台風14号が行ってしまったが、台風一過の抜けるような青空ではなくはっきりしない薄ぼんやりとした日である。庭にラン鉢を戻した。ジョロウグモのメスが早くも網を広げて小さなハエを糸で丸めて体液を吸っている。このジョロウグモまだ少し小さく腹部も細い。これから大きくなって目立たない小さなオスもこの巣にやってくるだろう。
いつも台風の時に思うことがある。氾濫する川の中にいる魚はどうやって流されないでいるのだろうか?同じように飛び回るチョウやクモは強風をどのように避けているのだろうか?強風に耐えられない農作物は被害が甚大だ。テレビで落下したリンゴや水浸しの倒れた稲を見ると農業の大変さが解かる。ぼくは、ラン鉢は台風の時は室内に取り込むが、観葉植物類を室内においていると、どうしてもカイガラムシにやられて植物が弱る。しかし、夏場だけでも屋外に出しっ放しにしていると、風と日光と雨によって丈夫な株に育つ。アリ、アブラムシ、ダンゴムシやナメクジ、オンブバッタなど虫は付くが屋外の方が植物は丈夫になる。
恐らく、ぼくらも屋内ばかりにいるのではなくて屋外に出て風や日光、雨に当たった方が丈夫になるのだろう。今日は散歩に行こう。
Jorogumo Trichonephila calavata
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