「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2024年11月19日火曜日

散歩で見た食用菊やイシミカワの果実 Edible chrysanthemum flowers and Ishimikawa fruits seen on a walk

土曜日の午前中に散歩した。
途中の垣根に絡まっている今までに見た事あるようなタデ科の蔓性植物を見つけた。葉柄と蔓に付いている小さな棘からタデ科だと思った。撮った写真をそのままGoogleの画像検索したら、一発でイシミカワだと出た。
しかし、どうして今までこのノブドウのような果実がなる蔓に気が付かなかったのだろう。しかし、家の周りの散歩でもおもしろい物に出会うものだ。
図1.イシミカワPersicaris perfoliata
畑に植えられている食用菊を見つけた。今が盛りと咲いている。この菊の花の酢の物が大好きだ。こんなに咲いていると花を一つずつ小麦粉を少し塗して天麩羅にしても旨そうだ。
図2.食用菊
我が家の野生菊はようやく蕾膨らんで白い花弁が見えている。友人宅から貰った黄色い菊もまだ蕾だ。

この日は午後3時頃から知人夫婦と友人から送られてきたジョニーウォーカーの緑ラベル15年ものを飲んだ。何と、こちらは途中で寝込んでしまった。しかし、二日酔いはしないが、日、月といつもの夕食前のウィスキーを飲むのを止めた。健全な身体の反応だ。嬉しい。

しかし、不思議だ!兵庫県知事選だ。県の内部告発者が自殺までしているのだ。そのようなパワハラがあった知事が再選されたのだ。

2024年11月18日月曜日

木の葉を食べるアカコロブスと雑食のサバンナモンキーの歯の色        The teeth color in folivore red colobusu and omnivore savanna monkey

ヌートリアの切歯前面の赤褐色は前面のエナメル質に鉄分が含まれていることだが、臼歯の周りの黒ずみは食べた植物の化学物質のせいだ。アフリカのサル、アカコロブルスとサバンナモンキーの歯の汚れ・黒ずみを比較した。このサバンナモンキーはトウモロコシ畑を荒らしていて撃たれた個体だ。アバンナモンキーは雑食性だ。このアカコロブスはマハレ山塊国立公園で干からびた死骸として拾ったものだ。アカコロブスは葉食性のサルだ。両者の歯の黒ずみを見ると、アカコロブスの歯は全て黒ずんだ染みがついている(図1&2)。
図1.正面からサバンナモンキーCercopithecus aethiops(左)とアカコロブスProcolobus badius(右)
図2.側面からのサバンナモンキー(左)とアカコロブス(右)

サバンナモンキーの歯も少し茶褐色に汚れているが、アカコロブス程ではない。アカコロブスの食べる葉に含まれる化学物質によって歯がこんなにも茶渋がついたように黒ずむのだ。

2024年11月16日土曜日

ヌートリアの切歯と臼歯の色          The color of incisor and molor in nutria/coypu

ヌートリアの切歯の色素沈着の色の変化を前回お知らせした。今回は、植物食によって切歯の表面が赤褐色になるのは、正面だけであり、側面や裏側は色の沈着は上、下の切歯とも見られない(図1)。面白い事に臼歯(前1)4本の咬面を除く周りが全て黒ずんでいる(図1)。この黒ずんでいる部分は歯肉から出ている部分だ。
図1.ヌートリア頭蓋骨左側面から
切歯の赤褐色は上・下の切歯とも側面・裏面は無い
しかし、切歯正面の赤褐色は歯肉どころか骨の方まで入り込んでいる(図2)。
図2.ヌートリア頭蓋骨正面(左)と下顎切歯
これはどういう事だろうか?ヌートリアの切歯前面のエナメル質は鉄分が含まれるために、酸化して赤褐色になるようだが、上顎の切歯のように白くなったのは?また、骨の中に入っている切歯の前面まで赤褐色になるのは?どのような原因に基づくのだろう。
臼歯の周りの黒ずみは食べた植物のカテキンかタンニンなどの化学物質のせいだろう。つまり、湯飲みの内側につく茶渋のようなものだと云う事が判ります。

