「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2014年11月22日土曜日

向山トンネル・高取山・経ヶ岳・華厳山・坂尻

 昨日のTCA専門学校の丹沢実習は、
07時40分、本厚木発宮ケ瀬行のバスに乗り、仏果山登山口で下車し、
08時50分、向山トンネルの尾根を登り、イノシシ糞やテン糞を見つけ、
10時50分、高取山に到着。
11時35分、仏果山でお昼を食べ、ぼくらに付き添ってきた二人のカメラマンたちと別れ、
13時35分、半原越に着く。
14時02分、経ヶ岳、ここでアシスタントとImaiさんと別れ、
14時20分、華厳山との鞍部で男子5人と分かれ、
14時50分、ぼくと女子4人は華厳山を通り、
16時20分、坂尻のバス停についた。

大棚沢駐車場と向山トンネルの間で、宮ケ瀬湖
向山トンネルの尾根は取りつきが急であるが、登りやすい。
ホシハジロのオスだ!
12時9分、仏果山で集合写真、カメラマンに撮ってもらう。
14時50分華厳山での女子の勇姿
16時13分、坂尻に下りてきた。女子4人はヤッタゼというポーズ。
GPSの軌跡では、12.2キロの行程だった。
華厳山からの下りで、一本尾根を間違い、急峻な斜面を立木を頼りにしながら下りてきた。
明るいうちに坂尻につけただけでも嬉しかった。
Itou,Tsuzuki,Ymasita&Murohoshi女子たちに感謝!
キャーキャー云いながらよく着いてきてくれました。
これが、華厳橋に向かう尾根を歩いていたら、楽だが、4倍の行程を歩かなければならないので、17時くらいになっていたかもしれない。
そういう意味では間違って坂尻に出て正解だったのかな?
4女子は行けるという自信もついたことだろう。

2014年11月21日金曜日

高取山へ

今日は、専門学校の丹沢実習があった。
仏果山登山口で下車して、大棚沢駐車場に行くと、なんとSakaiさんが同僚と二人で周囲の景色が
素晴らしい、綺麗と見とれていた。
宮ケ瀬ビジターセンターの情報として流すための仕事で見にきているのだ。
本当に朝日を浴びて赤、黄、茶、緑に山が染まっていて、綺麗だった。
ぼくらは、前の尾根を登って、高取山を目差した。
Sakaiさんや同僚の皆さんは四季折々の宮ケ瀬湖周辺の景色を堪能しているんだ。
ぼくらは高取山・仏果山・経ヶ岳・華厳山・坂尻と下ってきた。
華厳山からは御門橋に出る尾根歩きを、間違えて一本西隣りの尾根を歩き坂尻に着いたのだ。
経ヶ岳からは何故か着いてきたのは女子4名だけであった。
急峻な下りであったが、4女子たちはキャーキャー叫びながらも弱音を吐かなかった。
今の女子は男子より強い。頼もしい。

19個のテン糞と2つのタメ糞とイノシシ糞  The 19 scats of martens, two toilets of racoon dogs and scats of wild boar.

札掛モミの考証林でのテン糞とタヌキ糞を拾い、水洗いして内容物を調べた。

タヌキのタメ糞を2ヶ所で見つけ、いずれもエゾエノキとサルナシを食べたものであった。
テン糞は19個拾ったが、他にも拾わなかったものが3、4個あった。
拾わなかったのは内容物がエゾエノキの種子と外観だけでわかったからだ。
ここでは拾って水洗いをしたものだけを載せる。
テン糞⑭の1個だけが昆虫や脊椎動物を食べたものであったが、他の18個全てに
エゾエノキの種子・果皮が入り、7個にサルナシの種子が入っていた。
この時季の札掛付近のテンもタヌキもエゾエノキを主に食べとサルナシを不随して食べていることが分かる。

