「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2021年2月13日土曜日

スローロリスとニホンザル:霊長類の分類4 メガネザル下目と真猿下目の頭骨の違い The skull differences between tarsiiformes and simiiformes

 曲鼻猿亜目のスローロリスの頭骨の眼窩がマングースや有蹄類、さらにはハイラックスなどの哺乳類の頭骨に似ていることは分かった。

では、次に直鼻亜目はニホンザルやゴリラ、クモザルなどの真猿下目とメガネザル下目に分かれるが、この下目の違いは頭骨ではどこにあるのだろうか? 下の図1を見てもらおう。メガネザルの眼窩は頭骨の半分くらいにもなり、正面からでは眼窩輪が大きく頭骨を全体を覆い隠す、左右の歯列が第一切歯を頂点とする2等辺三角形(V字状)になるように並ぶことである。さらに云えば第一切歯が犬歯よりはるかに長いことが上げられる。

図1. メガネザル下目メガネザル科のメガネザルTarsius sp.の頭骨 Animal Diversity Webから
しかし、真猿下目のサルは、眼窩の大きさは頭骨全体の3分の1にも及ばなく、眼窩輪も大きいが頭骨を覆いつくすほどではない(図2,3,4)。さらに底面から見た歯並びはU字状であり、左右の犬歯からの臼歯が平行に並んでいる(図5)。
図2. 真猿下目のニホンザルMacaca fuscata(大)とリスザルSimia sciurea(小)の頭骨正面から
図3. 上面から
図4. 側面から
図5. 真猿下目の リスザルSimia sciurea(小) ニホンザルMacaca fuscata(大) の頭骨底面から
以上をまとめると、直鼻亜目はメガネザル下目と真猿下目に分かれるが、頭骨の違いはメガネザル下目は眼窩が頭骨の半分くらいにもなり、正面からでは眼窩輪が頭骨全体を覆い隠すほどである。さらに、V字状の歯並びをしている。しかし、真猿下目では眼窩は全体の3分の1若であり、歯並びはU字状となる。

2021年2月11日木曜日

スローロリスとニホンザル:霊長類の分類3 曲鼻亜目のスローロリスとマングースや有蹄類の眼窩は同じ   The eye-socket of slow loris is same as mongoose and ungulate

直鼻亜目のニホンザルは眼窩と側頭窩は分離しているが、曲鼻亜目のスローロリスは分離していないと前回話した。側面からみると分かるだろうと思った。が、図1ではピンが外れているのでよく分からない。で、図2にスローロリスだけの側面からの頭骨を示した。朱色の紐を側頭窩から眼窩に通した。これで眼窩と側頭窩には境になる骨がないことが判る。
図1. スローロリスとニホンザルの頭骨左側面から
図2. スローロリスNycticebus coucangの頭骨左側面から
スローロリスと同じように霊長目以外の哺乳類の食肉目のマングース(図3)や鯨偶蹄目のシカやカモシカも眼窩輪が形成されているが、眼窩と側頭窩の境を仕切る骨はない。
図3.マングースHerpestes auropunctatus左♂、右♀の頭骨左側面から
前頭骨頬骨突起(後眼窩突起)と頬骨前頭骨突起が縫合して眼窩輪が形成される(黒線で囲った部分)
図4.ニホンジカCervus nippon♂の頭骨左側面から

図5. ニホンカモシカCapricornis crispus(性不明)の頭骨左側面から
霊長目以外の哺乳類で眼窩輪が形成されるのは、手持ちの動物では、上記の3種以外に鯨偶蹄目の動物を除くとアフリカでぼくのマハレのチンパンジーの仕事を手づだってくれたドイツ人から貰ったハイラックスの仲間の頭骨がある(図6)。ハイラックスは不思議だ!何が不思議かと云えば眼窩輪が形成されているものがいれば形成されないものもいるのだ。このハイラックスについては別の機会にアップしたい。
図6. キノボリハイラックスDendrohyrax arboreus

