「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2010年3月12日金曜日

丹沢はまだ白銀の世界

5時に起きたのでサーモスにコーヒーを入れて丹沢へ向かった。
奥野随道から伊勢沢・奥野林道への道は除雪されていない。氷りついた雪のため車が横滑りする。途中に車を置いて、伊勢沢林道を歩く。
まだ、冷えているので雪の上に上がっても雪は陥没しない。
ゲートを越えて行く。人の足跡がある。昨日歩いたものだ。登山靴ではない。
途中で足跡は戻る。
音見橋でGPSをONにする。
キブシの花芽がこんなに大きくなっている。
フサザクラもほとんど開きかけている。
林道から伊勢沢に下り、南の沢を詰めて尾根に出る。
この間、膝までの雪で汗だくであった。
尾根からは滑るように下ってすぐ奥野林道に出る。

晴れているので、林道の雪が輝いて眩しい。
蛭ヶ岳が見える。
ダンコウバイの黄色の花が春を呼ぶ。
奥野林道を下ってくると、長靴を履いた測量の二人に出会う。
雪はこんな調子ですか?聞かれる。車を松茸山入り口に置いてきたようだ。
馬ノ背からは明らかな下り坂なので滑るようにして下る。
ゲート前の駐車場には〇〇林業の車が4台停まっていた。
「水源の森」の「適正」な伐採工事をやるようだ。
さあ、GPSでコースをみよう。

2010年3月11日木曜日

春蘭が咲いていた

2003年に小豆島のサル調査に学生を連れて行った。
その時、寒霞渓の山頂のお店でシュンランとフウランを一株づつ買った。
風蘭は鉢植えで大事にしているため、6、7株に増えている。
春蘭は水仙の横に植えておいた。一昨年、昨年と花が一個咲いた。
今年は2個の花芽が出ていたが、ナメクジやダンゴムシにも食べられず花が咲いている。
寒い日が続いていたので、まさかと思ったのだが、昨日明るい陽が差したので、庭に出たとき見つけた。
寒いのに陽射しは春だ。6時前に明るくなるし日照時間も随分長くなった。
春蘭の開花は気温ではなくて、日照時間によるものかもしれない。
春蘭も風蘭も漢字が似合う季節の花である。

2010年3月10日水曜日

クマはシカを食べたのではなかった!

1月28日「強風と雨の鍋嵐」でアップしたクマ糞の一部を2月24日に採集してきて、水に浸けておりました。
水洗いして、茶漉しに残った物は、、、、?
クリックすると拡大します。
上の二つの皮状の物は、厚い皮膚です。
左は蹄で、その右下のはその蹄の末節骨(指の骨)
中央部分の物は長さ1センチから3センチの太い毛です。
ぼくは、このクマ糞を見たときことを「シカの毛がたくさん含まれた」と1月28日のブログで述べております。
上の蹄は、誰もが知っている偶蹄類の第三・第四指の蹄ではなく第二か第五指の物です。
で、手持ちのシカとカモシカの足の蹄で比べてみました。
先ず、シカと、、、。
クマ糞の中身の蹄は倍近くも大きいです。
カモシカと比べた。
カモシカの蹄の方がシカよりも1.5倍くらい大きいことが分かりました。
が、それよりもこの蹄は一回りも大きい。
皮が消化されないで残っていることと、毛がシカ毛よりも硬いことからイノシシではないかと考えられます。
前脚と後脚の蹄の大きさは違うだろうが、また、比較対照がそれぞれシカ1・カモシカ1だが、学術論文の比較ではないから許されるだろう。

これからは頭骨だけでなく骨格全て拾ってこなければダメか!

