鍋嵐・辺室山のつづき:
宮ヶ瀬尾根の不思議なミズキ付近のシカの防護柵は
ステンレス製であり、気合をいれて作ったようだ。
もう、こんなにも植生が回復してきているのが分る。
左側の斜面は下草としてちらほらあるのはマツカゼソウくらいなものだ。
辺室山付近の登山道沿いのミヤマシキミが食害にあってる。
厳冬期にシカやカモシカが食べるならわかるが、今の時季に食べているのだ。
今年の冬の成り行きが興味深い。
シカの休息場である。
シカ毛が落ちている。
周りは下草が無い。
イノシシのヌタ場である。
足跡がわかる。
祠の峠・辺室山・土山峠の登山道沿いは下草無し。
シカやカモシカが食べたのだろう。
シカの食害防止用の防護柵をつくっても維持・管理をしなければ税金の無駄だ!
倒木により倒れているステンレス製の防護柵もある。
立派な経路を作るなら維持管理もしっかりやってもらいたい。
しかし、防護柵で囲まれた地域は、多くの大型哺乳類が入り込めなくなるので、
彼らの生息域・行動域を狭めているともいえる。
イノシシやクマにとっては、農耕地に出ていくことにつながる。
2 件のコメント:
5年も経てばこのぐらいに草木は成長しますね。
白銀林道でも工事跡がすっかり林になったところがあります。
この防護柵、ただの金網ならテンやリス、ハクビシンは楽々登って越えますね。きっとクマも平気でしょう?
アナグマは穴を掘れるからこれも超えられる。
ダメなのはシカ、カモシカ、ノウサギあたり?
これで何点もらえますか?
take隊員へ
評価はもちろんAですね。
獣道を塞ぐようにして作られたシカ柵は、今まででのものですと、アナグマが下から穴を掘ってこじ開け、そこをタヌキやイノシシが潜り始め、とうとうシカまで通れるようになります。
こんどの柵の網は、太いステンレス製のものなので、アナグマでは歯が立たないでしょう。林床の地面の下まで網を埋めているとは思われないが、きっとそのうち倒木や落石などの破れから入り込むことになるでしょう。
そのような破れがでない限り、take隊員の考えるように、シカ、カモシカ、ノウサギはダメですね。
しかし、超えられないというか網にぶつかって死ぬものたちがいまよ、きっと。鳥たちです。彼らは眼がよいはずなのに、ステンレスは見ずらいのか、ぶつかってバタバタしているのを3度見つけたことがあります。
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