「丹沢フォーラム」が終わって、「札掛森の家」でぼく等はマイクロバスから降りて
皆さんと別れる。
「森の家」の広場の前のケヤキの幹に虫が集合している。
上を拡大したものだ。
ヤマボウシさんがヨコヅナサシガメAgriosphodrus dohrniという虫だと教えてくれる。
赤色がところどころにあって奇妙な模様だ。
サシガメの仲間に一度刺されたことがあるので、捕まえないことにした。
この赤い模様が出ているのは、まだ脱皮して間もない個体のようだ。
しばらくすると黒い色に変わるようだ。
初冬になると樹上部から降りてきてこのように集まり、
樹皮の割れ目などで集団で越冬するようだ。
サシガメなので他の虫を刺して体液を吸って生きていく外来性の益虫とのこと。
ヨコヅナサシガメとネットで検索するとたくさんでてくる。
冬季に「札掛森の家」に泊まったときや、「黍殻山避難小屋」に泊まったときもそうだが、
ストーブをつけて部屋が温まるとカメムシ、テントウムシの仲間などの越冬昆虫が天井などの隙間から落ちてくる。
サルたちがこんな越冬昆虫を見つけたらカメムシであろうとサシガメであろうと旨そうに食べる。
カメムシを食べているときはパリポリとまるで落花生でも食べているように
辺りにサンショウの果実を潰したような臭いを漂わせる。
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