4月6日、土山峠・猿ヶ島で採集したタヌキ糞の内容物の水洗いによる分析です。
8:03
キブシの種子多数、1.5~4センチのシカ毛、
8:10
キブシの種子多数、ケンポナシ種子1個、不明果皮2個、不明種子2個、動物質、節足動物外骨格
9:10
キブシ種子多数、節足動物外骨格、鳥の足orトカゲの腹部の鱗のついた外皮?環形動物か腸のようなもの、鳥の翅の軸(標本にする)
9:59
キブシ種子多数、ケンポナシ一個、不明種子2個、鳥の足orトカゲの腹部の鱗のついた外皮?鳥の翅の軸の一部の一部3~5ミリ
この9時10分と59分のタヌキ糞の中には、トリの足のウロコ付き皮?orトカゲの腹のウロコ?付き外皮と思われるものと、トリの羽の軸?と思われる不明なものがでてきた。
それが下の写真である。 これらは何だろうか?
また、8時10分のと9時59分の糞には、不明な2種類の不明な種子が出てきた。
左の種子は一度アップしたものと思う。
この日はテン糞も何故かテン糞は見つけられなかった。
タヌキたちは冬から春にとって彼らのお腹を満たすキブシの果実を相変わらず食べている。
さらに、蠢きだした土壌動物も林床に落ちているキブシの果実とともに漁っていることが分る。
上の写真はトカゲの腹部の皮それとも鳥の足の皮?
鳥の羽の軸のような物が出てきたが、これも分らない。
いずれにしても標本とした。
一昨日拾ってきた、テン糞とタヌキ糞の水洗いが楽しみだ。
昨日は、TCA専門学校の最初のクラスの授業だった。緊張して喉がからからになった。
今日は、慶應大の最初の授業だ。今日は学生たちが履修する授業を決めるので、35分ずつ2回に分けて行う。「動物行動学」の授業で、薬、商、経済、人文、他などの学生たちが集まってくる。
2 件のコメント:
上の写真の左下4本は鳥の羽根の羽軸だろうと思います。先がすぼんで丸くなっていますね。
テン糞の場合ですが、尾羽を切り落としたときに体内に残る部分だと考えてます。
あと、上の皮が鶏の足の皮とそっくりですね。
右はどこかの骨?
やはり、トリの羽根の軸ですか!
なるほど、羽を切り落とした時に体内に取り込まれる部分、、、これはタヌキだが納得です。
トリは鶏ですか?
ニワトリだとすると、皮の大きさが納得できます。小鳥だと大きすぎますよね。
ニワトリとは考えも及ばなかった。
右の円柱も羽軸と同じものです。
タヌキがどこでニワトリのような大きい鳥を?
襲って捕まえることは非常に難しいので、たぶん死骸を食べた?
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