「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2017年9月14日木曜日

ヤマホトトギスが咲いていた。 Tricyrtis sp. has broomed.

昨朝は不動尻に着いてから、三峯山の方に行かないで大山への急登コースを取った。稜線に出てから、三峯に行くか唐沢峠から梅の木尾根のコースを取るか稜線に着いてから考えようと思ったのだ。大山方面への道をとってすぐヤマホトトギスが一輪咲いていた。しかも、これはこの日の朝咲いたようだ。草丈が10センチくらいで華憐な感じだ! っとチビのヒルが何故かぼくの左手についている。立ち止まるとこうだ。晩夏になり秋が近づいたとは言えヒルはまだまだ活動している。
登りながら何故ヒルが左手についていたか考えた。何のことはない。ホトトギスの花に被さっていたコゴメウツギの枝を左手でどけながら右手でチビカメラのシャッターを押したからだ。
9:06、 道標が立っている。不動尻から1.3キロも来たんだ。不動尻で休んで出発シタノガ8時15分だから、40分も登り続けていたのだ。もう、鼻先から顎から汗が落ちる。額からの汗が目に入るので、ここで小休憩だ。スポーツ飲料を飲み、水を飲む。あんなに晴れて日差しが強かったのにいつの間にか曇ってきている。
大山3キロ、不動尻1.3キロの道標
9:31、稜線着。ここで一休みしようと思っていたが、足は道標の反対側の三峯の北方に向かい。湿っていない乾いた倒木か木の根を探しながら北へ進む。
9:40、イノシシかカモシカかシカが休んだか、皮膚に付いた寄生虫を落とすために身体を地面に擦ったと思われる場所があったので、その側で、枯れ木を集めて座る。
ここで、神奈川県道64号線から広沢寺温泉への入り口のところのコンビニに買った、ソーセージとパンを食べる。水もたっぷり飲む。汗で濡れたシャツが冷たく感じ、木々の間を通ってくるそよ風が寒く感じる。熱いお茶を飲みたい!

2017年9月13日水曜日

久しぶりの丹沢!  Tanzawa after long time!

今日は久しぶりに丹沢へ行ってきた。
車に乗ってすぐ補聴器をしてこなかったことに気が付いた。また、ガソリンが殆ど無い状態だと分かった。車に乗った時は塩水橋に車を置いて歩こうと思っていた。しかし、ガソリンの量からしてとても往復は無理なので、広沢寺温泉無料駐車場に決める。
6時半に駐車場に着く。GPSをセットしてすぐ歩き出す。
6:51、テン糞だ。内容物は何かな?
 歩き出して間もなく30分以内にしたと思われるテン糞を見つける。大きな種子が入っている。なんの種子だろう。もちろん、ゲットする。帰路の時には内容物がほぼ確実に推定できる。
7:03、カタツムリが朝陽を真横に受けている。
この巻貝が生きて歩いているのを見たのは初めてかな?こんなにも伸びるものなのだ。

7:22、シラカシのドングリをつけた小枝が道路に落ちている。
ハイイロチョッキリの仕業だ!

7:38、ガマ(アズマヒキガエル)だ!側に寄っても動かない。
帰路、このガマが無残に殺されていた。
何故か、ガマやヘビを見つけると殺す人たちがいる。同じようにキノコを蹴散らす人たちがいる。ガマやヘビもキノコも大事な丹沢の自然を占める一員だ。無闇に殺したり蹴散らすことは辞めよう。

8:14、不動尻で休んだ時にシラカシのドングリにハイイロチョッキリが開けた穴

2017年9月11日月曜日

赤坂ギャラリーでの山極寿一さんの講演 The lecture and/or address of Dr.J.Yamagiwa in Akasaka-gallery.

昨日は、京都大総長でありゴリラ研究の第一人者である山極寿一氏の講演が赤坂サカス横の赤坂ギャラリーで午後2時から行われた。科学的認識論の話から始まり、日本のサル学史、さらにはゴリラ及びアフリカ観へと移り、ゴリラのドラミンゴからゴリラの挨拶の見つめあいのアイコンタクト、ヒトと類人猿たちとの成長期の違いからヒトのアカンボウがゴリラのアカンボウよりも大きく生まれるように進化した要因などと話しは広がり、最後に現地の人たちと結びついたゴリラ保護のポポフ基金http://popof-japan.com/blog/?page_id=2とエコツーリズムについて話しをした。
講演終了後は、山極氏を囲んでの最初はビールでワインを呑みあった。ぼくは、山極氏とは奥湯河原、屋久島、旧ザイールのカフジで一緒にサルを追っている。彼がゴリラをやるようになった時、彼にもっとも適していると思ったものだ。奥湯河原ではぼくのバイクの後ろに乗せて走ったこともあった。屋久島では半山で夜明け近くまで呑んでいたこともあった。カフジでは山や人々やゴリラの事を教わった。呑みだすとそれらの事がつい昨日のように思い出された。

2017年9月10日日曜日

初秋の朝 The morning of the first autumn. 

