「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2010年1月20日水曜日

リス食痕:クルミとエビフライ

北尾根を下る時に見慣れない食痕を見つけた。
どうもウラジロノキの果実を咬んで吐き出したようだ。
サルなら頬袋に溜め込んだ果実を戻し食いするときに固い種子や果皮を
吐き出すのだが、ここにハナレザルでも来たのだろうか?

アカマツのエビフライがたくさんあったので、集めて写真をとる。
すべて、リスが食べた痕だと思われる。

この近くにクルミの食痕もあった。

この食痕は拾ってきた。
面白いことが分ったので明日アップする。

2010年1月19日火曜日

今年初めての丹沢

家を出たのが8時20分、車を駐車したのが10時
宮ヶ瀬平成の森の前の橋を渡る
ここでやっていた工事は今日で終わるようだ。
ハタチガ沢林道に入って間もなく、血痕と大量の毛
昨夜か今朝の血痕と思われる。

カモシカがクマか、ノイヌの集団に襲われたようだ。
しばらく林道を歩いて、ハタチガ沢に下りる。

この看板を見て、ここから北尾根の677ピークを目差すことにきめる。
途中、土が乾いていてザレ場が多く、滑りやすい。
ストックをザックにつけ、両手も使って登る。
上部は雪だ。

ハタチガ沢林道や鍋嵐方面を見たり、宮ヶ瀬湖を見たりしながら登る。

登りのため、上半身はスポーツシャツとセーター。
が、休むとすぐ寒くなる。

677ピークの看板を前に座ってサーモスに容れてきたコーヒーを飲む。
12時前だが腹減った。

鍋嵐に行くつもりだったが、ここから北尾根を北に向かって下ることにする。
インスタントラーメンと餅とコッヘル、ストーブを持ってきたが、水を忘れているのだ。
下りでテン、アナグマ、タヌキ、イタチ、キツネの糞を拾う。

2010年1月17日日曜日

ヘビの頭骨をもらう

昨夜の新宿での同窓会で友人からペットボトルに入ったアオダイショウの
頭骨つき死骸の一部をもらった。
今朝、家族が起きてこない間に洗面所で茶漉しに空けて
水洗いした。

アオダイショウの骨を見ていて、
肉食動物の糞の中に入っている、背骨の中で魚の骨と思っていたのが、
ヘビなどの爬虫類や両生類のものかも知れないと思い始めている。

ヘビの頭骨は薄っぺらで、写真の歯がどれが上顎なのか下顎なのか不明である。
今年は、ヘビ、トカゲやカエルなどの骨格を集めよう。

2010年1月16日土曜日

白梅ほころぶ

庭の白梅がほころび始めた。
ヒヨドリやメジロが時々白く膨らんできた蕾を突いていた。

今日は、これから釧路湖陵高校の同窓会が新宿で行われる。
参加を申し込んでいるが、何だか面倒くさい。
歳をとると出不精になるって言うが、これがそうなのかもしれない。
気合を入れて出かけなければ、、、。

2010年1月15日金曜日

紅梅満開

近くの公園に紅梅の状態を見にいった。
満開だ!
しかし、白梅はまだ蕾のままで、我が家の白梅も明日か明後日だ!


この公園内に数本の紅梅が咲き、遠くからみると雪洞を灯したようだ。
近くの日向の芝生に座ってお茶をおいしそうに飲んでいる人がいた。
穏やかな1年になってくれれば良いが、政治・経済とも波乱含みだ。

帰りに久しぶりに一〇〇円ショップに入って、小動物の骨をいれる器をさがした。

2010年1月12日火曜日

繰り返される動物に対する「善意」 -ワモンアザラシの漂着-

外房の港にワモンアザラシの子供が漂着したようだ。
衰弱しているということで鴨川シーワールドに保護されたとのこと。

どんな動物も生まれた場所から遠くへ分散する性質をもっている。
子グモが尻から糸を出して、風とともに舞い上がり偏西風に乗って数千キロも離れたところに移動する。もちろん、自動車道路に落ちて車に轢かれて死んでしまうものもいる。
ほんの少数のものだけがだれも行かなかった新天地で暮らすことができるようになる。

このような個体をパイオニア個体と名づけられている。
ニホンザルでも生まれた森を離れて60キロ以上も移動するし、野を越え、自動車道路を越えて大都会に出てくるものさえいる。あるいは、シカやクマが農耕地に出てくるのも分散の一つの表れであることが多い。

アザラシの仲間は釧路沖や襟裳でも見られる。寒い海に生息している動物である。
しかし、アザラシの仲間であろうとも冷たい海ばかりでなく温かい海にも生息できる動物である。

彼らも生まれた地を離れて遠方に分散して、分布域・生息域を広げようとしている。

それを保護という「善意」のもとに捕獲してしまうのは、自然保護や動物愛護の精神からも
外れるものであるということを理解すべきである。

2010年1月10日日曜日

穏やかな天候の神奈川

昨日、雪に囲まれる道を釧路空港まで妹に車で送ってもらう。
羽田空港から我が家まで、京浜急行と横浜市営地下鉄を乗り継いで
7時頃帰宅。先ずは、ビールを飲む。
部屋の中が寒々しいのが気になる。

今朝は5時半に起きるが、まだ暗い。
新聞を取りに外に出たが、寒い。
しかし、水仙は咲き、屋外の鉢植えのゼラニュームも赤や白の花を咲かせている。
庭に出ていると、小鳥が、、、慌てて写真を撮る。
カメラを持って外に出たのが良かった。
ジョウビタキとメスだと判る。可愛いヤツだ。
このところ、写真から小鳥を少しずつ同定できるようになってきた。