昨日で、専門学校が終わった。今年度はコロナ禍の中で、初めての動画作りやZoomでの対面授業とオンライン授業などがあり、後者は操作に慣れない内に終わった。どうもこのオンラインと対面をセットにした授業が来年度も続きそうだ。PCと違う操作方法の学校で使うiPadの使い方をマスターしたい。
今日は、これから6回目の指圧(そこでは手もみと看板を出している)に通う。1月14日に鐘ヶ岳に登ってから、左股関節が電気が走ったように痛むので翌日整形外科で腰部脊柱管狭窄症と診断されたが、薬も治療もなかったので、暗澹たる気持ちになった。が、「手もみ健康増進サロン」に通うようになって、今では、50メートルくらいならゆっくり走れるまでに快復してきている。問題は脊柱管狭窄症よりもぼくの筋肉の強張りだと諭された。その手もみ師は女性の中国人で、中国の外科医師の免許を持っており、旦那さんは内科医で筑波大に留学していた。その為、何故痛むのかを神経系、血管系、筋肉配置の西洋医学の面から解説してくれるので納得だ。電気が走るような痛みが1ヶ月もしないで消失したのは信じられないくらいだ。とにかく今まで筋肉を使いっ放しだったので、オバーホールして、バージョンアップした身体で山を歩きたい。それまではもう少し我慢だ!

2021年2月7日日曜日

スローロリスとニホンザル:霊長類の分類2 曲鼻亜目のサルの眼窩はマングースやシカと同じ。 The orbita, eye-socket, of Strepsirrhine is same as deer and mongoose.

 さらに真猿下目はニホンザルやゴリラ、キンシコウなどのアジア・アフリカに生息する狭鼻小目とリスザルやクモザルなどの中南米の広鼻小目に分けられる。 

図1. 狭鼻小目(緑色)と広鼻小目(赤色)の分布

さて、ぼくが持っているサルの仲間の頭骨は、スローロリスを除いて他は全て直鼻亜目のサルたちのものである。頭骨を含む全骨格が揃っているのは、スローロリスとニホンザルだけである。

曲鼻亜目ロリス下目のスローロリス♂と直鼻亜目ニホンザル♂の頭骨を図2にしめした。両者の明らかな違いは眼窩である。直鼻亜目では眼球は、壷状の眼窩で覆われ、側頭窩と分かれるが、曲鼻亜目では眼窩と側頭窩が一緒になっていて骨によって分けられていない。

図2. 曲鼻亜目(左)と直鼻亜目(右)の頭骨正面から 
スローロリス(左)、ニホンザル(右)
図3のカイネコの頭骨からも判るように、曲鼻亜目のサルの頭骨はカイネコのものと大差ない。カイネコは曲鼻亜目のスローロリスのように前頭骨頬骨突起と頬骨前頭骨突起がつながらないが、マングースやシカ、カモシカではスローロリスのようにつながって眼窩輪が形成されている(次回にでもアップ)。つまり、曲鼻亜目のサルはかって原猿亜目として分類されたように、眼窩と側頭窩に関しては霊長類以外の哺乳類の特徴を備えているのだ。
図3.カイネコの頭骨正面から
①:前頭骨頬骨突起(後眼窩突起)②:頬骨前頭骨突起

2021年2月6日土曜日

スローロリスとニホンザル:霊長類の分類1  Slow loris and Japanese macaque: The systematics of primates1

生物系統分類は最近30年間の目覚ましい遺伝学的な分子系統学研究によってさまざまな事が明らかになった。霊長類(目)は曲鼻亜目と直鼻亜目に大きく分けられる。

曲鼻亜目のサルはアフリカ大陸に生息するガラゴやポトや東南アジアからインドに生息するスローロリス のロリス下目とアフリカ大陸の南東に浮かぶマダガスカル島に生息するワオキツネザルやシファカ、アイアイなどのキツネザル下目とアイアイ下目である(図1)。

図1.曲鼻亜目の分布 動物大百科3・平凡社を改変
橙色:ロリス下目 緑色:キツネザル下目とアイアイ下目

直鼻亜目は、ニホンザルやゴリラ、リスザルやクモザルなどのサルらしいサルの真猿下目(図2)とミンダナオ島と周辺の島々、スラベシ島、カリマンタン、スマトラ南部に生息するメガネザル下目(図3)に分けられる。

図2. 直鼻亜目の真猿下目の分布(緑色部分)動物大百科・平凡社を改変

図3. メガネザル下目の分布(赤色部分)

2021年2月3日水曜日

もう河津桜が咲き出した! The Kawazu-zakura has already begun to bloom!