今朝、久しぶりに境川沿いの散歩道をカメラを持って歩いた。
汗を流しながらジョギングしている人たち、スタイルを決め猛スピードで自転車に乗って走りすぎる人たち。犬を連れて歩いている人たち、ぼくは散歩というよりもWalkingのつもりだ。同じか!
もう、騒がしい程の虫の鳴き声が草叢から聞こえてくる。これまで、そうアフリカから帰ってきてからだからもう20年近くも草むらで鳴く虫の声を聴いたことがなかった。聴こえなかったのだ。しかし、高周波数が聞こえる補聴器をつけての最初の秋を迎え、庭で鳴いているコオロギたちの声が夜になるとたくさん聴こえてくる。世の中はこんなにも音に溢れているんだということを実感している。
クズの花が咲いていた

ぼくが、立ち止まって草木を撮っていると、怪訝そうな顔して通り過ぎる人もいる。ハギが咲いている。暑い暑いと思っていたがこのところの朝夕は冷える。秋が訪れている。
ハギの花

秋の花がたくさ咲いている。これを見ずに走り去るのは如何にも残念だ。
オオマツヨイグサの花 

これは、ママコノシリヌグイのようだが、1.5メートルは有に越える。アキノウナギツカミかな?

草丈60センチ以上のオオイヌタデ

アレチウリが土手を覆っている。

イタドリの花が道路側にはみ出して咲いている。

栗林があり、もう大きなイガとなっている。

ムクノキが実をつけている。

鳴いている虫を見つけようとしてしゃがんだらやぶ蚊に腕を刺された。4種類以上の虫が鳴いている。その静かさを破って厚木飛行場からのジェット機が飛ぶ。昨夜は音を響かせて飛ぶジェット機が厚木飛行場から魔弾鳴く頭上を飛んでいた。
沖縄の人たちはそれが日常となっているんだ。
歩いてきた方を振り返る 

境川沿いのサイクリング道路 向こうに掛かっているのは横浜市営地下鉄と相鉄線の陸橋で、左は終点の湘南台駅右は横浜方面

2017年9月9日土曜日

新しいパソコンを買う Bought a new PC!

今朝、EpsonDirectからの新しいデスクトップが届いた。
今年4月以降、騙しだまし使っていたパソコンを電話での修理でリカバリーしたのだが、それが二日も持たなかった。リカバリー前と同じように途中で、フリーズしたり、シャットダウンしたり、新しいファイルに更新中と出たり、ただメールの見て返信するだけにしか使えなかった。

古い本体と汚れたキーボードは引き取ってもらった。ディスプレイは以前のものだ。officeのソフトやプリンターや必要なソフトをぶち込み、ようやく終わった。疲れた。

で、何故か、タンガニーカ湖湖畔に住んでいた時のことを思い出した。
ラップトップのパソコンを屋根上のソーラパネルの発電で使っていたのだ。
もちろん、ネットはできない環境だった。と言うよりも当時はまだWindowsがなく、MSDOSの世界であった。当時、ハードディスクが1メガで1万円だったと記憶している。アフリカに持っていくPCに10メガのHDを挿入してもらたのだった。
古いPCやHDやフロッピーディスクなど無用の長物となってしまった。
それでも、20年前にアフリカに持っていった物は記念として持っている。
上の写真はタンガニーカ湖畔のかっての我が家だ。1998年8月にTBSラジオの特別企画番組のSavetheGreatApesでアルーシャから飛んだ飛行機の上から撮る。
そう、明日、SavetheGreatApesで京都大総長の山極寿一さんの講演が午後2時から赤坂サカス横の赤坂ギャラリーである。

買い換えて良かった。馴れた二つのディスプレーを1と2で使い気持ち良い。
この新しい機種には6年間もの保証修理をつけた。これで、気持ちの上でも安心だ!
これが使えなくなったらもうデスクトップは必要ないだろう。

それにしても今年の夏は天候不順だ。丹沢へ行こうと思っても雨模様とでる。
それと、ヒルの事を考えて何となく行きそびれてもう9月になってしまった。
専門学校の前期の試験の採点も昨日で終わった。
来週は、少々雨模様でも出かけることにしよう。

2017年8月30日水曜日

たくさんの動物たちがいるよ!  A lot of wild lives habit!   

