三峰方面の登山道を歩き、20分くらい歩いたところで、カケスが猛禽に襲われここで羽根を毟られた跡があった。そして、すぐ大山・三峰山の道標から二つ目の道標があった。ここで沢を渡るが丸太を組み合わせて作られた橋が落ちている。
9:44 カケスの羽根が散らばる
9:45 道標だ!
堰堤の横にテン糞だ!随分黒っぽいので、昆虫とヒサカキの実でも食べたのかな?そばにあったトゲトゲの灌木のメギに赤い実がなっているのでそれをこの糞の目印に置いた。9:47 テン糞②
9:50 またも道標だ!
見上げるとすぐ上の方は陽が当たっている道になる。おー、またテン糞だ!テン糞を拾って陽の当たる道を登っていると上から同年齢くらいの男の登山者が軽やかに降りてくる。しかも、笑いながらぼくに道を譲るために待っていてくれる。早く登ろうと焦る。呼吸音がゼイゼイする。登りはキツイですね!と声をかけてくれる。もうすぐ稜線ですね!っとぼくは応える。しかし、ここから長かった。11時までに稜線に着きたいと云う思いだけで歩く。肩鎖関節脱臼をした右肩が冷えるので、肩にタオルと帽子を折って当ててザックを背負う。
稜線はすぐそこだと思うのにつづら折りの道だ。Geographicaを見るとあと200メートルくらいだ。
登山者に会ってからが長かった。次にテン糞④を見つけた時は息が切れ写真を撮るのを躊躇したくらいだ。
9:58 テン糞③
10:45 テン糞④
テン糞を拾い。ようやくなだらかな北に向かう道になり、あの休み台が見える。11:08 休み台から不動尻方面を
休み台にカメラを置き、セルフタイマーで撮る
休み台にカメラをセットして自撮りをし、ザックを下して餡ドウナツを食べ、スポーツ飲料を飲んでいるとぼくと同年配の登山者が登ってくる。「ぼくも一休みしよう」と云いながら彼も休み台に荷物を下ろしサーモに入った熱いお茶orコーヒーをフーフー息を吹きかけながら美味しそうに飲む。ぼくは「お先に失礼します」と、休み台の上の道に登る。っと「唐沢峠方面に行くのですか?気をつけて下さい」と云われる。唐沢峠にあった屋根付きの休み台が取り払われた事などを話し合う。雨降りの時の昼食の場、休み場としては屋根付きは有難いのに、県の責任を放棄するために取り払ったのだろうと彼は云う。彼との話しや彼が飲んでいた熱いコーヒーを思いながら南西への稜線を歩く。880ピークのところで一度友人のM氏と歩いた時に入り込んだ南東への尾根に入りそうになる。ダメダメ大山のアンテナが見えないだろうと自分に言い聞かせる。どうしてこの南東の尾根に入るのだろうと不思議にさえ思う。でも、その内、この尾根を降りてみようと思う。あるいは、先ず下から登るか!細尾根を歩いて、ピーク865を右に少し巻いてザイルが架かっている急な尾根を下る。鞍部に降りてもなだらかな尾根を登ると唐沢峠への道標が見える。良かった!今、12時を過ぎたばかりだ。休んでなんていられないのですぐ不動尻方面へ下る。ストックをできるだけ伸ばして下りで膝に負担がかからないように歩く。
12:06 ここから右に行くと唐沢峠
16時までには家へ戻りたい。17時に中央林間駅に行かなければならない。帰って風呂を浴び、着替えて行きたい。膝が痛くならないように歩くのでどうしてもペースが遅くなる。
12:27 不動尻まで1.3キロの道標
12:39 まだ不動尻まで1キロだ!
13:07 ようやく緑の看板がある大山・三峰山の登り口に着く
大山・三峰の登り口に着いてから、時々小走りして車を置いた大平石切り場跡を目指す。山神隧道を出た時には13時半を回っていた。あとはゲートを超えればすぐだ。早歩きで急ぐ。45分に車に着く。やった!十分16時前には帰宅できる。帰宅しても風呂に入りながら缶ビールも飲めず、ましてやウィスキーも飲めないので身体の疲れが取れた感じがしない。中央林間で全身を揉んでもらって帰宅してから先ず、缶ビール、すぐウィスキーにレモン汁を絞り入れそれに熱湯を加えて飲む。ようやく、落ち着く!
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