 先ほど、散歩から戻ってきた。この2,3日温かいので、河津桜の蕾は膨らんできているかな?っと見たら何と一本の木には10個くらい花が咲いていた。温かいせいか散歩している人たちが多い、公園にも小さな子連れの母親たちが日なたに多く見られた。しかし、皆、マスクをしている。ぼくは外を散歩しているのだからマスクを外して歩きたい。ついこの間まではマスクを外して歩き、他人とすれ違う時にタオルハンカチで口元を押さえた。咳が出る時はもちろんハンカチで押さえる。

ぼくが歩く山なら他人と会うことは殆んど無いのでマスクは必要ない。あー、早く山を歩けるような身体になりたい。

河津桜Cerasus x kanzakura'kawazuzakura'

2021年2月2日火曜日

我家の白梅が満開だ! The white Japanese apricot in our yard is in full bloom.

昨夜からの雨が止み、お日様が出て庭の梅の花が元気になったような気がする。この梅の枝に下げているフウランやカヤラン、ヨウラクランはそれこそ葉に元気を取り戻したようだ。しかし、まだまだこれから寒い日がくるのでそのままじっとしていてもらいたい感じもする。
Prunus mume
今日は節分だ!釧路で生まれ育ったぼくにとっては、この日に庭のスイセンやウメの花が咲いている状態を釧路に住んでいる兄妹ばかりでなく、釧路の人たちに見せてあげたい。釧路は、まだまだ地面は氷のように固い根雪に覆われていることだろう。根雪が融けるのは3月に入ってからだ、地面の氷をツルハシで割って日向に出す。そんな大人たちの作業が目に浮かぶ!
満開の白梅

2021年1月31日日曜日

シジュウカラが巣箱を覗いている! Japanese tits are looking into the nest box

 昨年の暮れあたりから我家の庭にハナミズキに架けている巣箱を覗きに、シジュウカラ、スズメ、ヒヨドリが来ていた。それが、先々週あたりから朝シジュウカラが巣箱に入り、シジュウカラが入った巣箱をスズメやヒヨドリが覗き込むことがあった。その様子を撮ろうと思うのだが、20分くらいも騒いでいてはいなくてしまう。お昼頃とかお昼過ぎには鳥たちはやってこない。今日、偶然、やって来て巣穴から中を覗いているところを撮ることができた。シジュウカラであった。

巣箱の中を覗くが全く巣材を運ぼうとはしない。中に一羽が入ることはあるが、2羽同時には入らない。一昨年はヒナがいる巣箱の上に2度もネコが上がり、とうとう5月の中頃に全て持っていかれた。その為、中の様子を伺うと同時にネコやアライグマなどの獣の匂を嗅いでいるのかもしれない。しかし、鳥の嗅覚は???

一昨年はヒナが大きくなったところでアライグマ(多分)に持って行かれた。その時は3月に入ってから巣箱に巣材を運び入れている。2匹のノラネコ、アライグマにハクビシンから、ヒナたちを守ってやらなければならない。アライグマやハクビシンはぼくはまだ姿を見ていない。

ハクビシンは我家に庭や二階の花鉢に糞をしている。すぐ近くで轢死体で見つかったハクビシンがいたが、恐らく我家に庭に出入りしていた個体だろう。アライグマの形跡は、庭の水蓮鉢のシロメダカが消失したことや、肌色のグッピーメスや鮮やかな色彩のオスがいなくなることは、アライグマの仕業だと考えられる。そして、近くの知人宅の池の金魚を狙いにアライグマが来ていたのを奥さんが目撃しているのだ。

巣箱内の様子を見ているシジュウカラParus minor
この巣箱は、もうボロボロなので今年の夏には新たな巣箱を作ってやろう。

2021年1月30日土曜日

クサボケが咲いた Japanese quince has bloomed

 昨日、指圧師から、毎日午前30分、午後30分と散歩をして足腰の筋肉をつけなさいと云われたので、先ほど45分の散歩をした。風が冷たくメガネに曇り止めを塗ってきたのに、マスクを付けているため曇ってしまった。指先が出る手袋をしていても手が冷える。でも、20分も歩いていると身体が火照ってきて手の冷たさもなくなった。しかし、メガネが曇るのでハンカチで水滴を拭き取る。

家に入る前に我家の庭に回ってクサボケChaenomeles japonicaの花を撮った。朱色の花が目立つ。このクサボケ、ここに引っ越してきた時からまるで雑草のようにあったもので、すぐ側を走る小田急線の線路沿いにもあるから、もともとこの地の植物なのだろう。花の無い季節に真っ赤に咲くクサボケの花はまるで赤いリボンをお下げに結んだ着物姿の小さな女の子のようだ。枝が伸びて20個くらいは花がつきそうだ。一つくらいは実を結んで欲しい。

クサボケの花
指圧師から、まだ山歩きをしてはダメ!っと注意されている。4月になるまで筋肉を柔らくしましょうと云われた。もう、左股関節の酷い痛みがなくなった。自分としては山を歩けそうだ!