午前中に5200歩ほど散歩してきた。51分も歩いたので、部屋に入りたくない程身体が暑くなった。

2024年11月15日金曜日

ヌートリアの切歯の色の変化          The color change in incisor of nutria/coypu

ヌートリアの切歯の表面の色が黒色から赤褐色に変化している。
久しぶりにPCに保存した骨の写真を整理していたら、ヌートリアの切歯の表面の色が黒色から赤褐色に変わっているのに気がついた。
図1と図2のヌートリアは同一個体である。このヌートリアは2006年に岡山県高梁市の水田を荒らすために農家の人によって撲殺された。その死体をM.Tさんが送ってくれたので、頭部を水に浸けて腐らし、晒骨したものが図1のものだ。写真は2007年6月に撮った。その時の切歯の色は黒っぽく、上顎の切歯は黒く染まった部分が少し剥げて白っぽくなっている。しかい、下顎の切歯は真っ黒だ。
図1.ヌートリア頭骨正面 2007年6月
図2.ヌートリア頭骨正面 2024年5月
しかし、2024年5月に撮った写真では、上顎の切歯は白茶けており、下顎の切歯は赤褐色になっている。ADWでMyocastor coypusをみると上下とも赤褐色をしている。https://animaldiversity.org/accounts/Myocastor_coypus/specimens/

何でも答えてくれるエンジンのGensparkに「ヌートリアの切歯の色が変わる原因は?」と問うたところ、ハッキリした答えが無かった。第一、どうも多くのヌートリアの切歯は上下とも赤褐色で、それは植物食が原因のようだ。色が黒から赤褐色になったり、白っぽくなるのは化学的な変化だろう。

しかし、どうしてウサギやサルの切歯も赤褐色に染まらないのだろう。

2024年11月13日水曜日

友人からウィスキーをもらう I gave whiskey from a friend

友人YNからJohnnieWalkerのGreenLabelの15年ものが送られてきた。驚きだ!YNは寝る前にこのスコッチを飲んでいて旨いと云う。こちらは、サントリー角かBallantine's、偶にバーボンのJackDaniel'sだと云う。50年前にベルギー帰りの故J.Burtonさんから貰ったOldParrの味が忘れられない。年1回くらいOldParrを飲むがあの頃の旨さが感じられない。ぼくの懐具合と丁度合っているのが、角かバランタインだと伝えたところ、YNからJWのグリーンラベルを送ると来た。イヤー、ありがとう!その気持ちだけで十分だと伝えていたのだ。
まだ、飲んではいない。今夜飲もうと思う。ぼくは角の2.7リットルとバランタイン1リットルを1ヶ月くらいで飲むので、700mlのこれは15年ものだからチビリチビリ飲もう。それとも酒友達を誘って楽しむかな?

昨日は久しぶりに3千歩ちかく歩いた。途中で左足が痺れるような違和感が出てきたので、早めに切り上げた。もう無理しない。

2024年11月7日木曜日

フェイジョア Feijoa

いつも野菜をもらう知人から、柿とフェイジョアをもらった。フェイジョアを早速そのまま丸かじりしてみた。ん?この味どこかで一度食べたことがある味だ。皮ごとヘタを除いて全部食べた。皮とその周り5,6ミリはナシのような感じで固く、中身は柔らかくゼリー状で1,2ミリの種子が入っている。まだ完熟していないのか種子は肌色で一緒に食べてしまった。フェイジョアは南米の南部が原産のようで、耐寒性もあるようだ。成る程、それで藤沢の北西部の畑でも柿の木と一緒に育てる事ができるんだ。
フェイジョア
衆議院選挙が終わり、米国大統領選挙も終わった。MLBも日本シリーズも終わった。が、闇バイト強盗事件が頻発していてTVは落ち着かない。