堤川林道終点で見つけた糞を排泄したクマは、狩猟で解体されたイノシシを食べたものと思われます。

イノシシの糞の内容物

6日(土)の小雨の中の高取山・仏果山で拾ってきたイノシシの糞、
採集する前の状態は3月8日月曜日の動物のフィールドサインを見て!
拾った時は、土の塊のようだった。が、水洗いして残ったものがこれだ。
あんなに生ナマしかった物がもう臭いも無く(モチロン少しは残る)、
小さな土や石と大半が植物の繊維である。
このイノシシ君?は林床の地面を掘って、木の根をバリボリ食べたと思われる。
チップ状の爪楊枝よりも太いものもある。
量としてどのくらいの根を食べたのか、一緒に土砂も食べている。

イノシシ肉を2、3度食べたことがある。おいしかった!
しかし、、、
野生動物は皆苦労して餌を探し、栄養を得ている。
特に哺乳類はぼくらヒトと兄弟だ。
そんな野生動物を狩猟の対象とするのはやはり可哀想かな、、、。

2010年3月9日火曜日

ハクビシン?の糞内容物のキブシの種子

ハクビシン?の糞を採集した。それを茶漉しで水洗いした。
その残渣はキブシのタネであった。
前のブログでは書かなかったことがある。それは、キブシのタネの2~3割くらいが裂けている。
つまり、噛み潰されているということだ。クリックすると拡大!
これは、テンやアナグマ、タヌキ以上に果実食に依存しているハクビシンの
咀嚼のやりかたなのか?あるいは、この2、3月は彼らにとってもっとも食物が欠乏する時季なので、タネさえも嚙んでタネを栄養とするようにしているのか?この時季のテン糞や他の糞のキブシのタネの状態を調べなくてはいけない。  
あー、このようのことは学生が興味を持ってやることだが、、、、。

2010年3月8日月曜日

雨の仏果山・高取山(続):動物のフィールドサイン

 これはリスの巣だろうか?
タヌキのタメ糞
糞の中のキブシの種子が分かる。
右下にキブシの種子のテン糞、一回り大きいハクビシンの糞?
ハクビシンの糞?を持ち帰り水洗いしたら、残ったのはキブシの種子であった。
一見すると大きなオスザルの糞だが、違う。
イノシシの糞だろう。まだ、水洗いしていない。
雨の中を歩く
この時季のテン、イタチ、タヌキらの食肉目の動物たちはキブシの果実で命をつないでいる。

2010年3月7日日曜日

雨の中の高取山・仏果山

やまぼうしさんにお願いしていた丹沢の冬芽の観察が何度も雨で流れた。
昨日も予報は雨で朝からショボショボと降っていた。
が、もう延期にはしないで決行した。
大棚沢駐車場で待っていると3人がバスから下りた。
仏果山を目差して歩く。
雨天で寒いので手袋で雨具を着て傘をさし歩く、すぐ暑くなる。
今回、3種類のキクラゲを少し採ってきた。
ハナビラダクリオキン
マツノコベニサラタケ
コガネニカワタケ
この三種類をラーメンの汁の実として容れて食べてみました。
味はなく、食感がコンニャクをさらに柔らかくした感じです。
残りは半乾燥させて食べてみます。
冷たい雨の中なので今まで出会えなかった物を見つけたことになります。
山の幸の収穫は少しであってもすごく嬉しい。

(キクラゲの仲間の名前はやまぼうしさんから知らせてもらいました。
が、確信はもてないようです。)

2010年3月4日木曜日

サル接近警戒システム!

 先日、岡山県高梁市に行ってきた。
高梁市の臥牛山はニホンザルの天然記念物指定地域になっている。
指定地域に生息するサルの群れが農作物を荒らさないように工夫がこらされている。
その一つがサル接近警戒システムである。
サルが農耕地に近づいてくると住民たちに音と注意光で知らせ、専任の追い上げ人の携帯にも知らせるというものだ。
ソーラーパネルの上の橙色は回転灯で、サルが接近しているあいだ回って住民たちにサルが接近していることを知らせる。
下の箱の上のスピーカーはサルが接近した時の数分間音が出る。
箱には大型トラック用のバッテリーが入っている。
臥牛山の群れの発信機の首輪をつけられた8歳くらいのメスザル。
久しぶりにサルに出会えたので、サルの写真ばかり撮っていた。

2010年3月3日水曜日

広島

原爆ドームの前の木、クスノキが植えられていた。
芝生の上や敷石の上に長い果柄の青黒い実がたくさん落ちている。
クスノキはムクドリのねぐらになっている。
朝、早いのでたくさんのムクドリたちが枝に留まっている。
階段を使って河原に降りてみた。 漂っているように生活排水が混じった川が流れ、縁の石は緑の苔で覆われている。
夏はさぞかし悪臭がするのではないだろか?
平和記念資料館から出るといつの間にか外国人を含む多くの観光客がいた。
被災者が流れ、水を求めた川をきれいに出来ないものか?