2021年1月29日金曜日

デンドロビュームの花が咲き始めた  The flowers of Dendrobium began to bloom

今日は、朝10時半から12時半過ぎまで中央林間駅近くにある整体で指圧を受けた。ぼくの身体は凄く固いようだ。まー、それは小学生くらいの時から知っている。柔軟体操で、前屈すると指先が床に着かないのが当たり前だった。しかし、親父は前屈で指先どころか手の平を床に着けることができた。親父に似ないで、お袋に似たようだ。
帰路は東林間駅で人身事故が発生したというので、大和・相模大野間が不通になっていた。中央林間ー大和間を歩いた。50分くらいかかった。大和から各駅の電車に乗ったが、人身事故の影響でダイヤが乱れていた。
駅蕎麦を食べて、帰宅し、すぐ内科に行き予約をする10番目だったので、3時50分頃かなっと思って行くとまだ、4人目だったので、再び帰宅だ。
咲いているデンドロ・ノビル系の3種類の花をアップする。下のピンクのデンドロは茎が細く、短いので、恐らくセッコクとの交雑種であろう。真ん中のは確かユキダルマと云う品種名だった。これ茎が太く長くなるのでちょっと困る!


2021年1月28日木曜日

我が部屋の越冬ツチイナゴ  A kind of locust which over-winter in my room

 25日の20時頃、突然、バシっと音がしてあのツチイナゴPatanga japonicaがパソコンの側に跳んできてネコの頭骨の上に乗った(図1)。部屋の中が床暖で温かくなったので動き出したんだ。その後、またバシっと音がしてどこかへ行ってしまった。9時半を過ぎたのでそろそろ寝ようと思ったら、パソコンの上にいて、紙を食べている。僅か30秒くらいでコピー用紙の直径15ミリを半円状に食べた(図2)。へー、このバッタは越冬時は温かくなると枯れた葉や草を食べるとネットに書いてあるが、コピー用紙まで食べてしまうんだ!和紙ではないが消化できるのかな?しかし、凄い生命力。

図1.ネコの頭骨の上のツチイナゴPatanga japonica

図2. パソコンの上のツチイナゴ、A4版のコピー用紙を食べた。
今日、試験の採点も終わったので、デンドロやファレノプシスが咲き始めたので眺めていると、カトレアの花芽のシースが食べられているのを見つけた(図3)。やはり、化学物質が入っている紙よりも自然のセルロースを食べたかったんだ!イナゴを探すといた!オンシジュームの葉の上にいた(図4)
図3. シースが食べられている
図4. オンシジュームの葉の上のツチイナゴ
このツチイナゴは昨年11月7日に知人のジャガイモ掘りをした時に見つけて捕まえてきたものだ。ぼくはトノサマバッタだと思ってアップしたら、小田原の「生命の星・地球博物館」のAokiさんよりこれはツチイナゴだと教えてもらった。改めてAokiさんに感謝したい!このイナゴ、我が部屋のラン鉢の中で生命を維持し続けてもう3ヶ月になろうとしている。コピー紙まで食べるのは驚きだが、時々とび跳ねてぼくを脅かしてくれる。温かくなったら外に出してやりたい。それまで頑張って生きていて欲しい。コヤツにランの花が食べられても文句は云えない。