何かに見られていると思ったら、
大きなネコがこちらに挑むような視線を投げていた。
ネコはどうしてこのような人への不信感をもつ目つきをするのだろう。
ジョウビタキのメスのような可愛さはないが、ネコの気持ちが分るような気がする。
それは、同じ哺乳類だからだろう。

零下ではないのに、外気温は冷たい。
部屋に入っても寒い。
釧路では室内は、ストーブにいつも火があり、温かい。
時にはセーターを脱ぐくらい暑い時もある。
しかし、藤沢では、寒くても温まるストーブがない。
石油ファンヒーターでも欲しい。

2010年1月9日土曜日

釧路から(18):つらら

暮れからの雪で、釧路市の除雪費は早くも2倍以上になり、
春までの除雪費に頭を抱えているようだ。
今はこのように車道だけでなく歩道も小さな除雪車が走って除雪してくれる。
車庫からの車を出すための個人の除雪が大変だ。

今年の雪は厳冬季である筈なのに春に降るような湿った雪だ。
そのため、屋根に積もった雪が融けるため真冬なのにツララができ、
日中はツララから水滴が落ちる。
これは釧路の春の景色だった。

温暖化の影響なのだろう。

今日の羽田行きの便は飛んでくれるだろう。
ぎっくり腰も快復してきた。なんだか早く帰りたい心境である。

2010年1月8日金曜日

釧路から(17):調査捕鯨と野生動物保護

 南極海で調査捕鯨中の船が、SeaSheperdConservationSocietyと名のる反捕鯨グループの執拗な妨害行為によって、相手の船を破壊してしまった。

 映像で流されるSeaSheperdの妨害は常軌を逸したもののようにも見える。彼らが何故こうも調査捕鯨に対して危険な妨害を行うのだろうか?

 今日(1月8日)の朝日の天声人語でもクジラや海の問題をとり上げ、「大型のクジラは、毎日5トンを超すオキアミや小魚を腹に収めるそうだ。、、、、、、調査捕鯨への無法行為などは、本当の危機を見えにくくするだけだ。英知で報いる時である。」としている。

 ぼくは、知人から調査捕鯨で獲ったと思われるクジラの肉をもらい、美味しく頂いたことがある。ぼくの故郷の釧路駅前の和商市場ではクジラのベーコンやクジラ肉が売られている。ぼくはこれらを買い求めたこともある。

 調査捕鯨が始まって以来、何頭のクジラが銛で撃たれたのだろうか?どのような調査をしているのだろうか?科学的調査をしているのだろうか?生態・生理・行動・社会・形態・生化学・遺伝学などありとあらゆる科学的調査がしているからこそ何年にも渡って調査捕鯨が必要なのだろうか?

調査の分析に時間がかかるなら、撃ったクジラの頭数や種類、年齢・性さえでも発表したら良いのに、調査捕鯨でどのような調査が行われているか全く一般市民には伝わってこないし、それらが全くマスコミでも取り上げられない。
 
 もちろん、ネットで調査捕鯨と検索するとその「意義や目的」などが「日本捕鯨協会」が上の質問に答えておりますが、、、、。答えになっていないと思います。 

 それは、調査捕鯨という名目で単なる商業捕鯨をしているだけではないのかという不信が生まれるのはオーストラリアやニュージランドの人たちだけではないはずだ。一部の関係者だけが調査捕鯨で利を得ているのは間違いないことだろう。

 日本では落語家がどうどうと全国放送のTVで捕鯨を支持している。これは日本人の陸生哺乳類と海生哺乳類に対する精神の違いが表れていると考える。
 
 日本の動物園ではエンリッチメントということで動物たちをできるだけ自然の状態で飼育しようと努力しているが、水族館では昔と何ら変わらなく、動物たちを狭いところに閉じ込め、イルカの○○ショウやオタリアの○○ショウとして見世物にしている。これは昔の動物園の姿だ。

2010年1月7日木曜日

釧路から(16):エキノコックス

元旦に釧路川の土手で見つけ拾ったキツネの糞を水洗分析
「釧路から(10)」を見て
昨日、雪掻きでぎっくり腰になったので、動けず。
藤沢に戻ってからやろうと思っていたキツネの糞を水洗いした。

左上には鳥の足の骨の一部 その下は多足類のキチン質の外骨格
大半が砂泥と植物繊維
1、2センチの毛が混じっていたが、それは洗い流す。

このキツネ、雪が降る前は ハサミムシやゲジなどの土壌動物を主に食べていたのだ。
鳥の足の骨は、ニワトリの足のようなので
ケンタッキーフライドチキンの足の食べカスを拾って食べたのだろう。
植物繊維は何を食べていたと思いますか?

と、今朝の北海道新聞にエキノコックスの記事が大きく載っている。
詳細はクリックして拡大して読んでください。

キツネの糞にエキノコックスの卵が入り、野ネズミが糞を食べ
ネズミの腸内で卵が孵化して幼虫になり、そのネズミをキツネが食べる。
キツネの腸内で成虫になる。という寄生の循環である。

沢の水を飲むことなどから人の体内に入った卵は、腸で幼虫になり肝臓に寄生し、
命に係わるほどの病気になるとのことだ。

病気に罹らないように注意した方が良いが、兄も妹もキツネを嫌っている。
幼稚園の庭に昨年、出たことで園児の感染を心配している。
ぼくにとっては沢の水を気軽に飲めないのは残念至極だ。