森の家の玄関前に20分以上いただろうか?小雨から霧雨も弱まったので、せめて伝導までは行こうと立ち上がる。スパッツは外し、ズボンはヒルが見えやすいように膝上までたくし上げる。もちろん、ここで飽和食塩水を靴下に十分噴霧する。ザックにはザックカバー再び覆う。
図1. 8:59 魚止め森の家の玄関前で
図2. 9:06 森の家を振り返る。
森の家を振り返る。帰りにここにまた寄ってお昼を食べよう。森の家の門の横の隙間から出てすぐ林道の真ん中にあの大岩がある(図3)。ケルンが幾つか乗せられている。この大岩は恐らく来年もこのままだろう。ここまでブルトーザーを運び入れるには5、6ヶ所の土砂崩れ跡を整地しなければならない。図3. 9:12 台風19号による崩れ落ちた大岩
この大岩から魚止橋まではぼくの足音でヒルが目覚めるかのようにかま首をもたげる。大岩で立ち止まったのでヒルが登山靴についている。魚止橋からショートカットの道はヒルが多いだろうか、右に曲がって本道を行く。が、丁度車止めのところで、倒木だ(図5)。昨年のものかもしれない。ここをもたもた潜っていたら、ヒルにやられるから戻り、ショートカットの踏み分け道を辿ることにする。
図4. 9:20 魚止橋着
図5. 9:22 車止めに倒木が覆う
伝導に着いた。が、霧雨から小雨に変わる(図6)。完全に造林小屋まで行く気がなくなる。伝導から30分くらい下って魚止め森の家に着き、玄関前にまた座って靴についたヒルを飽和食塩水を噴霧して落とし、霧雨になるまで20分くらい滞在する。ショルダーバックも傘布で作ったカバーで覆う。これからの写真は胸のポケットのスマホである。図6. 9:45 小雨の伝導
森の家から最近にない速足で歩く。30数分で三日月橋だ。小雨から霧雨になったが、もう戻るつもりはない。図7、8、9はスマホで撮る。工事現場に着き、しばらく車の動きを見て、朝に歩いた土手を歩いて林道にでる。日差しも強くなってくる。濡れたズボンやシャツは乾く。工事用のゲートが閉まっている。っとトラックが来て運転手が下りてゲートを開ける。ぼくは頭を下げながらゲートを通る。
工事現場を過ぎてから、オトコエシ?やヌルデを撮った頃は雨は完全に上がる。しかし、山を見るとガスに覆われている。
図7. 11:02 三日月橋
図8. 11:35 オトコエシ?
図9.11:37 ヌルデの果実
ゲートを過ぎてから車がUターンできる場所がある。そこにチョッキリが落としたウラジロガシのドングリのついた小枝が落ちていた。車に着いてGPSのスイッチを切る。11:52であった。
図10. 11:49 ハイイロチョッキリが落としたウラジロガシ
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