2021年1月27日水曜日

江戸川区の学校から   From the colledge in Edgawa-district in Tokyo

昨日、今日と江戸川区葛西にある専門学校へ行ってきた。後期の試験週だ。今年度の学生は前期は顔を会わせる事なく、すぐ動画配信の授業であり、初めての動画作りに戸惑った。しかし、慣れてくると動画作りが楽しくなった。飼育専攻(約80名)と野生動物専攻(9名)の2年生のクラスの授業を受け持った。9月からの後期は対面授業となって、学生と顔を合わせた。しかし、皆マスクをしているので個体識別ができない(野生動物専攻は別だ)。サルでも個体識別ができたのに学生を一人一人識別することができない。目だけで識別できるのは飼育クラスの僅かな学生だけであった。
飼育2年B組の試験中(図4)に7階のベランダ(屋上)に出た。外の景色を北に向かって撮った(図1)。真ん中を横に走るのは東西線の陸橋である。週2回このような都会に通っている。ベランダには花壇?があり、キク科の花がさいていた(図2)。何だろうこれは?ロゼット状に新葉を広げた(図3)は何だろう? 調べる気力が生まれてこない。どなたか教えて下さい!
図1. 学校の7階ベランダからの北方を遠望した
図2.キク科の植物
図3. このロゼット状に根生葉を広げている植物は何だろう。
図4. 学生たちの試験の様子
今朝起きてから坐骨神経痛の痛みが和らぎ、何故か左の臀部と右の臀部が重苦しくなった。でも、階段の登り降りには左の股関節が鈍く痛い。でも、何だか電気のように走った痛みが和らいだだけでも嬉しい。金曜日にまた「手もみ」に通う。連れ合いの勧めで藁にも縋る思いで通ったが、筋肉をほぐすことによって鋭い痛みが消えたのだ。嬉しい。しかし、ぼくは骨、神経、筋肉の関係が不勉強だった。興味深い!

2021年1月25日月曜日

満開の紅梅  The full-blown red plum

昨日、指圧に行ったら散歩をして足腰の筋力を鍛えなさいと云われたので、今日は天気も良いので、3キロちょっとの散歩をした。小田急線沿いを歩いてから引地川沿いを下って円行公園の紅梅を見て帰ってきた。1時間の散歩だ。今、同じように左足や臀部が重苦しい。
公園の紅梅が満開だった。小さな子供を連れた母親が抱っこして梅の花を子供に見せていた。散歩している人も街を歩いている人も自転車に乗っている人も皆マスクをしている。
昨日は雨模様の寒い日だったので、電車内はコロナ禍のせいもあってお昼過ぎの電車内は閑散としていた。
公園の満開の紅梅
 早く、マスク無しで散歩ができる日を取り戻したいものだ。誰もが毎週一回PCR検査を受けられて陽性か陰性かが分かれば、陰性者同士が食事会や呑み会を行うこともできるようになる筈だ。そうすれば、飲食店や居酒屋や観光業者も楽になる。どうして、PCR検査を無料でいつでも行えるように政府は動かないのか!不思議でならない。

2021年1月24日日曜日

オン・ライン呑み会 On-line drinking party

 昨夜、アフリカで知り合った人たちとのオン・ライン呑み会があった。zoomを使ったもので、17名の人たちが一堂に会した。18時から20時の予定だったが、帰りの電車の心配をしなくても良いので22時近くまで呑んだ。ぼくはずーっとウィスキーを飲んだため、呑み過ぎたようで、夜中喉が渇いて目覚めたので、水をガブガブ飲んだ。

このような呑み会をたまには良いかな? 

が、隣同士で話し合うことが出来ず、絶えず全員と話すことになるので、せいぜい4,5名が良いところかな?ぼくは画面の背景をマハレの家からみたタンガニーカ湖に沈む夕日にしたり、いろいろ変えた。

昨夜は、風呂に入らずに寝たので、朝食後、風呂に入り歯磨きもしてすっきりだ。今日は、昼過ぎからまた指圧に通う。

2021年1月23日土曜日

羽化した! Eclosion!

あのヤガ科のタマナギンウワバAutographa nigrisignaが羽化していた。22日に朝に見た時は蛹にままだったが、今朝(23日)見たら既に羽化して成虫の蛾になっていた。蛹になったのが1月4日の10時頃であり(図2)、13時には完全に蛹になった(図3)。蛹の色は変わらなかった。昨日は22度以上で室内が温かだったせいだろうか?春を待たずに羽化してしまった。気の毒にコヤツは子孫を残すことなく死を迎えることになる。それとも、成虫の状態で越冬するのだろうか?
図1.1月3日18時頃

図2.1月4日10時過ぎ

図3.1月4日13時頃

図4.1月23日9時頃
コロナ禍の中、あの自分の事しか考えないトランプが去り、バイデン新大統領が誕生した。これで世界は少しは安定するだろう。しかし、日本のバカな政府はコロナの入院拒否者を懲役刑にすると云う。コロナで入院したくても入院できないくらい病院は混んでいるというのに、政府は実情を知らない振りをしているのかな?

