久しぶりのブログアップである。
先日3月19日の野生生物探検隊で:
先日3月19日の野生生物探検隊で:
湯河原駅発9時の奥湯河原行のバスに乗り、広河原から藤木川に沿って
山道を登っていくと大きな砂防堰堤がある。
その堰堤のところにいつもテン糞があるのだが、今回は堰堤の手前2m
のところの道路端にあった。
10:43テン糞
キブシの種子多数、節足動物の外骨格少々であった。
これから天昭山野猿公園跡まで行き、レインギアの上下を着て、スパッツを着ける。
そこから藤木川左岸尾根に登る。
スギ林を登るが、アオキなどの木も生えているため、葉についた昨夜の雨粒が落ちる。
メガネが吐く息と湿気でまるで風呂場にいるように曇る。
尾根道はしっかりしている。
イノシシのフィールドサインやタヌキのタメ糞などの写真を撮る。
県道椿ラインに出て、200mくらい下ってから白銀林道への尾根をとる。
が、ひどいササヤブだ。もうお昼には幕山に着けないことをisa隊員に電話する。
2mを超すササヤブを両手で掻き分けながら下る。これが登りならとても無理だ。
ササだけでなく、サンショウ、ジャケツイバラ、クマイチゴ、サルトリイバラなどの棘をもつ灌木があり、さらに、サルナシ、ヤマフジ、ボタンヅル、スイカズラなどの蔓性植物が絡みつく。
沢に下りることにきめる。これが正解だった。
ヤブが酷い場合は沢の方がまだしも歩きやすい。
40分もしないで林道にでることができた。
林道を歩いていると、take隊員から電話がある。
こちらに来るというので、出会うまでに少し歩こうと急ぐ。
お昼のインスタントラーメンを食べ終わって再び歩き始めてtake隊員の車がきた。
take隊員の秘密のルートを歩く。まず、シュンランがあちこちに咲くところにいく。
ノウサギがシュンランの葉を食べているが、花は食べていない。
そこから再び林道へ戻り、またまた秘密のササヤブのトンネルへ。
イノシシの糞を採集する。
これは今日洗いつくしたら植物繊維だけが残った。
皆さんに、「糞も探して!」と云う。
早速、take隊員が見つけてくれる。
14:12イタチ糞
14:39テン糞
この後、水場で、ムカゴネコノメ、ヨゴレネコノメ、チャルメルソウなどに皆、
目を輝かしている。
あー、ダメだ。take隊員はやまぼうしさんの軍門に下ってしまった。
16:04イタチ糞
湯河原のテン、イタチたちは一足早く、春の食物に変わりつつある。
というよりも、ここ湯河原はフクロウや猛禽、キツネも元気でいられるように、
ネズミたちが豊富に生息しているようだ。
最後はいつもの真鶴駅前のお店でわいわいと呑む。
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