3月25日に伊勢沢上流右岸で見つけたイノシシの頭骨を剥皮・除肉をして、5月下旬まで水を満たしたプランターに浸けておいた。今月になって、水を何度か代えて脂分や臭いを除き、ようやく晒骨できた。
ぼくが持っている、イノシシでは始めての全ての歯や骨が揃った頭骨である。嬉しい!
やはり、死んで間もないものだと動物に荒らされてないので完全なものが得られる。
鼻先から頭の後ろまでの長さは435ミリ。
歯の萌出状態から完全な大人で、性別をメスだと鑑定した。
犬歯の長いのがオスで、短いのがメスだが、性別を判定するに足る完全に性別が分かっている1個体オス(但しブタ)があったので、それを頼りにした。
その根拠は上顎の犬歯が出てくる部分(上顎骨)に顕著な盛り上がりが無いからである。
オスの特徴は、上や底面から見ると上顎の犬歯部分の骨の盛り上がりが大人個体なのに少ない。
正面から
2 件のコメント:
きれいで立派な頭骨ですね。
重さもかなりありそうに見えます。
目はほんとに見えているのかな〜?
林道でカメラを構えて待ち構えていたときは、6、7mの距離で飛び出してきました。でもこちらがじっとしていたら気付なかった。
しかし、静止した物の形の認識が弱いだけかもしれないですね。
動いたり、臭いや動物的な音があると感知されそうで、ヒヤヒヤしましたが。
きれいでしょう!
全ての肉類を腐敗させてとった後、何度も水に浸けて脂抜きをしたことで綺麗になりました。
重さ、手頃な重量計が無いので、風呂場にある体重計に乗せてみました。1.3キロくらいかな?
目はツキノワグマよりも良さそうです。後眼窩突起が伸びて、頬骨前頭突起も伸びている。クマはこんなに明確に後眼窩突起が伸びて眼窩を形成していない。
それにしても切歯が奇妙と思えるほど面白いです。
登山靴の靴底の張替えが修理されて戻ってきた。が、左足がダメ。山へ行けない。安静にして、ビールばかり飲んでいるので、随分腹が出た。6時になったのでウィスキーを飲んでいる。秋までにまた、呑みたいね。
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