2021年1月21日木曜日

二足歩行をするから座骨神経痛になるんだ!  Humans have sciatica because they are bipedal.

 14日に奥半谷林道から鐘ヶ岳に登って、左足の付け根が痛いと自覚し、翌日整形外科で腰椎と腰椎との間の椎間板が狭まって座骨神経を圧迫するために起こる坐骨神経痛だと分かった。

タヌキの腰椎6個と仙骨、寛骨を図1&1’に載せた。ヒトとの腰椎は5個、ヒト以外の哺乳類は四足歩行だから、脊柱は地面にほぼ平行になっている。脊柱は首の頸椎、背の胸椎、腰の腰椎と仙椎、尾椎からなっており、一つの椎骨は腹側の椎体と背側の椎弓が椎孔という神経が通る大きな孔を取り囲んでいる。

図1. 左側面からのタヌキの腰骨・仙骨・寛骨
上は背側、下は腹側
ヒトの場合、頭骨の大孔から脊柱の椎孔を走る脊髄神経は、各椎骨間の椎間孔から出て足先まで神経が走る。頭や顔、首の神経は頚椎から出ている神経が支配している。腰や太腿は腰椎からでる神経が、さらに背側の腰から足先にかけて仙椎からの神経が走っている。

図1'. 上面(背面)からのタヌキの腰椎・仙骨・寛骨
ヒトは二足歩行であり、脊柱は地面にほぼ垂直になっている。もちろん、机に向かっているときも脊柱は地面にほぼ垂直だ。そうなると歳をとるにつれて腰椎や仙椎の椎骨間が体重によって圧迫されるのに堪えられなくなり、狭くなったりつぶれたりする。堆間が狭くなったりすると当然そこから出ている神経が圧迫されることになります。これが腰部脊柱管狭窄症である。
ぼくは、今のところ左の股関節が足を上げたりすると痛むので、第三腰椎と第四腰椎の間から出ている神経が圧迫されて痛くなっているようなのです(自己判断)。

このような座骨神経痛はチンプやタヌキのような四つ足動物はならないでしょう。ぼくはヒトだから腰椎が圧迫されるようになるんだ。

それは、ともかく、今はワラをもつかむ心境なので今日は午後から指圧に通ってみます。

2021年1月18日月曜日

テンは落ちたマメガキを食べている   Martens eat

1月14日に広沢寺温泉駐車場から浅間神社口、奥半谷林道、浅間神社参道、鐘ヶ岳、山神トンネルを歩いて見つけた食肉目の糞はテン糞5個だけであった。
5個全てがマメガキを食べたものであり、テン糞1はマメガキの他にムカデや大型昆虫を食べ、テン糞4はマメガキの他にエノキの実を食べていた。今回歩いた浅間神社の参道(ハイキング道路)はマメガキの果実がついた枝がそのまま落ちていることが多く見られる。そのため、テン糞なのに砂泥が3個の糞に見られたのは落下したマメガキの実を漁ったものと思われる。図6のルート図にテン糞を見つけた位置を示した。
図1.8:52 テン糞1
マメガキ果肉果皮、ムカデ、大型昆虫腹部、砂泥

図2. 8:56 テン糞2
マメガキ種子・果肉果皮、砂泥

図3. 9:44 テン糞3
マメガキ種子・果肉果皮

図4. 10:33 テン糞4
マメガキ種子・果肉果皮、エゾエノキ種子2個、砂泥

図5. 10:57 テン糞5
マメガキ種子・果肉果皮

図6. 歩いたルートとテン糞①~⑤の位置

昨日のお昼過ぎに庭の水道栓で糞を洗った。12月下旬の水温は凄く冷たいとは感じなかった。しかし、昨日の水温は水蓮鉢に氷が張っているわけではないのに非常に冷たく感じた。地上の空気から地中の水道管まで冷気が及ぶ時季になってきたんだ。これからは水道水の水温は気温が少々高くなっても低いままが続く。



 

2021年1月17日日曜日

左の股関節が痛い!座骨神経痛だとさ!  I have a pain in my left hip joint! It's sciatica!

