昨日は丹沢に行きそびれてしまったので、7時過ぎから、
やまぼうしさんからプレゼントされたイヌの頭骨
と教え子のMarikoさんから譲り受けたビーグルの頭骨
を手にとってながめた。
上はやまぼうしさんからの頭骨、下はMarikoさんからのビーグル
下のビーグルは柴犬くらいの中型犬だが、上の頭骨はかなり寸詰まりっていう感じですね。
側面からみても、左の個体は口吻が短いです。
この口吻部分は裂肉歯(第四前臼歯)から前の部分が短いということになります。
左の個体の一見犬歯に見える歯は第三切歯です。
裏返して見ました(クリックすると拡大します)。
上の個体もビーグルも前臼歯が4本あることが分かります。
赤で囲った歯は第三前臼歯です。
上の個体は第三前臼歯・裂肉歯・第一臼歯・第二臼歯が半円の弧を描くように並んでいる。
しかし、ビーグルは極端な弧を描くようには並んでいない。
この違いの原因は、上の個体は赤丸の歯が横向きになっていることだ。
上の個体の小型化は、それぞれの歯が少し小さくなり、さらに第三前臼歯が横向きに並ぶことによって口吻部分が短くなっており、さらに犬歯と第三切歯の間が狭まることでさらに口吻が短くなっている。
やまぼうしさんからプレゼントされたこの小型犬は口吻部が短いので
シーズーか?パグかな?
シーズーかパグの口を開けての赤丸の歯を覗いてみたい。
どなたかペットの口の中を覗いてお知らせください。
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