27日にMさんと早戸川流域を散策したときに、雷平の河原で先日も会った人が釣ったイワナの写真を撮っていた。ぼくらもそこで休むことにした。座った2メートル四方の範囲の岩の上の3か所に糞があった。
同じくらいの太さの糞であったが、イタチ糞と鳥糞の区別がすぐできた。Mさんはカワガラス糞だろうと述べた。
2個のイタチ糞とカワガラス糞の内容物を調べた
イタチ糞③
ミヤマザクラ種子・果皮2個、双翅or膜翅目翅・脚、小哺乳類毛・肋骨1本
カワガラス糞
白い尿酸の塊り、昆虫外骨格破片・肢多数
イタチ糞④
ミヤマザクラ種子・果皮、キイチゴ属種子多数、膜翅or双翅目翅・脚
イタチ糞とカワガラス糞の大きさは大差ないが、カワガラス糞には白い乳酸の塊がついている。また、内容物としは、カワガラスもイタチも昆虫を食べているが、イタチ糞には翅が混じっているが、カワガラスでは肢や外骨格だけだった。岩の下などにいる昆虫の幼虫を食べていると思われる。もちろん、カワガラスはサクランボウやキイチゴを食べないのだ。
ミソサザイがしきりに囀っているので、3月のまだ残雪が残っているような時からミソサザイが囀っていると云ったら、Mさんが云うには、ミソサザイは一夫多妻なので、抱卵・育児はメスに任せて、オスは新たなメスと繁殖するために囀っているようだ。ふーん、これはぼくにとっての新知見だ!Mさんに感謝!
さらに、Mさんが云うにはオオルリが多く生息しているようだ。ぼくはセンダイムシクイの鳴き声が確実に判った。
(キイチゴ属の種子は、まだ、しっかり同定していない。)
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