5月9日の丹沢実習のつづき:テン糞の内容物です。
赤○は脊椎動物の骨片が混じっていたものです。
9:00①
ムカデ長さ3-5センチ4脚、殻。キブシ種子9個
9:06 ②
ムカデ一匹7センチ、
9:21③
羽毛1センチ5、骨片(脊椎骨5個、他)
9:33④
マメガキ種子3個、オオウラジロノキ果肉・果皮、ムカデ外皮、腐葉葉片
9:35⑤
キブシ種子17個、ムカデ1匹、小哺乳類毛・骨片、
9:06⑥
キブシ種子多数、ミズキ蕾、小哺乳類毛多数骨片臼歯
これについて別にアップします。
これについて別にアップします。
⑦これ拾った筈だが、紛失した。
14:48⑧
ムカデ1匹尾部殻脚、カマドウマ脚産卵管、羽毛羽毛軸骨片
14:57⑨
羽毛骨片、ムカデ殻脚
糞分析できたのは8個のテン糞である。
このうち、5個に脊椎動物の毛や骨片が見つかった。
他の3個も含め6個からはムカデを食べたことがわかった。
また、今回は4個からしか秋の実の残りであるキブシなどの種子がでてきた。
特筆すべき内容物として、⑥からはミズキの蕾がでてきたことである。
どうも、これまでミズキの蕾は見落としていた可能性が強い。
テンも冬の秋の残りの果実食から動き回り始めたムカデなどの節足動物を食べ、
さらには鳥のヒナなどの脊椎動物を食べられるようになったことがわかる。
尚、⑥の糞からは齧歯目でない小哺乳類の毛や歯・骨片がでてきた。
今日、それを調べたい。次回アップした。
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