 奥半谷林道からちょっと登ったら浅間神社の参道だった。ここからは知った道だ。一歩一歩足を前に出す。昨年の10月位からかイヤもっと前からだ。左足の大腿骨と骨盤の接点付近が電気が走ったように痛い時があるのだ。おかしい、山歩きでも痛くなるなんて!と云うのは、ちょっとした風邪気味でも、体調がすぐれない時でも山歩きをすると快調になるからだ。

それは、ともかく、まるであのイノシシのようにゆらゆら歩いている。もう、他の人たちと一緒にはとても歩けないっと思いながら左足に力を入れないように歩く。テン糞だ。しゃがんでコインや葉を置いたり、糞を拾う時に左足の付け根が痛い。ん?マメガキを食べているんだ!

図1. 9:44 テン糞3
間もなく、見晴らしの良い大岩がある場所にやってくる。ここからは大山山頂が見える。ここにある道標が倒れて久しい(図3)。岩の上に以前はリスの食痕がたくさんあったり、タヌキ糞があったことがあったが、今は無い。
図2. 9:54 大山山頂が見える
図3.道標が倒れている
この見晴らしの良い場所から平坦な尾根の道沿いにタヌキのタメ糞があったのだが今回は跡形もない。階段を登っていると上から軽やかな足取りで走り下りてくる女性がくる。トレイルランのスタイルだ。小さなバックを背負っている。こんにちは!っと互いに声をかける。長い、階段だ!幅が狭いので踏み外して下まで転げ落ちたら大変だ。休み台があったので、一休みだ。このハイキングコースでもある参道を登って初めてここで休む。サーモスに容れてきた熱いお茶を飲む。ん?朝日の中に糞が見える。テン糞だ!拾うのも一苦労する。さぁー、あと一息で神社だ!
図4.10:46 テン糞4
10時46分、浅間神社の境内に着く。ぼくは神社をバックに自撮りをしようとカメラをセッティングしていると階段方面から人の足音がし、20代の若者が登ってきて挨拶をして、そのまま鐘ヶ岳の方に行く。ここに辿り着いても休まないなんて若者のエネルギーは信じられない。
まだ、15日前なのでぼくが子供頃ならまだ松の内だ。お賽銭を投げ込んで今年も宜しくとお詣りする。
図5. しめ縄が新しい
鐘ヶ岳の手前でテン糞だ!拾って、少し登ったら鐘ヶ岳の山頂だ(図7)。
図6. テン糞5
図7.11:00 鐘ヶ岳山頂
山頂で、お昼にしようかと思っていたが、素通りだ。なだらかな下り道だ。下から大きな話し声が聞こえてきた。家族連れが来たっと思ったが、70代の夫婦であった。男は暑いのだろう。上半身は下着姿で腕捲くりまでしている。これから、鞍部に出るまでテン糞やタヌキのタメ糞があるので見落とさないようにしよう。しかし、1個も無かった!
11時32分、鞍部に着く。横浜・東京方面を遠望する。この道標の方に下りると簡易トイレがある。この道を行くにはぼくの今の左足ではちょっとおぼつかないので、裏へ廻るらくらくコースを下ることにする。
図8. 横浜方面を遠望、モヤがかかっている
11時50分、二ノ足林道に下りて、すぐ山神トンネルだ(図9)!トンネルを潜って林道を下っていくと、参道を歩いている時から聞こえていたチエンソーの伐採の音が大きくなってきた。一人の白い上着をきた登山者が登ってくる。路上のキャタピラのクレーン車が伐った木材を引いている。ぼくが近づくとクレーン車の運転台の人が手でどうもっと挨拶をする。ごくは頭を下げて気持ちだけ小走りして通り過ぎる。伐採のため、車の通行を制限している看板が立っていた(図10)。
図9. 山神隧道
図10. 2月26日まで車両通行止め
9キロの行程を4時間半かかって歩いた。左の股関節がオカシイ。明日は整形外科に行ってレントゲンを撮って診てもらおう。

15日の朝一番で、すぐ近くの整形外科に行った。足を横に上げたり、屈んだり、反らされたり、あお向けになって足を上げされたり、絵の具筆のような物で脛の両側を擦られたり、レントゲンを撮ったりした。大腿骨骨頭と接する寛骨臼、つまり股関節は問題が無い。但し、腰椎と腰椎との隙間(椎間板)が狭くなっていて、座骨神経を圧迫しているようなのだ。え?それで電気が走ったように痛くなるの!これは、親父と同じだ。しかも親父も左の坐骨神経痛で苦しんでいた。我慢できないほど痛い時は神経ブロック注射を打っていた。えー、参った!親父と同じ苦しみを味わうようになるなんて!