小田原山盛の会による「森をつくる動物たち」
2012年9月1日
9時15分:大観山付近の広場で見つけられたテン糞
カラカラに乾いていたので、丸一日水に浸けました。
洗うと、カマドウマの脚、産卵管やムカデの脚や外骨格だけでした。
乾いていた時は種子のようなものがいくつか見えましたが水洗いするとわかりません。
9時21分:上の糞から50メートルも離れていないところにまたもやテン糞です。
この中にアカネズミの下顎の切歯が露出しております。
洗うと、Aはアカネズミの頭骨の骨片です。Bは露出していた右下顎の切歯と右上顎の切歯です。Cはヤマグワの種子です。ヤマグワの種子はこの4倍以上もあった。Dは昆虫の脚や外骨格、
Aのしの黒い塊はアカネズミの毛の塊(これもこの4、5倍あった)。長く太い毛が2本見えるが、これは始めはアカネズミのヒゲかと考えたが、テンが食後自分の身体を舐めった時に抜けた毛であろうと考えた。
以上で、「森をつくる動物たち」の採集してきたテン糞の分析結果です。
皆さん、どうもありがとうございました。
1 件のコメント:
テン糞の洗浄分析ありがとうございました。飽食時代の人の健康管理目標(1日30品目)なんかと違って、植物質についてはその季節・その地域で食べられる同じ物を何時間も食べてるって感じですかね。本来は、多くの参加者に、内容物も見てもらいたいので、パーキングの手洗いでバケツに水を汲んで駐車場で実演すれば良かったですかね。
伊豆川哲也
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