昨日のGPSでの軌跡によると19.6キロ歩いたようだ。
それだも帰宅してからシャワーを浴びながら缶ビールを2本飲み、しかも夕食後はすぐ寝入ってしまった。
不動尻から唐沢峠への尾根を登り、ヒルと暑さでバテバテになる。しかし、稜線上はヒルがいなく、昼寝でもしたかったが、地面は台風の雨のため濡れているので、写真を撮って三峰を目指す。
この道は今年2度目だ。最後のピークの登りを除いてはハイキングコースのような道だ。
その最後のピークを登って、もうすぐ登山道との合流と思って歩いていたら、
クマ剥ぎの跡だ。
三本の爪痕が横にいくつかついている。
クマ剥ぎは樹皮を下から、上に引っ剥がすと考えていたが、横に爪痕が着いている。
ぼくの爪を当ててみる。
どうも、右から左に爪を移動させている。と言うことは左手の爪痕だ。
生々しい。しかし、クマは何のためにこんなことをするんだ。
樹皮を食べるわけでもない。樹液を舐める?
こんな低い位置である。たしかこの樹はツガだった。
針葉樹の樹皮は広葉樹の樹皮に比べて剥き易いので、遊びなのかな?
これはツガであるが、クマ剥ぎの木の近くにあった。
今年、初めてのクマのフィールドサインだ。なんとなく嬉しい。
ようやくテン糞も見つけた。
これから三峰山までがきつかった。途中で止めようかな?とさえ思ったほどだ。
たびたびの登り、下りで気力が萎えていくのだ。
ようやく、山頂に辿り着いて、写真だ。
腹周りがだぶついているから身体が重い筈だ。
山頂の休み台でお昼のカップラーメンを食べていると、若者男子の登山者が物見峠側から登ってくる。山頂で、しばらくへたり込んでいた。
ぼくが、先に山頂を発って不動尻に向かう。が、途中で若者男子に追い抜かれる。
ぼくは鎖場の鎖はほとんど利用しない。信用できないからだ。だから、木の根や岩のでっぱりを頼りに歩くが、若者男子は鎖を頼りに下り、登っている。
四人の親子連れが登ってきた。男の子も女の子もまだ小学校低学年だ。
感じの良い親子であった。しばらくすると、今風の登山スタイルの男子が登ってきた。
ヒルが凄かったと言って登っていった。早い、早い。
不動尻近くで再び若者男子が一人で登ってきた。
ヒルは上にもいますか?と聞いてきたから、稜線付近からはまったくいない!と答える。
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