午後からは温根内ビジターセンターから湿原を探勝する。
花々はもう咲き終わっており、ほんの少しの花が残っていた。
ウグイスを含む鳥たちの鳴き声にかこまれ、バードウオチングとなった。
女子学生は鳥の図鑑をもってきており、あれだこれだと確かめている。
今更ながら鳥痴の自分が情けない。
立ち止まるとヤブカで、手や顔が刺され、痒い、痒い。
遊歩道で、あ!イタチ!と思い静かに近づくと、ソヤツがこちらにやってくる。
シマリスだ!
どんどん彼はやってくる。もう、シャターを押すだけ。
なんと、もう一匹現れて、こちらに近づいてくる。
ぼくらの2メートルくらい手前でうろちょろし、一時もじっとしていない。
なんと、一匹がぼくの足元に、、。
ストックに興味を示し、臭いを嗅いでいる。 どうも、ぼくらは彼らの通り道を邪魔しているようなので、
ぼくらは一列になって彼らが通れるようにしてやると、、、、。
ぴょんぴょんと軽やかに飛び跳ねて、歩道を下っていった。
彼らがいなくなったので、リスたちの可愛らしさを話題にして5、6メートルもいかない内に、草叢から彼らが現れた。
ぼくらは彼らの行動域の真っ只中にいるようなので、「ゴメンすぐ出て行くね」と声をかけて歩いた。 上はエゾヤチネズミだ。ネズミ科ハタネズミ亜科に属する。ラットやマウスに比べ、口吻と尾が短い。もちろん、歯の構造が全く異なる。
親子連れが歩道沿いの草叢で見つけ、騒いでいた。初めはあまりの小ささにトガリネズミ?と思ったくらいだ。もちろん、この森のネズミについて説明をしてあげる。
湿原の花は終わり、タンチョウヅルには会えなかったが、たくさんの小鳥たちを見ることができたし、なによりもシマリスとエゾヤチネズミに会えたのは嬉しい限りだ。が、蚊にたくさん刺され痒い!
幼稚園に戻ってきたのは4時半、学生たちは海に行きたいというが、こちらは車の運転で疲れているので、止めてもらう。撮った花はまとめてホームページの方でアップしようと思います。
今日は、雌阿寒登山。
2 件のコメント:
絵本の絵のようなシマリスたちですね。ほんとに警戒心というものがないんでしょうか。んー、きゃわいーッデス。
野生生物に会うのは彼らの生活圏に入っていかなければいけないし、でも会えるとやっぱりうれしいし楽しいですね。
(わたしはそんなに会ったことないですが)。
エゾシマリスの写真、いいですねー。
エゾヤチネズミはめずらしいのでは?
きっちり保護された釧路湿原というのはやはりすばらしいもんですね。
ただ疑問なのが、これほどの小動物は他の中型以上の動物や猛禽の最高のエサになるのに、大丈夫なのでしょうか?
人間がいる間は天敵が現れないのをよく知っているからですかね。
早々に動物の写真みせてもらい、うれしいです。
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