先日のtake隊員のコメントに応えようと思って、イノシシの頭骨を撮っていたら。
これまで見つけることができなかったイノシシ頭骨の性差が分かった。
まず、このことをアップしたい。
オス頭骨(♂)
メスの頭骨(♀)
こうやって見ると、一目瞭然だ!オスは左右の眼窩の間の前頭骨部分が鼻骨にかけて急激に落ち込んでいるが、メスの前頭骨から鼻骨にかけてはほぼ直線だ。
誰もが指摘しているイノシシの性差は犬歯の大きさと犬歯部分の歯槽部分の骨(〇部分)である。
もちろん、左はオス(♂)で右は(♀)だ。
ちょうどオスとメスのブタの頭骨をいただいていたのでアップする。
この性差は明らかであり、さらに、眼窩間の前頭骨部分の落ち込みを見つけることができた。
♂のブタの頭骨
メスのブタの頭骨
眼窩間の前頭骨部分の性差は、資料数が乏しいので個体差だと考えていたが、
2個体しかないブタ(標本♂1、♀1)でも、同じことが言えるということは、
イノシシ類の性的二型の一つであることはまちがいないだろう。
この性差がどのような要因で形成されるのかこれからの課題である。
また、イノシシとブタを比べるとブタでは口吻部分が短くなっている。
歯式は変わらないのだ。これも興味深い。
3 件のコメント:
ほんとだ!
明らかに性差とみえますね〜。
メスブタのは犬歯や切歯がないので笑っているように見えますね。
take隊員へ
ほんとだ!
笑っている!
明日はいつもの時間に行きます。
久しぶりなので、楽しみです。
もしかしたら、奥湯河原に寄って山越えしていくかもしれません。
その時には、お昼過ぎにそちらに着きます。
隊長、24日ですよね。あさってですよ!
たしか隊長は明日は仕事とのこと。
学校へ行ってくださいよ〜!
私も明日は仕事です。
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