福田 史夫

2010年3月1日月曜日

備中高梁だ!

岡山から伯備線に乗り換えて備中高梁に来ている。
横浜のみどりの窓口で伯備線の備中高梁と言っても、JRになってからはなかなか分かってもらえない。
その道の専門なんだから勉強して欲しい。  
鉄道マニアみたく覚えなくても良いがもう少し鉄道網を見て楽しんで欲しい。
右奥の山が臥牛山。

シカとカモシカの下顎の歯の違い

 丹沢にはシカとカモシカほぼ同じ場所に生息している。
サル調査をしていて、カモシカは1990年以前には全くみたことがなかった。
それは、生息はしているが数が少なかったからである。
2000年を過ぎた頃から、見かけるようになり、4、5年前からは場所によっては
シカよりもカモシカを見かけることが多くなった。

シカは谷間に響きわたる警戒音を出してくれるので、こちらが気がつかなくてもシカの存在がわかり、双眼鏡で対岸斜面のシカを見つけることができる。
一方、カモシカは仲間と一緒にいないで単独のことが多いので、警戒音をだすことがない。
直接姿を見つけて、カモシカを確認することになる。

両者とも生後間もないアカンボウはブッシュの中に隠れていてぼくらに出会っても逃げることはなくただ硬直したようにじっとしている。

彼らの足跡や糞の形状で簡単に識別できないものか考えあぐんでいる。
草木の食痕もどちらのものなのか難しい。
下は先日の堤川林道での食痕である。クリックすると拡大。
歯形の幅が1センチ以上ある。
1センチ以上の大きな幅の歯をもつ動物は?
カモシカもシカも上顎の切歯は無い。
カモシカでは上顎の犬歯も無い。シカの犬歯はあっても
歯肉から出ているのは5ミリ程度のもので消失する運命の歯である。
だから、両者とも下顎の歯と上顎で抑えて草を噛み採ったり、唇や舌で草を巻き取ったりする。
両者の下顎の犬歯は切歯状となり、切歯と並ぶ。
下は丹沢のシカとカモシカの下顎の比較である。
左は同じ大きさの切歯と犬歯が並ぶ、右は第一切歯が幅1センチ以上もある。
どちらがシカ?カモシカ?
左がカモシカで右がシカだ。
堤川林道の上の食痕はシカの下顎の第一切歯の痕だということがわかる。

2010年2月28日日曜日

丹沢の山の崩壊はシカのせい?

先日の丹沢の続き
この新しいシカ糞かな?それともカモシカのもの?
以前だったら、このようにまとまった糞塊はカモシカとしていたが、、、。
今は、ちょっと判断がつけられなくなってしまった。
それよりもこの糞の色、パソコン上で加工してセピア色にしているわけではない。
シカやカモシカ糞は黒っぽいのだが、、、これは茶色だ。
食べるものが不足して、枯れ葉を食べているからなのだろうか?
シカの胃内容物を調べればすぐ解かる。
来年の猟期にでも射殺されたシカの胃内容物の分析をする卒論や修論で研究する学生が出てきて欲しい。すでにやられているが、ぼくが知らないだけかな?

やまぼうしさんからお知らせがあり、昨日「水源環境保全・再生かながわ県民フォーラム」なるものを聞きにいった。
会場が藤沢リラホールで、電車に乗って15分もあれば行けるからだ。
丹沢の山はシカによる採食で草木が食べられて、土肌が剥きだしになり、そのため土砂の流失がおこっているという。
例えば、「不思議なミズキ」がある付近
さらには、不思議なミズキの尾根を北上して宮ヶ瀬尾根への途中の細尾根
見てのとおり下草が無い。これは冬(今年のもの)ということを考えても、ちょっとひどすぎる。
以前なら、下草としてのササが生えていたところでもある。
このように丹沢山塊の下草を無くしたのは、シカが食べたからだと考えられている。

ちょっと待って欲しい。以前は植林の杉や檜の苗が食べられる。成木の樹皮が食べられるということであった。それが、今は雑木や下草まで食べつくしてしまっているということだった。

1970年代後半は、ブナやモミが枯れたり、丹沢の樹木や下草が枯死していくのは、大気汚染によるものであったと考えられていた。酸性雨も問題になった。
今はどうも悪者は大気汚染よりもシカになっている。

ぼくはアレルギー性の喘息をもつが、その原因が花粉だという。
フザケルナと叫びたい。何故、動物にとって、花粉が敵なのだ。大気汚染を含む、複合したげんいんでしょう。それがタマタマ解かりやすい引き金の一つが花粉ということではないの?
花粉症は食品や大気などの複合汚染を警告していることではないの?

