昨日の朝日の夕刊で
チンパンジーメスが死んだ自分の子がミイラ状になっても運んでいる写真が載っていた。
「チンパンジー母 死んだ子背負う 弔いの起源?」
死者を弔う行動の起源ではないかと霊長類研究所の研究者が考えているようだ。
死んだ子を毛繕いしたり、運んだりという行動は
ニホンザルでも40年以上前から観察されいる。
ニホンザルの野生群を観察していれば出会う行動だ。
あるいはチンパンジーでもジェーン・グドールが
若い時にすでに観察し、それがビデオにもなっている。
この霊長類学の話題はなんだか悲しいし、
疑問なく、それを取り上げる勉強をしない新聞記者たちが悲しい。
霊長類学や日本の批判精神が衰退していくのか!
2 件のコメント:
いわゆるマスコミなど文化人の動物知識の無さはいまさら言うまでもないですが、チンパンジーやゴリラなどが公園でしか見られなくなる運命は、どうにかならないものでしょうかね。
野生動物が家畜化し、なんだかおかしくなってきてますね。
take隊員へ
新学期が始まって忙しいのに、骨の本の初校ゲラがあがってきて、頭がはちきれそうです。
シカ肉を食べよう!
アフリカでは野生動物をブッシュミートとして食べておりますが、それを批判しておいて増えた野生ジカはOKだとは、、、、。
まだ、ぼくの頭では整合しない。
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