大棚沢駐車場から土山峠を歩いても20分から25分くらいで歩けるのだが、すぐ横を車が風を切って走るし、トラックだと巻き込まれそうになるのでバスに乗った。
土山峠から堤川林道にはいる。寒いのでぼくとしては急ぎ足で歩く。シカの骨が落ちていた。
9:12 シカの足(or手)根骨のカガト側の方の骨
さらにどんどん歩いていくと、シカ糞?小鹿の糞にしては小さすぎる。キョンの糞ではないだろうか?東丹沢山麓にキョンが入り込んでいるのだろうか?キョン糞のサイズが判ればすぐわかる事だ!円筒形ではなく、球状だ。しかも、パチンコ玉よりも小さい。
9:22 キョンの糞なのかな?
土砂崩れが道を塞いでいる。おそらくこれは2019年11月の台風19号の時の豪雨によるものだろう。
9:25 越えてきた土砂崩れ
テン糞が大きな岩の上にある。サルナシとマメガキを食べたようだ!9:27 テン糞だ!
9:33 再び通せんぼの崩れだ!
9:41 林道終点が見える。寒いが日向は温かいので、歩いていて気持ちが良い。9:41 林道終点
林道終点でザックを下し、着ていたセーターを脱ぎ、スポーツドリンクを飲む。イノシシが至る所掻き回した跡がある。
9:46 イノシシが地面を足で掘った跡だ!
ストックをザックから外し、伸ばして前の斜面を登る。紅葉が目に染みる。この尾根を直登すると宮ケ瀬尾根にぶつかる。最初の頃は直登したので、少し調子が良いので右に巻く仕事道を行かないで直登することにする。
9:46 宮ケ瀬尾根に
久しぶりの直登で、若返ったような気がするがすぐ息が上がり、ゼイゼイだ。鼻水も出るしタオルハンカチで鼻水をかんだり一歩一歩の登りになる。9:57 もう息がきれる、尾根を見上げる
つづら折りに曲がる仕事道に出る。やはり、これを行こう。10:08 仕事道に出る
仕事道が消え、草木が無く岩や土がむき出しになっている箇所にくる。夏場はここをすぐ素通りしたいが、鍋嵐や熊ノ爪の稜線を眺める。
10:25 鍋嵐(真ん中のピーク)左の方に熊ノ爪(写真では写っていない)
まもなく、宮ケ瀬尾根との出会いにでるが、風が強く寒いので写真を撮っただけで、素通りだ。シカ柵が倒れて、以前とは雰囲気が少し違う。ここをハタチガ沢林道へ向けて北西への小尾根を行く。以前と変わっていない尾根。
10:30 宮ケ瀬尾根との出会い
10:44 左の方にハタチガ沢林道のガードレールが見える
10:55 最後は斜面を右に巻いてハタチガ沢林道に降り立つ。寒いので陽の当たる場所を目ざす。10:55 巻いて降りてきた尾根
テン糞を見つける。堤川林道で1個、ハタチガ沢林道で1個なので、満足する。
11:10 テン糞
日向で、スポーツドリンクを飲みながら持ってきたアンパンを食べる。寒いのでレインギアを着る。歩いていくと、目の前に信じられないような大崩壊地が広がる。この道は丹沢実習のコースに入っていたのだ。下に沢に降りて登れないか?あるいは上へ登って巻いて行けないかしばらくウロウロ下の方を見たり、上を見たり思案する。11:19 大崩壊地
すぐ側まで行った。が、だれもこの斜面を巻いて渡ったような痕跡はない。やはり、上に登るか沢に降りるかしなければならないようだ。11:27 以前ならこの沢を登ったのに!今は、とても気力が湧かない。
11:41 テン糞だ! マメガキやサルナシの種子が見える
ハタチガ沢終点まで戻り、帰ることにする。ん?これは綺麗な緑色のイモムシだ!11:47 スズメガの仲間の幼虫だろうか?
林道終点にたどり着き、降りてきた時には全く気が付かなかった梯子がある。上を見上げると仕事道があるようだ。ぼくはこの梯子を登らないで、上の仕事道を目指す。立派な仕事道が宮ケ瀬尾根まで続いていた。11:55 林道終点にこんな梯子があった!
12:13 ジグザグの登りで楽な筈だが、腿が上がらない。どんな顔しているか左手にカメラを持って自動シャッターでパチリ
12:33 堤川林道から登ってきたところに着く。
12:33 堤川林道とハタシガ沢林道との出会い
林道出会いの場所から登ってきた尾根を下るが、全て仕事道を歩く。最後の最後でこの道が崩壊していた。が、巻いて無事堤川林道に着く。
土山峠のバス停からまたバスに乗ろう。本厚木発のバスは40分発だから13:20か30分頃だ。それは無理だから14時2,30分頃にバスに乗ろう。1時間以上もあるので、ゆっくりゆっくり歩く。バスは22分発だった。そのため、30分近くも土山峠でバスを待つことになる。
13:08 林道着
堤川林道を下りながら、土山峠から湖岸林道を通って宮ケ瀬尾根のピーク525に登り、そこから清川トンネルまでの稜線もかなり荒れていることだろう。清川トンネルへはまたそのうちに出掛けてみよう。ともかく、来週の丹沢実習で、堤川林道・ハタチガ沢林道・清川トンネルはできないことが解かった。
歩いたGPSの軌跡
1 件のコメント:
綺麗なイモムシはシンジュサンというヤママユガ科の幼虫だと、
専門学校の卒業生のS.Aiseさんに教えてもらいました。
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