一昨年、昨年と宮ヶ瀬湖が異様な青色になった。
学生が気持ち悪い色だと云った。ぼくは何故あのような色になるのか解らなかった。
フォーラムの発表で、相模湖や津久井湖のアオコの異常発生ということで、下の青色がアオコだとわかった。
宮ヶ瀬湖の上流には家庭排水が大量に流される住宅がないため、宮ヶ瀬湖のアオコには全く触れられなかった。
丹沢山塊に降った汚染された雨が宮ヶ瀬湖に流れ入る。
科学的に解明する考え方が神奈川県ではとられていない。思い込みだけである。
シカが本当に山を荒らすなら、オスだけを撃つのではなく、メスも撃たなくてはならない。

2010年2月27日土曜日

動物たちのフィールドサイン:食痕

24日の土山峠・ハタチガ沢・北尾根・鍋嵐・能の爪・宮ヶ瀬尾根のコースで
出遭った哺乳類はエビフライレストラン付近でのカモシカだけであった。
が、テン糞は多く、50メートルに1、2個も見つかる。
北尾根の677ピークを越えてJピークに登る途中の細尾根で、
モグラが通ったトンネルだ。
こんな固い地面も彼らは潜るんだ。日陰には残雪があるところである。
食痕としてちょっと気になるものがあった。いつも判らないので見過ごしてきたものである。
この場所では何故かアセビの葉や小枝が直径2メートル以内に散在している。
これは、リス?ムササビ?ヤマネ?
小動物が木に登って齧り落としたと思われる。
このような食痕がJピークから鍋嵐・能の爪にかけて3箇所にあった。
どの部分を採食したのだろうか?
下の写真は、雪の重みで枝折れしたマテバシイの葉が食べられている。
Jピーク近くの広くなった尾根である。
これは、シカ?カモシカ?が食べた痕、区別できなかった。
堤川林道を歩いていると、これまた雪の重みで折れた木の樹皮を採食した痕をみつけた。
これは、カモシカ?シカ?
歯形が残っていた。判りましたか?
バカなことにこの木が何だったか記録していない。来週にでも行って見なくては!

2010年2月26日金曜日

沈丁花の香り漂う

雨模様だが、本降りではない。
テレビではオリンピックゲームのフィギャーの演技。
そう、スポーツなのにキム・ヨナ選手の演技に魅せられている。
窓を開けると沈丁花の香り、カメラを持って外にでると赤い沈丁花はこんなにも開いていた。
隣の白花の沈丁花はまだ蕾だ。
浅田選手は白花の沈丁花かもしれない。

殺すなら、全てを利用して!

 24日に土山峠から「峠のお社」に登る時、沢沿いの経路を利用した。
沢を登っていくと、15日には気がつかなかったシカが解体された現場にぶつかった。
2等のオスジカがここまで曳きづり下ろされて解体されたようだ。
丹沢の猟期は15日までだったから、その少し前に撃たれて解体されたようだ。
そう云えば、15日に沢を下ってきたら、経路の登り口近くに軽トラが2台停まっていて、
二人の猟師が立ち話しをしていたっけ!あの時だったのかな?
こちらは、猟銃の音も聞こえなくなってしまったのだろうか?
それは、ともかく可哀想なシカが解体された跡だ。
クリックすると拡大するが、左下と中上に下顎骨が見える。
左端と中くらいに上顎骨が裏返っている。
一体分の毛皮があり、沢を隔ててもう一体分の毛皮がある。
胃に詰まっていたと思われる反芻途中の内容物が捨てられたままになっている。
これは、猟師が胃を割いて内容物を捨てたのだろう。
そして、胃を含む小腸も内容物を出してこの沢で洗ったのだと思いたい。
この解体現場には、頭骨は揃ってあるが、角は折り取られ、四脚や骨盤や脊椎を含む頭以外の他の骨は見当たらない。動物たちが持っていったとは考えられない。
これら2頭のオスジカを解体した猟師たちは頭骨と毛皮と胃内容物を捨てただけで、持ち帰ったようだ。
毛皮も持ち帰って利用して欲しかった。野生動物と云わず生き物を殺生した場合、殺生した人間はできるだけ全て利用すべきだ。それが生き物に対する思いやりだろう。

