一昨日19日(金)に日向キャンプ場から見晴し台、北尾根、ネクタイ尾根、唐沢峠、梅の木尾根と歩いたが、見つけることができた食肉目の糞はテン糞2個だけだった。
9:21、登山口から登り始めて間もなく、登山道の階段の横木に上にあった。
これは、新しい糞の一部と思われたが、周りには見当たらなかった。
これはマメガキの2個の種子と果肉果皮であった。
14:42、唐沢峠・大山の登山道から梅の木尾根に入って間もなく気が付いた。
この糞はマメガキの種子3個と、サルナシのシワシワになった果実1個の果肉つき果皮と種子がが入っていた。さらにキブシの種子が4個見つかった。また、糞表面にも見えるが哺乳類の細く柔らかい毛(2~4センチ)が3本混じっていた。誰の毛なのだろう?
食肉目の動物たちは、春になって、ヤマザクラなどの花が咲くとその花芯を食べて甘い蜜を舐め、さらにキイチゴやヤマグワの実が生るまで林床に落ちているマメガキやキブシ、ケンポナシなどの実を食べ、越冬昆虫や両性爬虫類などの動物たちを食べて命を長らえていかなければならない。鳥や哺乳類などの肉にありつくのは丹沢の食肉目の動物にとっては大変難しい。
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