8月24日に知人の知人に誘われて御殿場から富士山の裾野に広がった広大な演習場で行われた「富士総合火力演習」を見てきた。見に行ったのは日本の防衛能力の実態を知りたいと思ったからだ。まだ、暗い朝4時に知人の家に行き車に乗せてもらう。
自衛隊の火力演習場:
遠くに火力が狙う的がある
 御殿場の自衛隊の富士演習場の駐車場に車を置いて、そこからバスに乗って火力演習場へ行く。バスから降りると、ドーンっというすさまじい音が胸を打った。ん?もう始まっている?
演習の観客席券
ぼくが持っている券は一番前のシート席
ぼくらの席は地べたに敷かれたシートの上に座るものだ。幸い、一番前の席で足を前に投げ出せる 。しかし、ここからぼくの苦痛が始まった。ぼくは身体が堅くて胡坐をかくこともできないのだ。どのように足を投げ出しても腰から下が痛い。演習が始まらないのに太腿や脹脛が攣りだす。演習が始まったら少しは気が紛れるだろうと、とにかく我慢に我慢に重ねた。
そのパンフレット
 演習が始まった。あまりの音に補聴器を外す。それでも耳を塞ぐ。皆で、こんな音の中でシリアなどの紛争地の人々は暮らしているんだと話し合う。
モンシロチョウが飛びまわり、ギンヤンマが目の前の杭にとまる。動物たちは生きた心地がしないだろう。演習場には昆虫ばかりでなく、両性類や爬虫類、鳥やモグラやアカネズミだって生息しているだろう。その地面を猛スピードのキャタピラ付きの車が走る。動物たちは簡単に轢き殺されてしまう。
パリ・ダカール間の砂漠を車で走るレースがあるが、砂漠だって動物たちは生活しているのにそれを無視し、車で轍をつける。どれだけの小動物たちが殺されることだろうっと中学の時に思ったものだ。自動車レース以上に人が作った道具が演習場という名に生息している動物たちろ苦しめている。
北朝鮮の核実験で山が揺れる様子、あるいは米韓合同演習で富士演習場で行われる以上の爆弾の嵐が動物たちが生息している自然の山々で行われている。
的に迫撃砲の弾が当たる
 休憩時間となり、座り席の人々は立ち上がる。もう、5、6万人はいるだろうかという観客である。ぼくは立ち上がるのが大変だった。
全国からきた観客たち
13時過ぎに火力演習は終わり、ぼくが受けた拷問は終わった。登場した装備車が並んだ。パンフを見ると、あんなに身体全体に響く強烈な音を出していた陸上自衛隊の装備は、96式装輪装甲車、89式小銃、74式戦車、99式自走りゅう弾砲とか古い型のものが多かったのだ。
勢揃いした戦車、戦闘ヘリコプターなど
 勢揃いした装備車を大半の人々が近くまで行って見たり、触ったりしたようだ。ぼくは、観客が少なくなったスタンド席に腰をおろして変わらぬ富士を仰ぎ見ていた。
変わらぬ富士山

2017年8月28日月曜日

アブラゼミの抜け殻だ!  A cast off skin of a brown cicada!

今日のお昼は近くの知人の家に呼ばれて、流し素麺を食べた。お昼から4時まで楽しんだ。
この家は最寄の駅までは15分くらいかかるが、総面積400坪くらいの土地に建てられた新築だ。二人ともリタイアして年金で暮らしているから裕福だ。
左のストーブで焼いた肉や野菜を食べた。手作りのベランダ!