アフリカの山で一緒にチンパンジーを追ってくれたトングエの人々は、小動物なら皮を食べ、内蔵は綺麗に洗って食べ、骨までバリバリと噛み砕く。サルくらいの大きさになると毛皮は敷き皮やなめし皮にして利用する。
日本人とアフリカ人の野生動物に対する思いは異なるが、ついこの間まではシカ皮も大事に利用した筈だ。沢の水に浸らせて腐らせることはないだろう。
それとも、せめて皮だけでもイタチ、テン、アナグマ、タヌキ、キツネ、クマやカラスたちに残してくれたのだろうか?贅沢になった日本人が皮を死肉を食べる動物たちに施したということか!

2010年2月25日木曜日

シカ柵の有効性は?

昨日、土山峠に車を置いて、先日の水源管理経路から直接尾根を登って
宮ヶ瀬尾根の峠のお社を目差した。なんと、一時間半近くかった。
シカ柵を潜ったり、乗り越えたり、扉を通ったりだった。
峠を越えて、ハタチガ林道に下り、終点からハタチガ沢に下り、沢を遡上して北尾根のピークを目差したが、途中で677ピークに向かっていることに気づいた。
でも、胸にGPSロガーがあるので帰ってから歩いたコースが楽しみだと思い、迷ったことが苦にならなくなった。
677ピークからJピークを通り、鍋嵐でお昼を食べ、エビフライレストランを通って719ピークで休み、能の爪から宮ヶ瀬尾根に下る途中で、さんという丹沢のクマの調べている自然保護に係わる(?)長靴を入った男性と出合う。そこで立ち話しをする。彼は辺室山を通って土山峠に戻るようだ。分かれた後、間違ったコースを歩いていることに気づき、戻って宮ヶ瀬尾根を目差し、ハタチガ沢林道終点と堤川林道終点の分岐の尾根で残りのオニギリを食べて堤川林道へ下りる。
このコースは暗い杉林の中を45度くらいの急斜面を下りるが、毎回まっすぐ下りれたことがない。
林道に下りて、先日見つけたクマ糞を採集しようと思うが、見つからない。ようやく親指くらいの欠片を見つけ糞分析のために持ち帰る。

シカ柵を潜る
乗り越える
扉から
丹沢の山歩きはシカ柵があって歩きづらいことこの上ない。
上のシカ柵の内外(どちらが内か外は不明)の植生を見比べて欲しい。

シカ柵は、シカがスギなどの植林や残したいブナなどの樹木をシカによる採食(これを食害という)から守るために延々数キロにも及ぶ柵である。

どう見ても柵の内外では植生に違いが無い。丹沢山塊の下草がなくなって剥きだしになっているのは本当にシカの採食が原因なのだろうか?
もし、そうだとしたら、もっともっとシカ柵を維持管理してほしい。

シカは柵のどちら側でも見られる。シカ柵の意味がなくなっているは明らかである。
それにも関わらず新しいシカ柵が作られている。
柵は維持管理をしっかりしなければいけない。その維持管理のために人を配置しているとはおもえない。台風や強風、雪で木々が倒れて柵を押し倒しても、あるいはアナグマが金網の下に通り道をつくり、それが他の動物も通るようになって大きくなるが、そのままである。修理されたシカ柵を見たことがない。
そんないい加減な考えのシカ柵は税金の無駄使いだ!