腰椎周辺の状態もかなり落ち着いてきた。歩けるようになったので床屋に行ってきた。また、坊主状の頭にし、ヒゲも落としてもらった。1400歩だった。明日は無理せず3000歩くらいは歩こう。

2024年11月5日火曜日

アナグマの頭骨はタヌキよりも性成熟後すぐに癒合・合体する   Badger's skull fuse and coalesce after sexual maturity than racoon-dog

アナグマの頭骨を7個持っている。タヌキの頭骨は30個以上持っている。それらの頭骨を見ていて気が付いた事がある。それは、アナグマの頭骨7個の内5個は鼻骨・前顎骨・上顎骨・頬骨・前頭骨・頭頂骨などの頭骨のそれぞれ隣り合う骨同士がしっかり癒合して一つの骨になっている。しかし、タヌキの頭骨ではそのように癒合したものは1個を除いては全ての頭骨の各骨は縫合線が判る(図1)。
図1.上から見たアナグマ(左)とタヌキ(右)の頭骨
アナグマの頭骨の縫合線は矢状縫合の部分が隆起していて、タヌキも少し隆起しているが、前顎骨と鼻骨、鼻骨や前頭骨同士は縫合線がはっきり分る。このアナグマは左右の下顎骨も癒合合体している。
どうもアナグマの頭骨はタヌキに比べて性成熟後すぐに前頭骨や上顎骨などの隣り合う骨同士が癒合合体するようだが、この頭骨の各骨の癒合合体はイタチ科に共通する。しかし、タヌキやキツネ、イヌなどのイヌ科では老齢化してようやく癒合合体する。しかし、鼻骨同士や鼻骨と前顎骨の縫合は癒合合体はしない。
図2.15歳を過ぎて逝ったクロ
左右の鼻骨や鼻骨と前顎骨は癒合・合体していない。
イタチ科の頭骨はイヌ科の頭骨よりもすぐに固まってしまうが、イヌ科の動物は老齢化しても鼻骨や前顎骨は合体しない。イヌ科の動物の方がイタチ科の動物よりも頭骨の柔軟性があるようだ。

2024年10月31日木曜日

スズメガが飛び回る     Hawk-moths are flying around

10時頃の庭を見たら、タイワンホトトギスの花から花へ2匹のスズメガが飛び回っている。サンダルを履いて庭に出てスズメガを撮ろうとして追った。が、彼らは一つの花に2,3秒しかホバリングしていない。しかも、一つの花の蜜を吸ったら隣の花に移る訳でもなく、どの花の蜜を吸うか予測できない。そのため、もう大まかな予測をしていて、飛んできそうな花のところにピンを合わせていたら、来た!撮れたのが図1だ。調べたらホシホウジャクだった。
スズメガの仲間の幼虫や蛹を庭の草むしりをしている連れ合いが見つけることがある。4,5センチもある大きな蛹である。
図1.タイワンホトトギスの花の蜜を吸いに飛び回るホシホウジャクMacroglossum pyrrhosticta

今日の腰はかなり改善されてきている。が、庭に出るのが精一杯だ。週末には床屋に行きたい。

2024年10月30日水曜日

ウリボウの椎間板が無くなった訳      Why intervertebral disks of infant wild pig are disappeared.

図1はウリボウの腰椎である。腰椎間が開いている。この間隙に椎窩+椎間板+椎頭が入る。まだ骨化してない椎窩と椎頭は腰椎から離れてバラバラである(図2)。
図1.ウリボウの第3腰椎~第7腰椎
腰椎間の骨化してない椎窩と椎頭を同じ外形の物同士を上下に並べた(図2)。 

図2.ウリボウの椎窩と椎頭
赤線で囲まれた同じ外形の上部が椎窩、下部が椎頭
周りをコラーゲン繊維で被われたジェル状の髄核はこの椎窩と椎頭の間に挟まれ椎間板となるが、腐ってしまった。

