梅雨の晴れ間で、一日雨も霧雨も無く、暑いくらいの日差しもあった。
丹沢実習、今年の2年生は人数が多いので3班に分かれた。
宮ヶ瀬湖周辺で鳥観察班、あまり歩かない定点観察班、それと移動観察班である。
ぼくは歩いて動物との出会いを期待する移動観察班を引率した。
土山峠で降りて、堤川林道をつめ尾根にとりつき、宮ヶ瀬尾根の稜線前でのヒル避けも兼ねた小休憩で、元気な学生たち
この尾根から鍋嵐が見える。
ベニタケ科のキノコだ。1センチほど齧ってみる。
学生たちは毒キノコだ!と云う。
ぼくはイヤ大丈夫と2個持ち帰る。
チシオダケかドクベニタケか持ち帰ったキノコの状態が悪く、一つ同定できず。
スギ林に顔をだし、直径5,6センチのものであった。
手持ちの本では、チシオダケもドクベニタケも苦いとあるが、今あらためて少し噛んで舌の上で転がしてみても苦くはないのだ。このベニタケ科ベニタケ属には毒タケは一つもないようだ。
だが、崩れたキノコなので、食べることはやめることにする。
女子が、持ってきた鳥の羽
アカゲラかヤマセミのものだろうが、鳥痴のぼくは同定無理だ。
どなたか教えてください。
猛禽に襲われたようだ。
堤川林道沿いにあったマメガキの花
ホタルブクロが丁度大きな鈴をぶら下げていた。
鈴の中にスジグロチョウが入っている。
宮ヶ瀬尾根からハタチガ沢林道に下りて、林道を清川トンネルにむかった。
真っ黒のクマの毛の塊やクマ糞やクマの食痕を見つけ、
他にも歩かなければ出会えない興味深い事にであった。
クマ糞はもちろんゲットする。
今の時季、クマは食べるものがあるのだろうか?
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