 庭ではうるさいほどアブラゼミが啼き、周りを見るとその抜け殻があちらこちらにある。
庭にはいくつもアブラゼミの脱げ殻があった

今日は今夏には珍しく日差しが強いので日陰で過ごし、焼いた肉や根菜類はベランダで優雅な気持ちで食べた。今日はすべてこの家のオーナーが料理一切をやってくれ、運ぶのも奥さんがやってくれるので、招待された二家族(4人)は「ビール、氷、サラダ!」っと叫ぶとモノが運ばれてくる。実に、優雅が日を過ごした。
お腹が一杯になってから流し素麺だ。これまた、オーナーが水道栓と上手に組み合わせて素麺が流れてくるのを美味しく頂いた。

もちろん、流す樋は庭にでる孟宗竹だ

ここに、写っている、流し素麺の設備?は無論のこと、ベランダなどはすべてオーナーの手作りのものだ。
二人でそれ相応の年金をもらっているので羨ましい限りだ。伊豆に別荘も持っているので、我が家とは雲泥の差である。
さぁー、明日から専門学校が始まる。頑張らなくては!

2017年8月26日土曜日

パソコンの回復ーYoshidaさんに感謝! The recovery of my PC -Thanks Miss Yoshida!

昨日、デスクトップパソコンEPSON  Endeavor TY5000Sが回復した。
3月頃から不具合が出てきた。①カーソルが動かなくなる。それは友人からの助言で内臓ボタン電池を交換して解決。しかし、再び、②カーソルどころから画面がフリーズする状態となり。Ctrl. とAltと Deleteキーを同時に押して強制終了しなければいけなくなった。これでも、次にスイッチを入れるとWindows画面が立ち上がった。さらに、1日に何回か画面がフリーズし、③勝手に再起動するようになった。今度は、三つのキーを押しても終了しなくなり、電源スイッチを数秒押し続けることで強制終了するようになった。
釧路から帰ってきても同じ状態なので、パソコンを買った時の状態にリカバリーすることにした。しかし、このリカバリーが上手くいかなかった。もう、電源を入れても画面が暗いままで不快な音が出るだけになった。
で、マザーボード内が壊れているんだと思い。修理を依頼する電話を掛けた。かなり、待ってようやく繋がった。機種の製造番号を言うと、もう、この機種の製造は取りやめているので交換する内蔵部品も無いとのことだ。あー、仕方がないと思ったら、その案内女性がパソコンの状態を聞いて、ぼくに時間があればこれから電話でリカバリーの指示をするというのだ!え?っと思いながら彼女が言うままに、キーを押した。ある場合はスイッチを入れて暗い画面の時に素早くEnterキーを小刻みに何度も叩き続け、そして、リカバリーDVDを挿入していくというものだった。もう、ここまで来たら画面の指示でやっていけますと言ったが、彼女はお付き合いしてくださいと言う。Windows7から10にバージョンアップした場合は、買った時についてきたリカバリーDVDの案内通りにやっても上手く行かないようだ。
そして、彼女は2時間以上も電話でリカバリーの指示をしてくれたのだ。
もう、感謝!YOSHIDAさんに感謝! もう、新しいパソコンを買うしかないと決めて修理を依頼したので、彼女にリカバリー代を個人的に渡したいくらいだ。

2017年8月23日水曜日

雌阿寒岳のキツネは3匹のネズミを食べていた。  The fox of Mt.Meakan had eaten three mice.

8月16日に霧雨の中の雌阿寒岳に登った。野中温泉から登りの4合目手前のハイマツで覆われる登山道にキツネ糞があった。
キツネ糞

ヤチネズミの仲間の下顎切歯3本(左2本、右1本)
このキツネはネズミの仲間を3匹食べたようだ。というのは、下顎右切歯と左切歯の長い方が切歯の厚さで対称の大きさにならないからだ。右切歯はタイリクヤチネズミなどのハタネズミ亜科の下顎切歯で、左2本は薄いのでアカネズミなどのネズミ亜科の下顎切歯である。つまり、このキツネはハタネズミ亜科のタイリクヤチネズミかヒメヤチネズミを一匹とネズミ亜科のヒメネズミかアカネズミを2匹食べたと思われる。

2017年8月22日火曜日

釧路湿原散策路のヒグマ糞内容物 The contents of brack bear's scats in Kushiro-Swamp.