アライグマではこの椎窩と椎頭が椎間板を挟んでいた(図3)。それが、ノウサギでは椎窩と椎頭の間の椎間板が良く解った(図4)。
図3.アライグマの腰椎
図4.ノウサギの腰椎
どうしてウリボウでは椎間板が無かったり、アライグマでは椎窩と椎頭の間に挟まっているが黒くて不明だったり、ノウサギのように椎間板が腰椎の間にあるのがはっきりしたりするのだろうか?これは、死骸が腐食している状態を示している。ウリボウでは骨になった部分しか残らず、アライグマでは椎間板が軟骨の椎窩と椎頭を挟んだまま干からびてしまった。ノウサギでは椎間板のゼリー状の部分がまだ柔らかく残っている時に骨を洗い腰椎が椎間板で繋がったまま干したからである。

しかし、タヌキでは椎窩と椎頭も骨化して腰椎の一緒になっている(図5)。椎間板はこの間に挟まっていた。しかし、死骸を腐らして硬い骨部分は残ったが、柔らかい椎間板は腐って消失した。
図5.タヌキの第6腰椎椎窩と第7腰椎椎頭

図6のニホンザルは性成熟を過ぎた♂だが、タヌキとは違って椎窩と椎頭は腰椎から離れ落ちている(図6)。どうも、サルの腰椎骨端がタヌキのようにしっかり骨化すのは老齢になってからのようだ。ただ云えるのは腰椎の間の椎間板がどの位の厚さがあるのか不明である。死んだ直後のサルを含む動物たちの椎間板を見てみたいものだ。
図6. サルの第6腰椎窩と第7腰椎椎頭

2024年10月28日月曜日

アライグマとノウサギのの腰椎と椎間板             The lumbar and intervertebral disk of racoon-dog and hare

動物たちの椎間板を見ていて、何だか分からなくなってきた。椎骨と椎骨の間にある椎間板は一つである(図1)。アライグマの第6腰椎と第7腰椎に間には椎間板が一つある(図1)。
このアライグマは大腿骨や脛骨などの骨端部が骨化してなくて分離しているのでボンドでふっ付けた。まだ若い個体である。

図1.若いアライグマの腰椎Lと椎間板id
図1の若いアライグマの第6腰椎と第7腰椎の間のidがあるが、このidは第6腰椎の後ろの骨端部の椎窩と前の骨端部の第7腰椎椎頭が椎間板を挟んで一体化している。つまり、このアライグマの軟骨部分の椎窩と椎頭部分が椎間板(周りをコラーゲン繊維が囲んだゼリー状の髄核)を挟んでいる。
椎間板がコラーゲン繊維が囲んだゼリー状の髄核であるのを図2のノウサギの腰椎と椎間板を見ると判りやすい。
図2. ノウサギの仙骨と第5,6,7腰椎と椎間板
腰椎の左端に第4腰椎の椎窩部分が第4腰椎から剥がれて椎間板に付着
図2のノウサギの椎間板は薄茶色のゼリーが固まったようになっている。

この椎間板がヒトだと立ち上がるので頭部、胸部の重みがかかることになる。椎間板はゼリー状の柔らかい物なのでコラーゲン繊維が周りを囲っていても人の姿勢の歪みによって圧力に耐えられず押し出されて脊髄を圧迫したりするか、腰椎自体が圧迫されて擦り減って椎頭部分の尖り脊髄を圧迫するのだ。

昨日はヨチヨチ歩きで投票所へ行った。連れ合いは背を伸ばして歩けと云うが伸ばすと痛くて歩けない。他人の痛みは経験しないと理解できない事は解かる。それでも無事投票を終え、帰路には和菓子を買って帰宅だ。

タヌキ、サル、アライグマ、ノウサギの腰椎を見てきたが、タヌキやサルでは椎間板らしきものが見当たらない。これはどうしてなのか?