久しぶりの仏果山である。気が付いたことがある。
このところぼくが歩いている宮ヶ瀬尾根や辺室山付近と林床の下草の状態が大きく違う。
先ずは歩いたコースである。クリックすると拡大する。
これで、全行程8キロで、6時10分に土山峠をでて、仏果山登山口バス停には10時25分
そこから、土山峠までダンプカーが行き来する横を歩く。
土山峠に戻ったのは10時50分だ。約4時間半かかったことになる。
この間、写真を撮ったり、糞やキノコを採集したりで1時間は時間をつぶしているだろう。
土山峠のバス停を少し下り、仏果山への道標があるところから入って、すぐ山が違うと思う。
登山道以外は下草がはえているし、繁茂している斜面もある。
下は正面のシカ柵の扉をくぐって登ってきたところで、ここは剝き出しの土が見えていたところだ。
草が生えている。
ここは、仏果山の頂上の休憩場所のところ、下草がはえている。
ここは、仏果山から下りてきて、宮ヶ瀬越え近くの場所である。
登山道以外はしっかりと下草や灌木で覆われている。
こんなところを以前はサルを追ってヤブコギをしたんだ。
だから、ナタはサル観察には必需品だったんだ。
最近の丹沢土山峠から辺室山、鍋嵐、宮ヶ瀬尾根付近でこのように下草で覆われた山を見なくなっていたので、すごく嬉しい。
テンやタヌキ糞は数カ所で見つけたのにシカ糞は一個も見つけられなかった。
シカの数が少なくなっているのだ。
仏果山登山口バス停の近くに、シカの管理捕獲を行っていることが書かれたものがあった。
シカによる食害を減らすため、シカを捕殺し、少なくすることで、こんなにも目に見えるかたちで下草やヤブが育ち、森が回復してきている。
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