匂いで他個体とコミュニケーションをしているということになる。
単独生活者だと思っていたが、近隣個体とかなり頻繁にコミュニケーションをしているのだ。
もちろん、互いにメス・オスはもちろんのこと、若いか年寄りか、強いか弱いか、病気か怪我をしているか、
子持ちか否かなども匂いから情報を得ているかもしれない。
そうなるとテンの社会は相当複雑だ!
2 件のコメント:
テンが溜め糞をするとは驚きです。だけど、他のどこにも見られないのも不思議ですね。
なにか、その森のテンに特別なことがあるのかも?
take隊員へ
外国の文献にあたりました。すると「Mammal Tracks & Sign] A Guide to North American Species Mark Elbroch著のp467に Scat Accumlations and Latrines(積もり重なった糞と便所)と云う項目のなかに、ノウサギ、野ネズミたち、アライグマ、クマ、コヨーテ、ボブキャット、レミング、woodrat、ハタネズミ、スカンク、イタチ科の動物、マスクラット、ビーバーが便所を作る。っと書いている。このマール・エルブローの書いた本をもう一冊持っているが、もう1年を大半を野山で動物を追って生活しているような本物のフィールドワーカーだ。Mark Elbrochでネット検索すると顔写真もたくさんでてくる。
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