 タメ糞①
エゾエノキ種子・果皮、サルナシ種子・果皮
 タメ糞②
エゾエノキ種子・果皮、サルナシ種子
テン糞①
エゾエノキ種子・果皮
 テン糞②
エゾエノキ種子・果皮、サルナシ種子・果皮
 テン糞③
エゾエノキ種子・果皮
テン糞④
エゾエノキ種子・果皮
テン糞⑤
エゾエノキ種子・果皮
テン糞⑥
エゾエノキ種子・果皮、サルナシ種子・果皮
テン糞⑦
エゾエノキ種子・果皮、サルナシ種子・果皮
テン糞⑧
エゾエノキ種子・果皮
 テン糞⑨
エゾエノキ種子・果皮
テン糞⑩
エゾエノキ種子・果皮
テン糞⑪
エゾエノキ種子・果皮
 テン糞⑫
エゾエノキ種子・果皮、サルナシ種子・果皮果肉
 テン糞⑬⑭
コインの右上⑬:エゾエノキ種子・果皮、左⑭:骨片(下参照)、膜翅目翅・脚
上の写真のコインの左⑭から出てきた骨
両性・爬虫類のものと思われる。
この糞は一週間以上古い糞と思われた。
 テン糞⑮
エゾエノキ種子・果皮、サルナシ種子・果皮
 テン糞⑯
エゾエノキ種子・果皮
 テン糞⑰
エゾエノキ種子・果皮、サルナシ種子・果皮
 テン糞⑱
エゾエノキ種子・果皮、サルナシ種子・果皮
 テン糞⑲
エゾエノキ種子・果皮
これらの糞が見つかった場所は下図に示した。
▽はイノシシとタヌキのタメ糞場所だ。①~⑲はテン糞の位置である。
唐沢林道上で糞の発見が非常に少ないのは、周りの景色を見たり、林道沢側の斜面にクマの台座を探しながら歩いたことにもよる。

2014年11月20日木曜日

サツマイモ畑で捕まえたハタネズミの飼育 Breeding of the vole that was captured in the sweet potoes field.

16日に知人の畑の芋掘りをやった。
その時に土の中からでてきたところを捕まえたハタネズミを飼っている。
下の写真2枚はその日の夜ものだ。
突然飛び出て、飛び跳ねる。
 尻がなぜか可愛らしい。
餌として、サツマイモの切れ端や、白菜の芯をやっている。
これらは食べているが、ヒマワリのタネもハムスターの人工餌も食べてくれない。
 17日の夜、柿の実の切れ端を落としてやったら、出てきて齧った。
勢いよく跳びはねるので蓋を開けるのも注意が必要だ。
大根の芯を食べているハタ。ようやくピンがあった。
まだ、警戒しているようなするどい目付きだ。
ハタネズミのサツマイモの食痕は分かった。
丹沢の山から持ってきたオニグルミの実をケースに容れて様子をみている。
どのような食痕を残してくれるか楽しみだ。
下は今朝のものだ。
慣れてきたのか、すぐ側で見ていても隠れようとはしないで、食べている。
オニグルミは巣箱(下の箱)に持ち込んだのかな?見当たらない。
このハタネズミは何年くらい生きるのだろう。
ハタネズミ属Microtusで調べてみたら、すごい短命だ。野外では2、3ヶ月のようであり、飼育下でも5ヶ月~2年くらいなもののようだ。
飼育下で3年というアメリカの草原にいるM.ochrogaster がいた。
でも、スミスかヤチネズミかもしれないのでEothenomiysも調べたが、寿命は分からなかった。

机の横に置いているが、今も出てきてひとしきり箱の上にあがったりトイレットペーパーの芯の筒を潜ったりして再び巣箱に入った。1分くらい動き回ったかな?

老木の樹皮の模様  The bark design of an old tree.

札掛モミ考証林のハイキング路のそばにあった大きな老木があった。
この不思議な溝が入ったデザインは、老木にならないと完成しない。
しかも、樹種によって異なるから面白い。
どのようなことが作用して樹皮の表面の模様が形成されるのだろうか?

ぼくらヒトの皮膚は歳をとると黒っぽいもの(あばた)ができてきたり、
皺がよったり、皮膚がカサカサや分厚くなったり、
髪の毛が白くなったり、毛が細くなったり、あるいは毛が抜け落ちたりする。
さらには、不思議なことに眉毛、鼻毛、髭などが異様に伸びたりする。
チンパンジーも歳をとると毛が抜けてきたり、顔に皺が多くなったり、黒い皮膚に白っぽいあばたが増えだす。
ヒトや動物では幼いほど可愛く愛されるが、盆栽の世界では老木になったような雰囲気がでた木ほど価値が高そうだ。
老木は大きく太くどっしりしていて、ただ立っているだけで神秘的な力が溢れているような
雰囲気を醸し出す。しかし、歳をとった動物は動きもままならず、ただ哀れな感じがする。
しかし、そんな老個体でもただじっと動かずに座っているだけで存在感が増す。
さて、この老木は何だったのか、忘れてしまった。

2014年11月19日水曜日

イノシシは何を食べた?  What's materials a wild boar ate?

