昨夜あんなに降っていた雨が止み、真夏の強い日差しが射しこんできた。
庭に見慣れないチョウが飛んでいる。
慌てて机の上のカメラを取って、雨戸を開けてチョウを目で追う。
運良く、足元のランタナのピンクの花に止まった。
え?カバマダラダ!
小刻みに身体を動かす。ん?外側の翅の模様がちょっと違う。
翅を閉じたり開いたり。これはタテハチョウ科のチョウの特徴的な翅の動きだ。
図鑑で先ず、カバマダラを見る。内側の下羽の模様や外側の下羽の斑点模様が多すぎる。
カバマダラではない。
タテハチョウ科で探す。すぐ見つかる。ツマグロヒョウモンのメスだ。
ツマグロヒョウモンのメスは毒をもつカバマダラに擬態して鳥などに食べられないようにしているようだ。
2 件のコメント:
おおっ、今の今までこっちをオスだと思っていました…。たしかにこれがメスなんですね。「きれいな方がオス」という先入観と、「こっちがきれい」という個人の見解が混同しております。。。
ツマグロヒョウモンはオスよりもメスの方が綺麗だと思うのは、ニシメガネザルさんだけではないと思います。
でも、他のタテハチョウ仲間?では「ツマグロヒョウモンのメスは気味悪い毒蝶のイヤラシイ模様だ!」と思っているかもしれませんね。
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