昨日は、早戸川林道を車で行って、魚止め橋付近に車を置いて、
雷滝まで行き、そこから蛭ヶ岳まで登って戻ろうと思っていた。
が、早戸川の国際マス釣り場近くの早戸川林道には崩壊のため通行禁止と出ている。
しかし、その通行止めは簡単に移動できるものなので、移動して入り、まだ通行止めをもとに戻して、車で進む。ヤマユリが咲き乱れる中不安な気持ちで走る。
今度は、鉄の林道ゲートが閉じられている。仕方がない。少し戻って駐車スペースを見つけて、歩くことにする。GPSのスイッチを入れ6時42分歩き始める。
タマアジサイが咲いている。おー、花にトラカミキリの仲間がいる!
7:28、ようやく三日月橋だ。一台の作業用と思われる軽ワゴン車が追い抜いていく。
水場を過ぎて間もなく、
7:33、崩壊現場だ!これじゃー通行止めにするのも無理はない。
軽ワゴン車は止まってなく、一台の黒いセダンが停まっている。
丹沢観光センター手前で、今度は乗用車に追い越されるが、何故か、御免なさいと声を掛けられる。
8:04、魚止め橋だ、ここまで1時間15分かかっている。
8:18、伝導だ。追い抜いていった車2台と他一台があった。
森林整備の人たちの車だ。
ともかく、雷滝を目差して歩く。危険な木道は変わっていない。
川を2度、靴とズボンを脱いで渡渉する。
雷平の沢で、登山者が一人岩の上で気持ち良さそうに休んでいた。
雷滝に行くのに、最後の渡渉をしなければならないが、
ここは上まで詰めると岩伝いにポンポンと渡れた。すぐ、雷滝だ!
10:29、雷滝で
滝の飛沫が顔に当たって凄く気持ちよい。
何故か、13年前の丹沢実習の事を思い出す。あの滝の上まで行った学生がいたり、
ぼくもこの滝壺に入ったんだ。
清川のコンビニに買ってきたサンドイッチを食べながら、時間がかかり過ぎているので戻ろうかイヤせっかくここまで来たのだからと当初の目的の蛭ヶ岳に登ることにする。
この滝の右岸、つまり上の写真の左側にある、尾根にとり付く。
ストックはザックにつけると、両手が開くので、両手で、岩の割れ目や木の根などをつかんで攀じ登る。すると、11:00、市原新道と書いてあるお皿を見つける。
シカ柵を左にして登るのだが、なんどもシカ柵内の造林地を歩きたいと思った。
久しぶりに二十歳前後の頃の山歩きのような状態になる。
茨を搔き分け、ブヨに顔、耳、足を刺され、這い蹲って倒木を潜り、暑さでメガネが曇り、
鼻先から汗が落ち、目にも汗が入る。
もう、ただガムシャラにブッシュを突き進んで登るだけ。きっと、踏み分け道があるはずなのだが、
道らしきものがあってもすぐ消える。尾根を登れば蛭ヶ岳だ!
11:42、何だ?この植物は?
抜いて、手に取ってみる。
もう、この辺りはカメラを取り出すのも面倒だった。
12:12、細尾根になり、神奈川県の古い青い看板がある。
ここで、一休みしたかったが、ここからは蛭ヶ岳山荘で缶ビールを買って飲もうという気持ちだけで登る。
13時には山頂に着くだろうと思ったが、そうではなかった。
13時には山頂に着くだろうと思ったが、そうではなかった。
2 件のコメント:
このヘンな植物です。
http://hanamist.sakura.ne.jp/flower/gouben/hamautu/kiyosumi.html
私は厚木の不動尻キャンプ場と
相模原市の林道で見たことがあるだけです。
あちこち林道が崩れていますよね、今。
そう、まさしくハマウツボ科のキヨスミウツボです。ちょっと目にはホウキタケの仲間かと思った。
不思議なんですが、雷滝からは這い蹲って登ったのですが、ヒルは一匹も見ませんでした。
姫次から榛ノ木丸を通って下りてきたのですが、このルートでもヒルには吸い付かれなかった。
そうそう、山頂付近で、クルマユリやオダマキの仲間が咲いてました。
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