8月14日に釧路湿原展望台から湿原の恩根内ビジターセンターまで続く散策路を歩いた時にヒグマ糞を見つけた。水洗いすると、○○種子多数、植物繊維多数とさらにイネ科草本4本、甲虫外翅内翅外骨格脚、1センチの羽毛1本がでてきた。
このヒグマは○○をたくさん食べ、さらに甲虫や鳥のヒナを食べたものと思われる。
ヒグマ糞
この糞の上の部分を少しいただいてきた。

ヒグマ糞の全体:4ヶ所に分かれている

ヒグマ糞から出てきた種子
ヒグマ糞からでてきた多数の種子が何の種子なのか解らない。釧路湿原で8月中旬に果実をつけているのは何か?当然、サルナシなどは既に固い実をつけてはいるが、種子の形状がまったく異なる。ヒグマが大量に食べることができる果実はなんだろう?
どなたか、上の種子の植物名を教えて下さい。あるいは、今の時季の釧路湿原で生る実はどんなものがあるのか教えて欲しい。

2017年8月21日月曜日

SAVE THE GREAT APES 記念講演会のお知らせ 

9月10日(日)に赤坂サカス広場横の赤坂ギャラリーで、午後1時半開場、2時開演で京都大学総長の山極寿一さんの類人猿保護に関わる講演会が行われます。
入場無料です。
赤坂サカス広場は http://sacas.net/index_sacas.html にアクセスして下さい。

新釧路川土手の糞ーミンク糞からたくさんの骨 The scats on the river side of River Sinkushiro-.a lot of bones and tooth from the mink's scats.

8月12日に新釧路川の土手で拾ってきた糞を洗った。ミンク糞①とキツネ糞からは甲虫の胸部や腹部の外骨格や固い外翅や薄い内翅、さらに砕かれた脚などがでてきた。綺麗な緑色や青色に光る外羽や脚も混じっていた。
ミンク糞②は殆んど毛玉状態であったが、洗った残渣を鉢受けにあけて水を少し加えて少しの毛をピンセットで摘まんで静かに揺らして毛に絡まっている骨や歯を鉢受けの底に落とし、毛を取り除くことを繰り返す。そうやって鉢受けの底に溜まった骨や歯をピンセットで拾い上げた。タイリクヤチネズミと思われる切歯や臼歯や多数の骨とさらにトガリネズミの下顎や歯や骨などが出てきた。ヤチネズミやトガリネズミを食べていることから、キタキツネの糞かもしれない。

ミンク糞①
甲虫外翅・内翅・外骨格・脚 

ミンク or キタキツネ糞②
トガリネズミの頬歯とヤチネズミの上下切歯と臼歯と多数の骨片と多数の毛
ミンク糞②から出てきた骨や歯
中央部にヤチネズミ特有の臼歯や上顎切歯があり、左上部に肩甲骨、寛骨、大腿骨、上腕骨骨頭、脛骨、尺骨、また、右下にトガリネズミの下顎がある。左中部の頭骨片はヤチネズミかトガリネズミのものかは区別できない。しかし、恐らくヤチネズミのものだろうと思っている。トガリネズミの骨は非常にもろく固い下顎や上顎の歯の部分だけが残ったと思っている。

トガリネズミの下顎や上顎の一部
これから、オオアシトガリネズミかトガリネズミか同定しようと思ったが、しっかりした標本が無いので難しい。

キツネ糞
甲虫外翅・内翅・外骨格・脚

2017年8月20日日曜日

釧路湿原の花  The flowers in the Kushiro Swamp.

今夏は8月9日から17日まで釧路に滞在したが、ほとんどが曇りか霧雨模様だった。道東地方の夏の午前中は釧路沖合で発生する濃霧の影響で早朝は霧が発ち込めることが多いのだが、今夏はちょっと違った。午後になっても霧雨模様で寒く、2度ストーブを焚いたくらいだ。そんな低温の影響で花もまだ咲いていることを期待したのだが、やはり、8月上旬の草花は晩夏から初秋の状態だった。
バラ科のホザキシモツケの真綿のような花穂

ホザキシモツケの群落は釧路市近郊でも見られる

これはキンポウゲ科のエゾトリカブトではなく、コカラフトブシの可能性が高い。2メートル近い草丈だ。

これは、キク科のコウゾリナの仲間と思うのだが、、、、。一つ一つじっくり花や葉や茎などを観察するクセがついていないから草姿だけで同定はできない。

ツリフネソウ科のキツリフネだが、草丈は1メートルを有に超える。

ツリフネソウ

キク科のヒヨドリバナ

セリ科のシシウドではないドクゼリだ!

ヒルガオ科のヒルガオだ!

フウロウソウ科だが、エゾノミツバフウロウなのかな?

マメ科のクサフジ

タデ科のミゾソバ