2010年2月23日火曜日

セロジネが咲き始めた

セロジネの仲間が咲き始めた。
これは、かなりの低温にも耐えれるので、我寝室に置いている。
ランの中でもかなり強い香りだ。
たくさん咲くと嫌な匂いに感じる。
このセロジネの仲間も、デンドロやパフィオも東南アジアに分布するランで、
新大陸のアメリカに分布するカトレアやオンシジュームの仲間とは異なる着生ランだ。

ランに興味を持ったのは、学生の時にタイワンザルの調査に台湾に行った時だ。
ごく普通の民家の軒先に着生ランのファレノプシスをぶら下げていた。
当時、ファレノプシスは高価なものであった。
北海道生まれのぼくにとっては南国のこのような風景に焦がれていたのかもしれない。
アフリカには上記の仲間のランがなく、エビネのような地生ランが多かった。
ランの種子はほとんど粉状のもので、世界中の空中に漂っている。
が、アフリカの熱帯降雨林にはカトレアもファレノプシスの仲間も無い。

2010年2月22日月曜日

身近な鳥たち

先日、境川沿いを歩いたとき、見つけた鳥である。
キジのメスが何故か2羽連なって歩いていた。
このような剥き出しの地面を歩くときは足早に歩き、草むらではゆっくり歩く。
あのように歩くから桃太郎のお供ができたんだ。
ヒヨドリかなと思ってみたらムクドリであった。
「ムクドリの夢」という童話を思い出した。
マガモ?がカップルで流れに逆らってもぐって何かを食べていた。
ムクドリにかぎらず、カモもキジも童話に登場する鳥たちだ。
昔から人々にとって身近な存在だったのだ。
が、子供の頃のぼくは鳥や動物を見ると石をぶつけて獲ろうとしたものだ。
今の子供たちにはそんな悪餓鬼はいない。
今日は朝早く起きて丹沢へ行くつもりだった。
が、夜中、胃が気持ち悪くなり何度も目覚め、とうとう戻す。
次に目覚めたのは6時半を回っていた。
何だかこのところ胃が弱くなっている。
広島から送られてきた生牡蠣を食べてからだ。
刺身を食べるとどうもダメだ。
それとも昨夕作った豆腐ハンバーグのせいかな?

2010年2月21日日曜日

水ぬるむ!

昨日は久しぶりのお天気だった。雪が降ったりの寒い日が続いたので、
GPSをもって横浜市と藤沢市の市境を流れている境川沿いのサイクリングコースを歩いた。
大勢の人々が陽気に誘われて、自転車に乗ったり、走ったり、歩いたりをしている。
お~!懐かしい、草摘みだ!
近づいてみると、ヨモギを採っている。
ヨモギはまだロゼット状で春の陽を浴びている。
二人でレジ袋半分くらい採っていた。
口の中に子供の頃食べた草団子の香りが広がった。

川辺に下りて遊んでいる二組の親子がいた。
男の子が足を水に浸けている。冷たいだろうが、楽しそう!
もっと川で気軽に遊べると良いのだが、、、。
入っちゃダメの看板だ!
せめて、小学校高学年と一緒だと良しとするようにしたらいかがだろうか。
こうやるから、柵を乗り越えて遊ぶことになる。
春が近づくと、子供も大人も温んだ水にさわりたくなる。
危険なことに子供の頃から接していないから大人になって判断できない。
過保護社会を作ってきた今を考えなおさなければいけない。

2010年2月19日金曜日

冬のイシクラゲ

昨年の7月4日のブログでイシクラゲを三杯酢やマヨネーズ、5日には味噌汁で食べたことをアップしたが、先日の土山峠・宮ヶ瀬尾根の猿ヶ島歩きで見かけたイシクラゲは、、、
藍藻の仲間ということだが、冬は緑ではなく枯葉色になっている。
こうやって冬越ししているのだろうか?
これが温かくなると再び緑色になるのだろうと思うが、これは死んだ姿なのかな?

Outlookを再インストールしても受信はできるが送信できず。
アドレス帳がインスールできていない。
初期化するとOKなのだろうが、そうなると全て再インストールやダウンロードをしなけばならない。
これも、GPSの軌跡をグーグルだけでなく電子国土地図で見たいばっかりにこうなったのだ。
電子地図でもまだ軌跡を描けないし、Outlookもダメ。
DellNoteの方にOutlookの保存データーを移し変えよう。
今日は、晴れたからGPSを持って歩き回ろう!