昨日、会った友人から鳥の頭骨をもらった。これは、播州赤穂駅前のホテルの前庭で、ネコか何かに鳥が食われており、頭部を拾ってきて自宅の花鉢の土の中に埋めていた。掘り起こして丁寧に歯ブラシで洗ったようだ。
上面からみると、頭骨全長は52ミリあり、幅は40ミリある。
鳥類の頭骨の名称は不明だが、哺乳類の名称に準ずるとすると後眼窩突起がわかり、楊枝よりも細い頬骨弓がまっすぐに頬部(上顎)と側頭部を結んでいる。
側面から見ると、嘴の先が曲がり猛禽かなというものだ。
左下の後頭部が齧られたようだ。
正面から見るとまるでメガネザルの頭骨のようである。
フクロウの仲間かな?
左右の頭頂骨と頭頂骨と前頭骨の縫合部分が分かりますが、成体だと思います。
それにしても鳥の頭骨は薄くおり紙飛行機のように軽い。
8 件のコメント:
「フクロウの頭骨」で検索したら熊谷さとしさんのブログに載っていて、左右幅が60ミリほどと大きかったですね。
また、隊長の写真を見て、くちばしがフクロウのはもっと長く鋭角なように思ったのですが、やはりそうでした。
友人がフクロウと間違えたとしたらよく似たトラフズクかもしれませんね。
でも、駅前のホテルの庭とは驚きです。
しかし、健康ならネコにやられることはまずないでしょう。
羽を広げれば95センチもあり、ネコもビビるはず。
それとももっと小さいフクロウ類?
take隊員へ
鳥の頭骨や骨格をずらーりと乗せたサイトを見つけました。
すごいです。
「とりのほね」で検索してトップに出てきます。
そこでは、大きさではアオバズクに似てます。しかし、嘴の先の長さや頬骨弓が違います。
take隊員へ
日本産のフクロウ科の頭骨を探すことができませんでした。
しかし、北米産のEastern screech-owl,
Otus asioの頭骨のサイズや形の全てにわたって類似しております。
なお、友人が言うには、夕方にあったとのころです。彼が見つける1時間前には無かったようです。
トラフズク(long-eared owl)の学名がAsio otusです。
北米さんのものと属名と小種名が逆転しております。
トラフズクは平均体重327g、35から40センチの長さだが、
eastern-screech owlは164g、16から25センチと小さい。
となると、赤穂駅前のホテルの前庭で拾った鳥はトラフズクではなく、さらに小さなフクロウの仲間であると言える。
獣医さんの所で保護している、オオコノハズクを撮影してありましたので、参考にして下さい。
建物にぶつかって入生田の住宅地で保護されたそうです。
獣医さんのお話では建物のガラス窓にぶつかって落下することが、わりとあるそうです。
http://blogs.yahoo.co.jp/norako33530/12835545.html
嘴の色が黒いので違うかもしれませんが、額の感じは似ているような気が・・・。
最近は鴨宮でも保護したそうです。
山からはかなり離れています。
フクロウの頭骨は日本中でもほとんど無いみたいですね。
あれほど鳥好き、バードウォッチャーがいるのに、フクロウの頭骨さえないなんて、話になりません。
隊長、鳥のもぜひ集めてください。
でも骨が薄くて難しいのかもしれませんね。
トラフズクより小さいとなると何だろう?
こんにちは~
面白い骨ですね。
自分もアオバズクの頭骨に見えました。
参考になるか分かりませんが、今度
先生が学校に居る時に自分が持っている
アオバズクの頭骨を持っていきましょうか?
野良こねこさん
鳥たちは、丹沢のシカ柵にもぶつかって落ちてバタバタしています。シカ柵の側にある鳥が肉食動物に食べられた痕は、怪我した時に食べられたんですね。
今度、見つけたら拾うことにします。
take隊員さんへ
了解です。できるだけ鳥も集めます。
頭骨は薄いから注意が必要ですね。
ゆーゆーさんへ
久しぶりだねー。
もちろんしっかり頑張ってやっているね。
うん、是非見たい!
月・火ならOKだ。
すみません月・火は仕事で難しいのです、、日曜日のチャレキャンの時とか時間ありませんか?
コメントを投稿