札掛モミの考証林の続き

県道から札掛モミ考証林の案内板を見て、布川の河原に下りて行く途中で
イノシシ糞だ。
大型犬の糞との違いをはっきりさせるために、ぼくとSakaiさんが匂いを嗅ぐ。
ほとんど無臭だ。
中央の大きい塊を一個採集した。
水洗いすると、半分以上はスゲ属の葉と思われるものであった。
他は下のトレイの中のものだ。
始めはイノシシはドングリを食べ、その子葉部分が噛み砕かれずに
また消化されずに排出されたのかな?っと思った。
が、ドングリならその樹皮のように硬い果皮の殻があるはずだが、それが無い。
ドッチボールの半球状の柔らかいもの(コンニャクのようだ)は何なんなのか?
植物質のものであることは間違いがない。
一度、ブナの実を食べたクマ糞を洗ったことがある。
その糞はブナの実の部分と殻の部分が分離していて、表面の色まで違っていた。
それは、今回の採集時に撮ったイノシシ糞でも、黒っぽい部分と茶褐色の部分があるが、
スゲの葉のような部分が茶色の部分である。
もしかしたら、拾ってこなかった他の糞塊がドングリの殻の部分なのかもしれない。

でも、ドングリの子葉がイノシシのお腹を通るとフニャフニャに柔らかくなるものなのだろうか?
御存知の方がいらしゃいますか?
今回は、他にタヌキのタメ糞などやテン糞をたくさん拾ってきた。
まだ、半分以上は洗いきっていない。

サルたちが食べていたハギの小さな豆 The small beans of lespedeza that macaques were eating.

先日の札掛モミの考証林の帰路、仏果山登山口のところにサルがいた。
すぐ、車から出て斜面を見ると、このブッシュの中にサルたちがごそごそやっている。
何かをひっぱって食べているんだ。
見ると、ハギの鞘の中の豆を食べている。
しかし、サルたちはブッシュに隠れて写真を撮るチャンスがない。
久しぶりのサルとの出会いだ。ぼく一人なら、この暗くなるまで群れを観察していたい。
しかし、ここは厚木・宮ケ瀬間のバスも走る県道であり、やまぼうしさん、Sakaiさん、Iwasawaさんが車の中で待っている。日向のハギのブッシュの中でサルたちは温かい日の光を受けて旨そうにパリバリ音をたてて豆を食べていた。
枝を折ってサルたちが食べているハギの名前をやまぼうしさんたちに聞く。
 ヤマハギLespedeza bicolorとのことだ。
この小さな鞘の中に入っている小さな豆を食べていた。

2014年11月18日火曜日

もらったモリアオガエルのミイラ   The mummy frog that was gotten.

14日札掛モミの考証林に行った時に、ヤマボウシさんからミイラ状に干乾びたカエルをもらった。
このミイラカエルは6月にもらいうけるところが機会がなく伸び伸びになっていた。
手足の指先に吸盤が着いている。
モリアオガエルForest Green Tree FrogRhacophorus arboreusのようである。
神奈川県のモリアオガエルは持ち込まれたもののようだ。
このまま乾燥標本として残しておきたいが、歯や骨を見たいので、
このまま水に浸けて腐らせて骨を取り残すつもりだ。
やまぼうしさんは6月3日に清川村の八幡神社の下を流れる小鮎川の左岸のガードレール下に落ちていたを散歩していて見つけたとのことだ。周りは水田とのことである。

やまぼうしさんが撮った写真を使わせてもらいます。
車に轢かれたわけでもないようだ。この頃はイネが伸びる時季なので農薬にでもやられたのかとやまぼうしさんは心配したようです。
ぼくもじっくり見てみましたが外傷はまったく見当たりません。
舗装道路の日差しの強いところに出てしまい、身体が乾いた道路に付着してしまい歳もとっているために動けなくなって息絶えたのかもしれません。

プラスチックの容器に丁度入った。
水を容れて軽く蓋をして、パソコンの横に置く。
水を得てまるで生きているかのようだ。
今はもう寒くなっているので骨になるには1ヵ月かかるかな?
もし、上手く骨にできればヒキガエルの骨格の一部分と比較できる。
何よりも一匹そのままの完全なカエルの骨標本ができる。
やまぼうしさんに感謝!

先ほどヘトヘトになって帰ってきた。最寄りの駅で降りてレモンを買って、今、ウィスキーにレモン汁を入れてさらに熱湯を注いだ、ぼく特性のウィスキーのレモンの熱湯割りを飲んでいる。
で、ブログのやまぼうしさんからもらったカエルをアップできたいう訳だ。
明日は慶応が早慶戦のために休講なので、今宵はきちんと酔いたい気分だ。
というように今は最高の気持ちだ!
12月の真鶴がまだ3週間もある。

2014年11月17日月曜日

札掛の赤い実 The red fruits in Fudakake.

札掛の考証林の続きです。
但し、以下の植物は唐沢林道沿いで見たものです。
ニシキギ科のコマユミの赤い実
ナス科のヤマホロシ、ヒヨドリジョウゴかと思った。
これは、ヘビイチゴ属のヘビイチゴかな?
丹沢ホームにあがってコーヒーを飲んだ。
庭を見るとモチノキ科のヒイラギに赤い実がついている。
やまぼうしさんが云うには移入種のセイヨウヒイラギ(Holly)とのことだ。
ぼくは外に出て写真を撮り、実を2個もらう。果皮を剥くと大きなボール状のものだったが、
洗うとモチノキの種子に紋様が似た4等分の種子に分かれた。

2014年11月16日日曜日

芋掘り The digging sweet potatoes.

知人のKishidaさんから芋掘りを誘われた。もちろんぼくはすぐOKだ。
日曜日だし、身体を動かさないと固くなってしまうので、誘ってもらって嬉しいくらだ。
いつもKishidaさん夫婦からは育てた野菜を頂いている。隣駅の近くの畑まで歩いていった。
Kishidaさんの弟夫婦や孫娘もやってくる。

風もなく暑いくらいの快晴の日曜日の空にコスモスが咲いている。
 コムラサキシキブが大きな実をつけている。
黄色の食用菊が巣の物にして食べて下さいと咲いている。
菊の香りが良い。
ぼくは、生まれも育ちも釧路なので、芋掘りは馬鈴薯(ジャガイモ)だと思っていた。
連れ合いは「違う、サツマイモだ!」と云う。
サツマイモ堀は初めての経験なので、さらに高揚した気持ちになる。
先ず、伸びて広がっているツルを株元で切ってからその30センチくらい離れたところから鋤を入れて株を持って引き上げる。すると大小さまざまなサツマイモが掘り起こされる。
全部で150坪くらいの広さだろうか。Kishidaさん夫婦は二人で、種から苗を育てて畑に植えているのだ。大変な労力だ。定年後は大病を二つもやりながら、広い土地の家庭菜園に多くのものを植えている。
ネズミに齧られたイモが出てきた。
どんなネズミがこんな悪さをするんだ!と思っていたら、ネズミが飛び出した。
捕まえる。ん?ハツカネズミではなくアカネズミのようだ。ん?違う。
顔が長くないし、尾も短いハタネズミ亜科のネズミのようだ。
なんと、これよりも一回り大きなネズミも出てきた。捕まえたが、ビニール袋に容れる時に逃がしてしまった。隠れたところが分かったが見逃してやる。
今、この子は我が家でハムスタの隣で飼われている。
死んでしまうかと思われたが、今は跳び出しそうな勢いで跳ね回っている。
こん度はトカデだ。冬眠に入りかけたところのようだ。少し、動きが鈍い。
はい、収穫された二種類のサツマイモだ。
10時過ぎから始め、11時半に終え、休憩となり缶ビールを3杯も空ける。
汗が出たあとなので旨過ぎる。
今度は落花生だ。
カラスなどが落花生を掘り起こすので、カラス避けの網を外す。
一株一株、サツマイモの株を引き上げるようにスッコプを下に差し入れて株を引っ張る。
すると、地表に下りて地中に潜った落花生が着いてくる。
全部、株を引き抜いた後、地中に残っているものを今度は、畑に両膝を着いて十能で探し出す。
なんと、こうやって大きなレジ袋に2つくらいの量が獲れた。 
次回はサトイモが収穫するようなので、サトイモの掘り起しもやったことがないので、
やりたいと申し出る。
ぼくと弟さん夫婦は12時過ぎに畑を後にする。
3時頃、Kishidaさんが寄り、サツマイモ、落花生、ネギ、食用菊、ホウレンソウなどを届けてくれる。
早速、落花生を洗って茹でる。美味い!